森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私 @ 原美術館

実は行く気はなかったんだけどレクチャーパフォーマンスなるものにお誘いいただいて観に行ったらめっちゃよかったパターンでした。
2016年に国立国際美術館で開催された展覧会で、もう森村のエゴに飲み込まれる感じで見ててしんどかったったトラウマがあったんですが、これぐらいの規模だとしっかりキュレーションが収まってる感じがして素晴らしかった。
今回はバルトの「表徴の帝国」に出てくる、「真ん中が空虚である」という日本人観から出発して、森村自身の「真理や価値や思想というものは(中略)いくらでも自由に着替えることができるのだ。」という思想、個人史から日本人とは何たるやという大きなテーマに挑んだ展覧会。
この「エゴオブスクラ」という展覧会自体は2018年にニューヨークのジャパンソサイエティでやったみたいなんだけど、そこから少しアレンジを加えての開催。
作品は新旧入り乱れてて、改めてセルフキュレーションの上手い人やなぁと唸りました。
もう全部今回のために作られたんじゃないの?ってぐらい新作と旧作の差がない、どころかむしろ新旧が絡み合って複雑なポリフォニーを形成してる。
例えば森村作品の中でも有名なマネの「オランピア」を模した1988年に発表した「肖像・双子」は「モデルヌ・オランピア 2018」へと再製作されていて、これはベッドに寝そべる女性が蝶々婦人としての日本人で、黒人の部分が白人の男性に換えられています。

会場には撮影した実際のセットも。超アナログw

三島とマリリンの対比も素晴らしかった。
三島=男装した女性、マリリン=女装した男性という解釈はとても面白い対比。
さらにそれが女性としての日本と男性としてのアメリカの対比にもなってる。
その対比は昭和天皇とマッカーサーを写した写真に模した作品「なにものかへのレクイエム(思わぬ来客/1945年日本)」(2010)でも顕著。
この男性←→女性のトランスも森村作品に通底するテーマ。
今回森村自身によるレクチャーパフォーマンスを拝見させていただいたわけですが、その映像の中で出てくる黒いドレスを着たマリリンが、ドレスを脱ぐと赤ふんどしを巻いてて、そこから三島に変身し、かの有名な市ヶ谷駐屯地で起きた三島の自決の際に発せられた演説が始まる様は圧巻。
このレクチャーパフォーマンスでの最大の見せ場がこの演説で、なんと三島に扮した森村の演説の映像を前に生身の森村がアフレコするという、幾重にも重なる自己を目の当たりにした感じがして衝撃でした。
このレクチャーパフォーマンス、ぜひ参加すべき!、と言いたいところなんですが、今HP見たら全回予約で満席となってました。。。
映像自体は会期中見られます。
会場中所々に見られるパチンコ玉の正体もこの映像見たらわかるかと。
この映像内のセットは展覧会の最初の部屋に展示されてます。

ところで展示されてる肖像がマリリンではなくなぜか原節子なんだけど、なんでだろと友達と話してて、それって「原美術館」と「原節子」をかけてるのでは説が出たんだけどどうなんだろう笑
それにしてもこの展覧会入れてあと4回で原美術館が終わっちゃう。。。悲しい。
前回の加藤泉さんの作品もさりげなく残ってたし、この建物だけでもぜひ残して欲しいなぁ。。。
森村展は4/12まで。こちら。


森村のこと調べてたらこんなHP見つけちゃった。。。
「森村泰昌」芸術研究所
DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに @ 国立新美術館

逆に期待しすぎてあまりのれなかった展覧会。
なんだろう、「傷ついた風景」というテーマも抜群にいいし、作家陣も最高だし、実際個々の作品も素晴らしいんだけど、展覧会として見たら全然取り止めがなかった。
空間なんだろうか?なんなんだろう。
冒頭の石内都の実際の傷跡の写真と米田知子のかつて傷を負った風景の写真も良かったし、広島や長崎、そして福島へと続く導線も良かった。
特に見たかった佐藤雅治の「福島尾行」が観られのは良かった。
鳴らないピアノがひたすら鍵盤を叩いて必死に音を奏でようとしてる様にグッときた。
日高理恵子の展示もこれまで見た彼女の展示の中で最も良かったし、宮永愛子、畠山直哉と申し分なかった。
なのに!なのに!
僕の中でのいいグループ展というのは、作品同士がまるでバトンを渡すようにして流れていく感覚があるんだけど、今回その連鎖が全くと言っていいほど感じられなかった。
作品同士がぶつ切り状態。
うーん、本当に謎。やっぱり空間な気がする。
考えたら過去国立新美術館で心から良かったと思える展示って見たことないかも。。。
黒川紀章の展示室、やっぱり辛いです。ここを突破する展覧会が今後出てくるのだろうか。。。
展覧会は2/16まで。

