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Anish Kapoor @ Leeum

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今回のメインです。もう言葉はいりません。
画像問題あったら消します。
ってことで見たい方はどうぞ。

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テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

BUSAN BIENNALE 2012 @ Busan Museum of Art, etc

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釜山ビエンナーレに行ってきました。
そこまで興味のあるビエンナーレじゃないけどせっかくなので。
ソウルからバスで4時間ぐらい。1600円ぐらいで行けます。安い。。。

会場がいくつかあってそれぞれシャトルバスが巡回してます。
まずはメイン会場である釜山美術館へ。
ここは特に言うことないです。初っ端からテンション下がった。
こういうビエンナーレとかって、往々にして美術館の展示はおもしろくないですね。
結局普段の企画展とどう違うの?ってとこかな。本当に普通の展覧会でした。
高嶺格の「在日の恋人」がまた出てた。あと「ジャパンシンドローム」って作品が出てて、福島の放射能問題をかなり直接的に扱ってました。海外の人にはどう映るんでしょうか。

続いて、、、とりあえずこの写真をご覧ください。
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広安里のビーチ近くにあるミワールドというテーマパークです。そう、ここが会場なんです。
平日だったからか人がほぼ皆無ですごいシュールでした笑
調べたらこの遊園地来年なくなるみたいですね。。。わびしい。
そんな子供たちの夢の国で繰り広げられる釜山ビエンナーレですが、これがまたすごい。
のっけからイラク戦争の写真です(Sung-Su Cho)。。。その次も有刺鉄線でフラフープして血だらけになってる映像とか(Sigalit Landau)。。。とても子供には見せられません!
でも2つともものすごくよかった。
その奥のスイカがひたすら坂を転がっていく映像(Marie Bovo)もよかったし、強烈なフラッシュで残像を見せる作品(Fabrica Seixas)や、なぜかキャンディーキャンディーのちょっとエロい絵画(Hyun-Soo Son)とか、結構好きな作品が多かったですね。ここでやる意味があるのかどうかはわからなかったけど。
個人的にはここが一番よかったかも。
とりあえず美術館のがっかり感は軽減されました。

続いて、釜山鎮駅。
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ここは元々駅で現在は使われてないみたい。
色々作品はあったけど、どれもしっくり来ませんでした。
それよか隣でやってた炊き出しの行列の方が相当インパクトあったな。。。

次は釜山文化センター。
ここも色々あったけど特にインパクトに欠ける感じ。
まあ、美術館同様元々展示空間なので、普通に見れちゃうのがなーって感じでした。

最後に特別会場として佐川アパート。
駅から歩けるけどお勧めしないみたいなこと書いてあったので素直にタクシー。
韓国はタクシーが異常に安いです。何かの間違いかと思うぐらい。
この時も普通に10分ぐらい走って2200ウォン。日本円で160円ぐらい。マジか。。。
でも乗っててマジで歩かなくてよかったと思った。
もう50度はあるんじゃないかという急斜面をひたすらのぼります。韓国は坂が多いですね。
で、たどり着いた先がすごいとこでした。。。ってことでこちらをご覧ください。。。
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ここだ、とタクシーに降ろされた時は運ちゃん絶対間違ってると思った。
完全にお化け屋敷です。怖すぎます。中に入っては何度も引き返しましたよ。。。
でもせっかく来たのでおそるおそる階段上るとマジでビエンナーレの看板が出てきた。
たどり着いたら中から受付の子が出てきて、たどたどしい英語で色々説明してくれた。
その子がめっちゃかわいくて、正直説明ほとんど聞いてませんでした(死)
まあ断片的に聞こえたのは、このアパートは1959年に建てられたアパートで今は誰も住んでないとのこと。朝鮮戦争後にこういうアパートがどんどん建てられたが老朽化によってほとんど機能していないみたいな。外にも作品があると窓のとこまで連れて行かれたんだけど、その作品より、そこからの景色がすばらしくて、写真撮っておけばよかったと今更後悔。
で、いよいよ中に入ると、作家(Yeonbin Jeong)とAomaヨガアカデミー代表のJe-Chang Kim氏がコーヒー飲みながら会話してた。直前まで韓国語で喋ってたみたいだけど、自分が来たから英語にしてくれた。作家もアメリカに5年間住んでて、キム氏もインドに住んでたので英語が上手。とりあえず一緒にコーヒー飲みながらその会話を聞いたりたまに参加したり。会話の内容はメディテーション(瞑想)について。仏教(ニラバーニャ)とヒンドゥー教(輪廻転生)の違いや、瞑想の段階の話、西洋と東洋の話等1時間ぐらい参加させてもらった。こういう会話を会期中色んな人を招いて繰り返してるそうで、その模様は美術館の方に生中継されてる。そういやそんなのあった気がするなぁ。。。ってことでその時間は僕も美術館の映像に映ってたはず。
いわゆるリレーショナルアートってやつですね。何も考えずに行ったので最初は戸惑ったけど、まあ参加できてよかったです。でもこれ英語も韓国語もできないとアウトですね。。。
帰りは歩いて駅まで向かいましたが、坂道きつ過ぎて転び落ちそうになった。。。

