地点「スポーツ劇」@ロームシアター京都

地点の新作の舞台を観に京都へ。
地点は昨年の8月の「茨姫」以降、11月の「ミステリヤ・ブッフ」に1月の「フィデリオ」と次々と新作を発表し続けていて、一応全て拝見しているけれど、よくもまあこれだけのものを短期間で作られるなと、ちょっと想像を絶しすぎる仕事量に呆然とする。
しかも同時並行でアンダースローでのレパートリーの演目もある。彼らは一体人間なんだろうかとすら思えてくる。
その新作群の中でも、この「スポーツ劇」はひときわ力が入っている。
何と言っても「光のない。」のメンバーが再び顔を揃える豪華絢爛な内容。
イェリネクのテキストに三輪眞弘の音楽、木津潤平の舞台美術、コレット・ウシャールの衣装、そして地点。
この3月は毎年横浜のKAATと新作を発表しているけれど、その時期とKYOTO EXPERIMENTがかぶさり、京都が初演という関西に住む人間としては喜ばしい出来事となった。
ちなみに昨年のKAATとのコラボレーション「三人姉妹」は観られず涙を飲んだので今回は楽しみで仕方なかった。
ということで以下ネタバレなので読みたい人だけどうぞ。