増田信吾+大坪克亘の個展「それは本当に必要か。」 @ TOTOギャラリー・間

国立新美術館行ったので同じ乃木坂にあるTOTOがやってる建築のギャラリー間へ。
ギャラ間めっちゃ久々。いつ以来だろう。。。って調べたら2010年のデイヴィッド・アジャイ展以来だった。。。
そして、今回の増田信吾+大坪克亘を知ったのも2010年のU-30。
10年!怖い。。。
そんなこんなで増田信吾+大坪克亘展です。
展示は地下1階、3階、4階となってるんですが、地下では写真、3階では模型、4階では土地の模型となってます。
この展示の面白いところは、まるでGoogleマップのようにスケールを行き来することができるということ。
地下の写真の展示で建築のディテールや色味などを知り、3階の模型で建物全体を知り、4階でどういう場所に建ってるのかを知ることができます。こういう建築の展示ってありそうでなかったかも。
特に4階の土地の模型はめっちゃ面白かった。
建築模型だと縮尺がまちまちなので、どういう風に建ってるのかってイマイチ想像しにくいんだけど、すごくわかりやすくイメージできました。
そしてこの二人の建築の実直さがすごい。
屋根と階段だけの建築とか唖然とする。しかもその屋根を支えるための構造も面白い。
U-30の頃は結構幻想的なイメージだったけど、この十年でこういう風に歩んできたのかと思って感慨深かった。
展覧会は2/16まで。DOMANIとセットでどうぞ。
今年のギャラ間はこの後もSANAAにアンサンブルに久々に通うことになりそう。





白髪一雄展 @ 東京オペラシティアートギャラリー

年々具体作家の作品の値段が高騰していて、どんどん国外に流出していく中、今具体作家の展覧会をやるのは中々苦労することなのではないかと思うんですがどうなんだろう。
というわけで、今回の白髪一雄展はとっても貴重な機会だと思います。
考えたら単発で見たことはあってもこれだけまとめて見たことってなかった。
初期の作品はこんなだったんだ、とか、有名な足で描いた作品もディテールこんなだったんだ、とか、途中こんな作品やってたんだとか色々発見はあったんですが、最大の作品は、これリヒターやん!となったところ。
これまで白髪一雄とリヒターを同じ軸で観たことってなかったんですが、今回の展覧会を観てる最中ずっとリヒターのアブストラクトがずっと頭に浮かんできて仕方がなかった。
絵の具を「こする」という動作がまさにリヒターの創作に通じていて驚きの発見。
あと、一作だけ床置きで展示してる作品があってこの展示はめっちゃいいなと。
彼の場合足で描くので、制作中は画面は床置きなわけです。
その制作状態と展示状態が一致してるってのはとても自然なことだと思う。
以前豊田市美術館でイヴ・クラインの作品を床置きしてるのを観たことがあるけれど、本当に素晴らしかった。
ポロックなんかも床置きで観てみたい。
床置き展示、これからも増えるといいな。
それにしても、昔から不思議なんですが、どうして白髪一雄は作品に足跡を残さなかったんだろう。
足で描いてる割に、言われないとわからないんですよね。
もちろん足跡を残すなんてダサいし説明的すぎるんだけど、画面に足の存在が浮き上がってこないのは本当に不思議。
そんなこんな、色んな発見があった展覧会でした。3/22まで。




A'holic Selection07 "か かた かたち" 開催のお知らせ。

本日(1/20)より選書企画第七弾「か かた かたち」がスタートしました。
今回はデザインをテーマに選んだ書籍たちです。
タイトルは建築家・菊竹清順のデザイン哲学から。
“ISSEY MIYAKE” (2016) TASCHEN
“TALKING TO MYSELF BY YOHJI YAMAMOTO” (2002) CARLA SOZZANI
“sacai A to Z” (2014) RIZZOLI
“A REAL OF UN REAL AGE” (2013) PARCO
“John Galliano Unseen” (2017) Thames & Hudson
“ALEXANDER MCQUEEN: SAVAGE BEAUTY” (2011) THE MET NY
“MARGIELA THE HERMES YEARS” (2017) LANNOO
“A MAGAZINE #1 CURATED BY MARGIELA” (2004) A PUBLISHER
“A MAGAZINE #2 CURATED BY YOHJI” (2005) A PUBLISHER
“+81 VOL.76 Comme des Garcons issue” (2017) 河出書房新社
“New Shoes” (2007) Laurence King Publishing
“african textiles” (2002) Thames & Hudson
原広司 「集落の教え 100」 (1998) 彰国社
「せんだいメディアテークコンセプトブック」 (2001) NTT 出版
西沢立衛 「西沢立衛建築設計事務所スタディ集」 (2009) INAX 出版
セシル ・ バルモンド 「インフォーマル」 (2005) TOTO 出版
原研哉 「白」 (2008) 中央公論新社
「フィン ・ ユールの世界」 (2012) コロナ出版
「ハンス ・ ウェグナーの椅子100」 (2002) コロナ出版
そして今回FASHIONSNAP.COM様に取り上げていただきました!
ずっと以前から毎日のようにチェックしていたサイトなのでとても嬉しい!
https://www.fashionsnap.com/article/2020-01-13/a-holic-selection-7/
今回定食も新たになりました。
祖母直伝の粕汁に、しらすご飯、切り干し大根の煮物、菜の花の辛子醤油和え、大根の柚子漬。
相変わらずBBA料理ですww