そんな感じでビエンナーレ終了。結局一日がかりで回りました。
このビエンナーレは、前々回(2007年)のドクメンタのキュレーターがキュレーションしたみたい。テーマは「Garden of Learning」。確かに2007年のドクメンタも教育的なテーマだったな。今回も最後のアパートのやつとか特にそうだし、作品としてはつながってるけど、展覧会としてはつながりが相当薄いように思いました。そここそキュレーターの力の見せ所なんだけど。期待してなかったものの、それ相応でしたね。
光州ビエンナーレも行こうか迷ったけど、前回マッシミリアーノ・ジオーニが企画した「1000lives」が良すぎて行けなかった悔しさもあり、どうせあれは超えられないのはわかってたので見送りました。結局行かなくて正解だったと思いますが。
でも韓国は積極的に海外のキュレーターを招いてるので、ビエンナーレトリエンナーレの試みとしては、日本より遥かに先を行ってますね。日本は今のとこ国内のキュレーターしかやってない。韓国は東アジアの中でもまっさきにビエンナーレを取り入れた国なので、その実績はすごいです。
そういえば前回の釜山は先日亡くなられた東谷隆司氏でしたね。。。
光州もどんなのか気になるので、またおもしろいテーマだったら行ってみたいです。
今回の釜山ビエンナーレは今週末までです。


テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

東大門デザインプラザ&パーク by ザハ・ハディド

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韓国に行ってきました!
本当は友人の個展のオープニングに駆けつけるつもりで韓国行きを決心したんですが、飛行機取ってから友人から個展のオープニングが一週間延びたことを告げられ絶句。LCCチケットなので変更もキャンセルもできず、とりあえず行ってきました。まあ、カプーアとPerfume見れたから良しとします。

さて、まずはザハの工事中の建築から。
その日ちょうど東京の新国立競技場のコンペでザハが一等を取り話題になってた時でした。
これで中国、韓国、日本と立て続けに東アジアの国家プロジェクトレベルの大型建築を建てることになり、当時の「アンビルトの女王」の面影はどこへやら。
それにしても新国立競技場は批判の嵐ですが、実際ひどいですね。。。どうなることやら。

で、この韓国のやつ。相当でかくてびっくりしました。ここまでの規模のザハは初めて見た。
その規模のでかさに圧倒されつつ、でもやっぱ一個一個はザハザハしすぎて途中で飽きました。
一部は既に入れますが、全然入ってません。とりあえず写真だけアップ。完成は来年だそうです。

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<関連記事>
CHANEL MOBILE ART
ZAHA HADID
Environmental Centre by Zaha Hadid
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Tram Station by Zaha Hadid

