FC2ブログ

カミーユ・アンロ「蛇を踏む」@ 東京オペラシティアートギャラリー/フィリップ・パレーノ展 オブジェが語りはじめると @ ワタリウム美術館

IMG_5588.jpg

IMG_5584.jpg

IMG_5582.jpg

IMG_5574.jpg

IMG_5579.jpg

IMG_5624.jpg

IMG_5625.jpg

IMG_5627.jpg

IMG_5636.jpg

カミーユ・アンロとフィリップ・パレノ。
アンロはパリ生まれ、NY在住のアーティスト。
パレノはアルジェリア生まれ、パリ在住のアーティスト。
それぞれ中々日本で作品をまとめて観る機会はなく、僕もよく知らない作家たちでした。
特にアンロは全くわからず、近所だからという理由だけで何の期待もなく、むしろトム・サックス、ジュリアン・オピーと僕的にアウトな展示が続いただけにむしろどうせまた良くないんでしょという態度で行ったのだけど、結構良かった。
(次の白髪さんは期待してます)
まず、最初の「革命家でありながら、花を愛することは可能か」という作品は、文学のタイトルと生花を組み合わせた作品で、生花を草月流の人たちに任せてるのが面白い。
アンロはお題目を選んで、華道家たちがそれに応えるという形。
それぞれ確かに面白くて、それにしてもこの花たちは会期中どうなるのかしらと思いきや何と草月流の方々が毎朝来てメンテナンスしてるんだとか!なんて作品!
そんな花々の展示を見終えるとドローイング。これはちょっと僕的にはなかった。。。
その先の「青い狐」というインスタレーションが素晴らしかった。
無秩序なのかと思いきや、4つの壁はそれぞれライプニッツの四つの原理がそれぞれ割り当てられるらしいのだけど、結局よくわからなかった笑
そして映像「偉大なる疲労」は、国立スミソニアン博物館とパフォーマンスアーティストのアクウェテイ・オラカ・テテーによって紡がれる宇宙史とも言える壮大な物語。気づいたら全編通して見てました。
何だろう、何がいいとか具体的に言えないんだけど、圧倒的な空間の使い方のうまさ。
そしてそれはフィリップ・パレノもそうで、この展示ほどワタリウムの空間が美しく見えた展示は未だかつてなかった。
個人的に、マリオ・ボッタの作ったこの建物は美術館としてほぼアウトなんだけど、今回彼の作品が置かれることで、気づかなかった建築のディテールに気づかされました。
作品自体は、もう謎だらけで良くわからないんだけど、その作品たちがあることで空間が生き生きと呼吸してる感じがして、とても清々しかった。
氷の雪だるまは僕が行った時は溶けてなかったのだけど、その残骸みたいなのも味があって良かった。
どの作品も以上も以下もなく収まっていて、とにかくいい。
フランスの作家ってこういう空間の使い方ホントうまいですよね。
ソフィ・カルもダニエル・ビュレンもそうだけど。
いつかピエール・ユイグの大きな展覧会も見てみたいなぁ。
あまり感想になってないけど、巧みな空間的アプローチを観たい人は必見の展覧会です。

カミーユ・アンロ「蛇を踏む」@ 東京オペラシティアートギャラリー -12/15
フィリップ・パレーノ展 オブジェが語りはじめると @ ワタリウム美術館 -2020/3/22

ちなみにオペラシティは上の李禹煥も見応えがあります。
そして今回カミーユ・アンロのカタログがすごすぎる。。。
展覧会というか「青い狐」のドキュメントなんだけど、めっちゃ凝ってる!
思わず買ってしまいました。。。店でご覧いただけます。
パレノの方は今回カタログないらしい。残念。

IMG_5657.jpg
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
検索フォーム
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website
A'holicオーナー
A'holic website

twitter
Instagram
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
To See List
・2019.11.02-12.28
目 非常にはっきりとわからない @ 千葉市美術館

・2019.11.14-2020.01.19
ニューヨーク・アートシーン @ 埼玉県立近代美術館

・2019.11.16-2020.02.16
ダムタイプ―アクション+リフレクション @ 東京都現代美術館

・2019.10.25-2020.01.01
Anish Kapoor @ CAFA Art Museum | Imperial Ancestral Temple

・2020.01.11-03.22
白髪一雄展 @ 東京オペラシティアートギャラリー

・2020.01.11-02.16
DOMANI・明日2020 日本博スペシャル展 @ 国立新美術館

・2020.01.16-03.22
増田信吾+大坪克亘の個展「それは本当に必要か。」 @ TOTOギャラリー・間

・2020.02.26-06.14
ピーター・ドイグ展 @ 東京国立近代美術館

・2020.02.11-03.01
藤田貴大「ねじまき鳥クロニクル」@ 東京芸術劇場プレイハウス

・2020.02.29-03.01
地点「罪と罰」@ 神奈川県立青少年センター

・2020.03.14-06.14
オラファー・エリアソン @ 東京都現代美術館

・2020.03.20-06.21
久門剛史 @ 豊田市美術館

・2020.04.08-06.14
ヘザウィック・スタジオ展 @ 東京シティビュー・スカイギャラリー

・2020.04.18-06.21
「ジャム・セッション 石橋財団コレクション× 鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり」@ アーティゾン美術館

・2020.04.18-06.21
「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 Cosmo-Eggs| 宇宙の卵」@ アーティゾン美術館

・2020.05.14-08.09
妹島和世+西沢立衛/SANAA展 @ TOTOギャラリー・間

・2020.09.25-12.20
アンサンブル・スタジオ展 @ TOTOギャラリー・間

・2021.01.23-04.11
「平成の美術 1989 – 2019(仮称)」 @ 京都市京セラ美術館

QRコード
QR