あとBAR専用チョコも新味「ナツメグシナモン」が登場です。
それに代わって「梅トンカ」がなくなりました。

年末からやってる飲み放題も継続中!
現在14種類のウイスキー・バーボンが飲み放題。
なくなり次第終了します。

よろしくお願いいたします!
北京のこと。

年末年始で北京に行ってきました。
12/30から1/2まで。
中国は旧正月がメインなので、大晦日も元旦もほぼ通常営業。
この仕事してたら年末年始ぐらいしかまとめて休めないのでちょうどいい。
ってもしかしたら欧米もクリスマスメインだし、アジアも旧正月メインなので年末年始海外はありですね。
にしてもここまでスルーかってぐらい大晦日も元旦もなかったです。
カウントダウンは地元のクラブでしてたものの街中ではなかったし。
1日もなんだったらまだクリスマスソングが流れてました。(クリスマスはやるのね)
帰国してから正月感がつかめず、逆に遅れて今正月気分です。。。
今回中国本土は初めてで、しかもいきなり北京。
ロシアに行った自分でも色々恐れおののきながらもなんとか無事帰国できました。
故宮博物院も万里の長城も見てないけど大満足。
北京にまた行くことはないと思うけど、中国に行くことはあると思うのでその時のためのメモ。
まず一番何が怖いって、「金盾」と呼ばれるネット規制。
グーグル、ヤフー、LINE、Twitter、Instagram、Facebook。。。
普段使ってるツールがほとんどこれの影響で使えない。
ほとんど上記に依存して生きてるので、これなしの生活とか考えられない。。。
しかし実はいくつか中国でも使える方法はあって、一つはグローバルWifi。
でも、1日3千円とかするらしく、ケチケチ旅行にはキツイ。
そこでよく上海に出張に行く友人が教えてくれたのが香港のSIMカード。こちら。
半信半疑で買って、空港でSIM入れ替えて電源つけたらまじで繋がった!
APNを書き換える必要はあるけど、普通に使えるのは本当に助かる。
ただしSIMフリーのスマホであることが条件です。
普段海外で地元のフリーWifiでやりくりしてるので、常時ネットが使えるのはやっぱ便利だなー。
とはいえ何故かGPSが狂いまくります。怖い。
現在地が合わないので中々苦労しました。。。
次に怖かったのが気温。
北京の冬は-10度とか普通なので行く前から憂鬱でした。
でも何故か雪が全く降っておらず、降った形跡もなく、風もほとんどなかったので助かった。
もちろん空気は冷たいんだけど、着込めばなんとか。
あとPM2.5とかはよくわかんなかった。
むしろ街中を電気バイクがめっちゃ走ってて、進んでるやん!と思いました。
音もなく走ってるので不気味だし普通に危ないんだけど。
そして、何と言ってもお金事情です。
今中国はキャッシュレス化を全力で進めてて、現金が使いづらい。
とはいえ、そのキャッシュレス、2大payのWechat payとAlipayは中国の銀行口座持ってないと使えない。
故に観光客が使えないのです。
まあ、このキャッシュレス化は国民が何を買ってるか把握するためのものでもあるのでさもありなん。
あとクレジットカードも普通のVISAとかだと使えないケースがあります。
ホテルとかは使えるんだけど、鉄道とか美術館とかはまあ使えない。
そのために僕はわざわざ銀聯カードというのを作っていきました。こちら。
これだとほとんどの場合使えるみたいです。めんどくせー!
結果的に僕は全部現金で済ませたのでこのカードも使いませんでしたが、高額紙幣とか出すと如実に嫌な顔されます。。。
お釣り無いんだけどって感じで、実際お釣りくれなかったこともw
あと数年したらマジで紙幣は使えなくなりそうです。
余談ですが、キャッシュレスとは裏腹に、中国は今国民の文化レベル向上のため、本屋や図書館の増強をしているらしい。
中国が向かう「書店4.0」とはどんな世界か。
世界的には紙の本は廃れてきてるし、本屋も縮小傾向にあると思いますが、中国は逆。
なんと今が一番書店の数が多いらしい。
天津の図書館も多分その一環で政府からの後押しがあるみたい。
ここのブログに北京の本屋さんがいっぱい載ってるので本屋好きな方は参考までに。こちら。
最近話題なのが教会をリノベーションした「模範書局」。
オリンピック前後は古い建物ばかすか壊してたけど、今はリノベーションが流行りのよう。
この模範書局がホテルの近くだったので最終日に行ったんですが、どうやら教会の方ではなく、こっちは多分本店。めっちゃ狭いですがいい雰囲気でした。中国語版「悪の華」があって買いかけた。

この近くは北京坊といって古い町並みに新しいお店が入ってるオシャレエリアらしい。
新しくできたMUJI HOTEL。ここ泊まりたかったな。

近くのスタバ。なんかすごい。スタバは日本と変わらない値段。

ちなみに物価は思ってたより安かった。
今日本は世界と比較して圧倒的に安い国になってます。
なので北京でも日本より高いかもとすら思ってたんですが全然そんなことなかった。
まず交通費がめちゃくちゃ安い。
地下鉄初乗り5元だか4元だかなんで、大体の70円ぐらい。
タクシーも深夜に10分ぐらい走っても400円ぐらい。
とにかく安いのでタクシーおすすめ。
中国語できなくても、場所の名前と住所示したら乗せてくれます。
行く前に、タクシーも皆アプリで呼んじゃうので流しがないと聞かされてましたが普通にありました。
但し走ってるタクシーを捕まえるのは至難の技。
北京の車道が広すぎて、真ん中を走ってるタクシーとかどう止めていいかわかんない。。。
あと無理矢理乗らないと、他の人に横取りされるので注意。僕もされました泣
地下鉄はぜひ一卡通というICカードを作りましょう。空港でも作れます。こちら。
200元(3000円ぐらい)入れたけど、全く使い切れず、空港で払い戻ししてもらいました。
一駅間が案外距離あるので、迷わず交通機関使ってください。
一駅だしとか乗り換え面倒だしとか言って歩いた僕は結果中盤からびっこひいて歩いてた。。。
食事も安い。
せっかくなので豪勢に北京ダックをと思って頼んで、チャーハンと水餃子とビールも頼んだけど、3000円ぐらいだった。。。
あとどう考えても食べ切れないので、普通に残しちゃってオッケー。
というか、中国は残すのが礼儀とかも聞いたことあります。
ただ、中華、3日もすりゃ飽きました。。。

あとどうでもいいんですが、地下鉄乗ってたら窓の外に広告が出てて、それが電車を追いかけるように普通に流れてるんだけど、これどうなってるんだろ?(語彙力)
今回久々にLCCではなく全日空様を使わせていただいたんだけど、久々の機内食とモニターにテンション上がりました。
行きはビーフシチューで普通にうまかったし、観たかったポン・ジュノ監督の昨年のパルムドール受賞作「パラサイト」も観れてラッキー!普通に年明けに映画館で観ようと思ってたので映画館代が浮きました。あと昨年見逃した「アド・アストラ」も。
そして帰りはなんと僕の席の机が壊れてたためになんと途中からビジネスクラスへ!
もっと乗ってたかった。。。最高でした。幸先のいい新年だわ。

んー、あとなんだろ。思い出したら追記していこう。
とりあえず北京攻略したので、次は上海。
来年は上海ビエンナーレもあるので、また年越行きたい所存です。
このドローンショーも見たい!
北京大興国際機場 by Zaha Hadid
北京行きを決めたのは、カプーアとこの空港の合わせ技でした。
この映像を見た瞬間に行かねば!というスイッチが入ったのでした。
ということで、北京鑑賞記録最後はザハの遺作、北京大興国際機場です。
とりあえずここに離着陸すれば一石二鳥と思いきや、まだ北京首都空港からの移行がほとんどできてなくて、この新空港は目下国内線がメイン。
なので、海外から来る場合は、一旦首都空港に降り立ってわざわざ行くしかないのです。。。
まあ、行きましたけどね!
今の所乗り換えもまあまあ不便ですが、今後便利になって行くかも。
でもまあ、行った価値は十二分にありました。。。
お写真でどうぞ。




















泣きそうなぐらい美しい。。。撮っても撮っても撮り足りません。。。
搭乗エリアもかっこよすぎで入れなかったのが悔しい。。。
遺作にふさわしい名建築でした。。。
ヘルドムの鳥の巣スタジアムといいこれといい、益々日本の国立競技場が残念でなりません。
今回北京の建築を見ながら、国力の差を痛いほど味わいました。。。
次回は乗り継ぎでもいいからまたこの空港に降り立ちたいです。。。
それにしても天井に照明らしきものがないんだけど、夜はどうなるんだろう?
あと北京にザハがもう一つ。
こっちは今ひとつって感じですがせっかくなので。
銀河SOHOというショッピングセンターなのですが、上海にも同じ系列の凌空SOHOというのがあります。
あともう一つ北京にLeeza SOHOってビルもあったみたいですがそっちは行ってません。全部ザハ。
でかすぎてよくわかりませんが、まあザハって感じでした。










何だろう、こっちはあまりテンションが上がりませんでした。
1番のハイライトは、疲れてたまたま入ったカフェが猫カフェだった時。
猫と戯れながら中華麺を食べました笑
以上北京鑑賞記録!
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ZAHA HADID
vitra.
Environmental Centre by Zaha Hadid
Tram Station by Zaha Hadid
Hotel Puerta America
天津浜海図書館 by MVRDV

北京から天津へ。
目的はMVRDVによる図書館を見に行くため。
まさかこの建築を観られる日が来ようとは。。。
一昨年竣工したこの建物。
初めて観たときは凄すぎて三度見ぐらいしました。
まあ、とりあえず写真をどうぞ。



















という感じ。
笑けるぐらいフォトジェニックで、入館者の半分は写真目的だと思います。
冒頭のファサードは裏口で、入ろうとしたら裏に回ってとジェスチャーしてくれました。
実はこの日1月1日なんですが、中国は旧正月がメインとはいえ、普通にやってました。
入る時にセキュリティチェックがある為に列ができてますが案外すぐ入れました。
中にはちゃんと本読んでる人ももちろんいるし自習室だってあります。
でもほとんどの本がプリント!
初めて見た時上の方の本とかどうなってるのかと思ってたらこういうトリック。
ダミー文化に親しんでる中国ならではのプロジェクトかも笑
日本だったら中々ここまで割り切れずに通らない案かも。。。
真ん中の球体は一応入ることができて、中は普通の劇場でした。
僕の行った時は何もなかったけど、なんとこの球体光るらしいです笑
中国は今国民の文化レベル向上のため、本屋や図書館の増強をしているらしい。
中国が向かう「書店4.0」とはどんな世界か。
世界的には紙の本は廃れてきてるし、本屋も縮小傾向にあると思いますが、中国は逆。
なんと今が一番書店の数が多いらしい。
この図書館も多分その一環で政府からの後押しがあるみたい。
最近話題なのが教会をリノベーションした「模範書局」。
オリンピック前後は古い建物ばかすか壊してたけど、今はリノベーションが流行りのよう。
貨幣はキャッシュレスなのに不思議ですが。
ここができた時、見に行けるかわからないけど、一応グーグルマップに星印つけてて、今回北京行くのに色々見てたら、あれ、ここ案外近くない?となり行くことに。
北京南駅から天津まで高速鉄道でたったの30分。
高速鉄道は、時刻表見て、紙に書いてなんとか伝えて切符買えた笑
要パスポート。中国の人も国民カードみたいなのを通してました。
2等席で片道54.5元なので900円ちょっとぐらい。

ただ天津からが遠くて地下鉄の市民広場駅まで45分、そこから2km。
地下鉄は北京の交通カードが使えず、現地で切符買ったんだけど予想外の形だった。。。

駅から歩けなくもないけど、既にこの頃足が悲鳴を上げてたのでタクシー。
とにかくここの写真見せたら通じます笑
中国のタクシーはめちゃくちゃ安いのでどんどん利用すべき。
ここは文化複合施設なので、タクシーもすぐ拾えます。
他にも博物館とか色々あったけど、見たのはここだけ。
ちなみに行くのに参考にしたサイト。
美しすぎる近未来的図書館「天津浜海図書館」
中国一美しい図書館「天津濱海図書館」が超フォトジェニック!
にしてもMVRDV、本当面白い建築建てるなー。
最近できた韓国のクラブもやばい。
毎回三度見はしちゃいます。
ただただ「映える」だけじゃなくて、なんとなく批評性を宿してるのも素晴らしい。
新しいプロジェクト竣工する度にチェックしてます。
最近気になる建築家はトーマス・ヘザウィックとBIG。
ヘザウィックは昨年NYにできたVesselと南アフリカの美術館が見たいなぁ。
今年は森ビルで展覧会があるし、2023年には虎ノ門に日本初のヘザウィック建築が!これにはOMAとかも関わってる大きなプロジェクト。こちら。
最近BIGもトヨタとの都市計画「Woven City」を発表したばかりだし、中々アツい。
ザハの国立競技場が頓挫して以降、なんとなく日本では海外の建築家が大きなプロジェクトを成し遂げるのは今後難しいんじゃないかという空気があったけど、ちょっと未来は明るいかも。
BIGは本家デンマークにできたレゴ本社や発電所とスキー場が一体になった施設とかヤバイ。
ビャルケのこのプレゼンもかっこよすぎる。。。
北京国家体育場 by Herzog & de Meuron / CCTV(中国中央電視台) by OMA

まさか北京に行く日が来るとは思ってなかったけど、行ったら確実に観たかった建築が2つありました。
一つは鳥の巣スタジアムでお馴染みの2008年北京オリンピックのメイン会場となった北京国家体育場。
実際に観られる日が来るなんて。。。
ヘルツォーグ&ド・ムーロン設計、構造はアラップ、芸術顧問にアイ・ウェイウェイ。
まさに国家の威信をかけた建物。
今年2020年は東京オリンピック。あれから12年も経ったのか・・・。
にしても実際に見てみると本当にすごいスタジアム。
こんな複雑なものよくできたな、とただただ感心。
スタジアム建てさせたらヘルドム本当にすごい。ミュンヘンのアリアンツも素晴らしかった。
まだちゃんと見てないけど東京の新国立競技場。。。どうなんだろ。。。
中では2022年の冬季オリンピックに向けたイベントがやってました。
あーーー、日本にもこんなスタジアム欲しかったよーーーー泣








そしてもう一つがOMAによるCCTV本社ビル。
こちらもアラップのセシル・バルモンドが構造を手がけましたが、もう見るからに無茶笑
当時レムはNYのWTCコンペを蹴ってこっちをもぎ取ったそうです。
確かに本当にすごいんだけど、実際は巨大すぎて全貌を捉えられないし、中も入れないのでそこまでの感動はなかったかな。。。
ちなみに当時もう一つ付属施設を建てる予定で完成間際まで行ってたのに、春節の爆竹で燃えるというありえない事故により焼失。。。こっちも建ってて欲しかったなぁ。。。

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Tate Modern Switch House by Herzog & de Meuron
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Allianz Arena by Herzog and de Meuron
Herzog & de Meuron
Forum2004 by Herzog & de Meuron
Laban Dance Centre by Herzog & de Meuron
Fondazione Prada by OMA
Educatorium by OMA
Casa da Música by OMA
David Hockney「大水花」 @ 木木芸術社区 / Matthew Barney「Redoubt」@ UCCA

北京はカプーアさえ観られたらそれで良かったのですが、なんとホックニーとバーニーまでやってて棚ぼた感がすごかった。
さらにサラ・ルーカスも紅甎美術館ってとこでやってたんですが、遠いのとルーカスそこまで好きじゃないのでパス。
あとアイ・ウェイウェイの関わってる草場地村や三影堂摂影芸術中心も気になってたけど、寒さと遠さに負けて行けず。
とはいえホックニーとバーニー。
ホックニーは新しくできた木木芸術社区という美術館で開催。
ここすごいのは、なんと若手コレクターの林瀚(リン・ハン)と雷宛蛍(レイ・ワンイェン)夫妻が手がける民間のアートスペースで、既に798芸術区にあるのに、故宮近くにこの新館が昨夏にオープン。さらに新たにもう一個建つみたい。どんだけ金あんねん。(ちなみにgoogle mapだとまだ新館は出ないのでご注意を)
しかもそんな個人のアートスペースにテートのコレクションが貸し出されるという事態。
今回のホックニー展、すごかったです。
考えたらホックニーの作品ってこれだけまとめて観たの初めてかも。
初期から代表作から最近のiPadで描いてるのまで。
初期の作品ほとんど知らなかったけどとても興味深かった。
ベーコンの影響がめっちゃ出てて意外。


そして何といってもアメリカに渡ってからの作品。めっちゃ代表作きてるやん!
流石に一昨年102億円という現存作家最高額を叩き出した絵は来てなかったものの。



他にも色々ありましたが、やっぱこの初期と代表作群が凄すぎた。
あと近くのビルの屋上でもiPadの作品がちゃんとプリントアウトされて展示されてた。
意外と面白いとは思ったけど、感動まではないなー。写真も撮り忘れた。
この美術館、下には京都のアラビカコーヒーが入ってて、建築も日本人の青山周平。
グッズのトートバッグが可愛くて思わず購入。
てかカプーアもバーニーもトートバッグ売ってて、中国の展覧会全部トートバッグ作るのかな?


お次はバーニー。
観光地としても人気の798芸術区の中にあるアートスペース。こちら。
展覧会はイェール大学美術館からの巡回で、今回2時間の映像も展示。
この映像は日本でも1/11から写真美術館で公開されます。(日本では映像のみ)
鈴木朋幸氏のHPに今回の新作の詳しい説明があります。こちら。
今回の作品は、バーニーの故郷でもあるアイダホを舞台に、狩猟や神話などを組み合わせたもの。
相変わらずわけわかりませんが、今回いつものわかりやすいトランスフォームもなく、とても静謐な映像で、ただただ美しくて、僕はバーニーの作品の中で一番良かった印象。
展示してる作品も、ワセリンとかではなく木のオブジェや銅版画など、とてもドライ。
銅版画は岡山芸術交流でもユイグとのコラボ作品として出してましたね。
空間がだだっ広いんですが、光の入り方も美しくて、とても清々しい展示でした。







北京美術館賞記は以上!次は建築!
Anish Kapoor @ 中央美術学院美術館

新年一発目の鑑賞記事は北京のカプーア展から!
今回年末年始を北京で過ごしたんですが、その最大の動機。
なんてったってその会場が紫禁城なんですもの。こちら。
こんなの一生観られないし、こんな機会でもないと北京は一生行ける気がしない。
ということで勢いで飛行機とホテルを押さえました。
30日の夜北京に着いて、次の日31日の朝早速紫禁城へ。大晦日感ゼロ。
気温マイナス10度ぐらいの中セキュリティチェックで1時間近く並びようやく中へ。
もう末端の感覚がない。。。
色々迷いつつ会場である太廟へ行くと冒頭の張り紙。
どういうこと?とスタッフに聞くと一言「クローズ」と。。。
え????えぇぇええええええ。。。。!???
その場で焼身自殺でもしてやろうと思いましたがなんとか思い留まり茫然自失のままとりあえず移動。
「ここは中国。なんだって起こりうるんだ。」
と言い聞かせつつ、もう1会場に望みを託して。。。
今回紫禁城ともう一会場中央美術学院美術館というところでやってます。大学か何かの美術館なのかな?
設計が磯崎新で馬鹿でかいです。外観だいぶ汚い。。。

駅から結構歩いてようやく到着し、こっちもやってなかったら次こそ焼身。。。やってた!
そしてよくよくポスターを見ると、この美術館の展示は1/1までで、紫禁城の方は12/28までだったらしい。。。
まあ、単純に僕のリサーチ不足だったわけですが、まさか会期が違うとは。。。無念すぎる。。。
とはいえ、こっちの美術館の展示も素晴らしく、すっかり癒されました。
考えたらカプーア観たの2015年のヴェルサイユ以来だった!
早速吹き抜けで馬鹿でかい作品。
「Symphony for a Beloved Sun」(2013)
確かベルリンで発表してて、実際観たのは今回が初めて。
真っ赤な円(太陽?)に向かって赤いワックス(?)の塊がベルトコンベアに乗って運ばれていくんだけど、発表当初は微妙。。。と思ってたけど生で見ると迫力がすごい。
ワックスは太陽に辿り着くことなく地上に落とされ、まるでイカロスのよう。
残念ながら運ばれてるところは見られませんでした。




次の3階ではこれまたでかい空間に作品模型と、ヴェルサイユでも発表していた「Sectional Body preparing for Monadic Singularity」(2017)。
この美術館やたら曲線が多くて、でっかい大味の空間が多いんですが、カプーアの作品とすごくマッチしていました。というかカプーアの空間の使い方が本当にうまい。他の展覧会どうしてるんだろう。。。










上の階ではこれまた初見の「Destierro」(2017)と、韓国で観た「My Red Homeland」(2003)。
「Destierro」はアルゼンチンで一度発表して以来の展示らしい。
赤いピグメントを掘る青いショベルカー。実際ショベルカーは動いてません。


正直紫禁城で観れなかった時点でかなりテンション下がったし、美術館でカプーアはいくつか観てるしなぁと思いつつ行った中央美術学院美術館の展示でしたが、やっぱり神は神でした。
今回の作品がほとんど赤いのは中国共産党に合わせてるのかと邪推。。。
去年のボルタンスキー展の時に友達と大御所になればなるほど大空間が与えられて大味の作品しか作れなくなるという話をしてたけど、カプーアは大空間でもクオリティが下がらないんですよね。
改めて素晴らしい作家。日本の美術館でもやって欲しいんだけど。。。
ちなみに紫禁城の展示は以下の映像で見られます。観たかった。。。
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Anish Kapoor @ Chateau de Versailles
ARK NOVA by Anish Kapoor x 磯崎新
Anish Kapoor @ Leeum
Anish Kapoor @ Royal Academy of Arts
Anish Kapoor @ Lisson Gallery
A HAPPY NEW YEAR 2020
明けましておめでとうございます。
旧年中はお店共々お世話になりました。
今年の年明けはなぜか北京で過ごしました。。。
また足が棒になるまで色々観てきたので追々アップしていきます。
昨年はついに自分のお店を持つというビッグイベントがありました。
A'holic開店しました。
A’holic 開店日記 -物件探し編その1-
A’holic 開店日記 -物件探し編その2-
A’holic 開店日記 -改装編-
A’holic 開店日記 -内装完成編-
ささやかながら選書企画やライブイベントなんかも開催しました。
A'holic Selection01 "welcome to Atopia" 開催のお知らせ。
A'holic Selection02 "American Abstract Attitudes" 開催のお知らせ。
A'holic Selection03 "OH MY UK" 開催のお知らせ。
A'holic Selection04 "BUILD A DREAM (NOT A DREAM)" 開催のお知らせ。
A'holic Selection05 "智 感 情" 開催のお知らせ。
A'holic Selection06 "IT'S SHOW TIME!" 開催のお知らせ。
とんちピクルスLIVE終了しました。
開店当初から営業時間も変わり、メニューもちょこちょこ替えつつ、試行錯誤の連続。。。
なんせ初めてのことづくしで、店を回すこと自体で精一杯。
お店ってこんなに大変なんだ!こんなに軌道に乗らないもんなんだ!という衝撃の連続。
4月以来8ヶ月経ちましたが、低空飛行どころか、ほとんど足ついちゃってる状態。。。
とはいえこの8ヶ月の間にいろんな出会いもあり、少しずつ常連さんも。
古いビルの3階まで一見で来られる方もすごい勇気だと思います。
お店に足を運んでもらえるのって本当に奇跡!感謝しかないです。
トライ&エラーも楽しい作業ではあります。
長く続けられたらと切に思っておりますので、皆様今後ともよろしくお願いします!
一昨年の上京と昨年の開店という人生のビッグイベントが続いたので、今年は地に足つけて着実に誠実に歩を進められたらなというのが今年の目標。
イベントも少しずつ増やしていきたい所存です。
ちなみに1/17(金)には静岡おでん会を開催します。またおしらせします。
個人的には宇部の展示もありました。遠い記憶。。。
「color field」ワークショップ@上宇部中学校
展示のお知らせ
もう作品はつくらないんですか?とよく聞かれますが、僕にもよくわかりません。
作りたくなったら作るし、何かご縁があればやりたいなとは思ってます。
ただ、今はお店が一番だし、お店が作品だとも思ってるので、もう少しお店を磨き続けたいなと。
あとお店に付随した野望があるので、それが叶うまではというのもあります。
それに関してはまた追々。
鑑賞に関して、昨年は展覧会の当たり年だったと思います。
近年鑑賞ペースは年々落ちてたんですが、去年は久々にめっちゃ観ました。
お店に置いてる展覧会チラシのファイルも最近は2、3年で一冊だったのが1年で一冊に。2011年以来。
特に後半、愛知に岡山に神戸、千葉、埼玉と都内以外の展示がよかったのが印象的。
起点としての80年代 @ 静岡市美術館
「ソフィ カル ─ 限局性激痛」 @ 原美術館
ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ @ DIC川村記念美術館
「ジャコメッティと I」 @ 国立国際美術館
サイモン・フジワラ「The Antoinette Effect」@ TARO NASU
大山エンリコイサム個展「VIRAL」 @ 中村キース・へリング美術館
「美学校クロニクル1969-2019 51年目の現在」 @ 美学校
「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」
大垣美穂子「immortal moment」@ KEN NAKAHASHI @ スパイラルガーデン
バスキア「MADE IN JAPAN」@ 森アーツセンター
あいちトリエンナーレ2019 ① 名古屋市美術館、四街道・円頓寺エリア
あいちトリエンナーレ2019 ② 愛知芸術文化センター
あいちトリエンナーレ2019 ③ 田中功起、小泉明朗
あいちトリエンナーレ2019 ④ 豊田市、まとめ
岡山芸術交流2019「もし蛇が」@ 岡山市内
アート・プロジェクト KOBE 2019:TRANS- @ 神戸市内
カミーユ・アンロ「蛇を踏む」@ 東京オペラシティアートギャラリー
山元彩香「organ」@ void+
加藤泉 -LIKE A ROLLING SNOWBALL @ 原美術館
窓展:窓をめぐるアートと建築の旅 @ 東京国立近代美術館
ニューヨーク・アートシーン @ 埼玉県立近代美術館
目 非常にはっきりとわからない @ 千葉市美術館
ダムタイプ―アクション+リフレクション @ 東京都現代美術館
舞台系は地点とチェルフィッチュの再演が最高に嬉しかった。
劇チョコ、藤田もさすが。海外勢もローザスにリヒターにタルベーラとどれも印象的でした。
チェルフィッチュ「スーパープレミアムソフトWバニラリッチソリッド」 @ シアタートラム
マックス・リヒター《ブルー・ノートブック》《インフラ》 @ すみだトリフォニーホール
ローザス「A Love Supreme ~至上の愛」 @ 東京芸術劇場
地点「三人姉妹」「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」 @ KAAT
「サタンタンゴ」 by タル・ベーラ
劇団チョコレートケーキ「治天ノ君」 @ 東京芸術劇場 シアターイースト/藤田貴大「蜷の綿(になのわた)- Nina's Cotton - / まなざし」 @ 彩の国さいたま芸術劇場
建築は正直年々興味が薄れてる感はありますが、北京で再燃してしまった。。。
昨年見た中だと谷口父子がやっぱり印象的。山梨の丹下さんも神だったなー。
インポッシブルアーキテクチャー展もよかった。ザハの国立競技場、見たかったな。。。
大阪芸術大学アートサイエンス学科棟 by 妹島和世
「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」@ 埼玉県立近代美術館
山梨文化会館 by 丹下健三
谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館 by 谷口吉生
今年はヨコトリが一番楽しみかも。もう行くことはないと思ってたのにここに来てすごい展開。こちら。
あとは都現美のオラファーに豊田の久門くん。
そしていよいよ原美術館が閉館してしまう。。。悲しい。。。
それとは裏腹に京セラ美術館やアーティゾン美術館も新たにオープンします。
舞台は藤田演出のねじまき鳥クロニクルと地点の罪と罰が大本命。
そして今回の北京に味をしめて、来年の年越しは上海にしようかな、と早くも計画中。。。
とにかく今年もたくさん感動してお店に反映できたらと思ってます!
というわけで、改めて本年もよろしくお願いいたします。