テーマ : 建築デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

MOTアニュアル2012 風が吹けば桶屋が儲かる@東京都現代美術館

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さて、上京記事ラストです。
今回観た中で最も、というか今年観た中で最もよかった展覧会。
現在東京都現代美術館で開催中のMOTアニュアル2012です。
副題に「風が吹けば桶屋が儲かる」とついてて、最初観た時はなんや奇を衒ったタイトルやな、ぐらいにしか思ってなかったんですが、実際観てみるとこのタイトルがものすごく沁みます。
この言葉は日本のことわざで、何の関係もないような事柄が実は結びついてるぐらいの意味ですが、今回のこの展示でも、何の関係もない作品同士が観て行くうちに折り重なっていって因果を形成していく過程がまざまざと体感されます。
この感覚ってやっぱ言葉にできないんですが、ボレロに近いのかな?
でも、そんな奇麗なハーモニーじゃなくて、むしろノイズに近い。ってこんな言葉使うとあまりよろしくないように聞こえるんですけど、前の展示室の作品のノイズがひたすら追いかぶさっていく感じ。
個々の作品で言えば、正直好きな作品もあるし好きじゃない作品もあったけど、もうそういうレベルでは語れない展覧会だと思います。
展覧会の中で一人か二人の作家だけが飛び抜けて評価される展覧会は失敗だと思ってます。
そうではなく、ひとつの総体として観られる展覧会こそ成功と言えると僕は考えます。
その点でまさしくこの展覧会は僕の中では大成功の展覧会でした。
これだけ個々に展示室が分かれておきながら、ここまで一つのものとして観れる展覧会ってそうそうないと思います。それには相当綿密な打ち合わせが事前に築き上げられたんじゃないでしょうか。
作家もキュレーターも共犯関係にあるすごく美しい展示でした。
まあ、敢えて個々の作品を挙げるなら、まずのっけから受付で「田中功起さんの作品は美術館内にはありません」とパンチを食らわせられるとこからこの展覧会は始まるんですが(笑)、展示室でいうと、まず森田浩章さんの展示。作品の場所が書かれたインストラクションがずらっと並んでて、まずそこに作品はあるとも言えるしないとも言える不思議な展示。
「いちゃついてるカップルがいる」みたいなのの下に「現在このイベントは開催しておりません」と書いてたのには笑った。
とりあえずインストラクション見ていくと館内に色々仕掛けがある(或はないかもしれない)のがわかるんだけど、その場では見れないし、体験できない不思議な距離感がおもしろかったです。
続いて下道基行さんの作品ですが、正直この展覧会の中ではかなり浮いた存在だったかも。
下道さんが唯一作品らしい作品を作ってるので。最後に彼の旅の記録をコピーできるコーナーがあって、お持ち帰りが出来ます。
最初の森田さんのもそうですが、こうやって持って帰るものが今回すごく多い。
その時点で、もう館内では収まってないんですよね。
まあ、それは田中さんに顕著なんですが、この展覧会は、展示室という空間にも縛られてないし、持ち帰ったりイベントを外でやることで会期にも縛られない。
展覧会という制度を恐ろしいぐらい破ってるラディカルな展覧会です。
さらには、展覧会自体を見切るのが困難というのも挙げられます。
それは次のNadegata Instant Partyと佐々瞬さんの作品に顕著で、もう見きれる量じゃない情報の波で、僕はほぼ諦めた、っていうか、その波を浴びてるだけで気持ちよくて敢えてささっと見ました。この二組の作品はまた今度行くと思うのでその時にちゃんと観ます。すいません。
そしてさらに作者とは、作品とはなんぞやって問うのが奥村雄樹さんと田村友一郎さんの作品。
特に奥村さんの作品はヤバかったです笑
彼は作家業と共に翻訳の仕事もしていて、なんと今回その翻訳の仕事が作品になってました!
これまでやってきた田中功起さんの作品やレム・コールハースやサイモン・フジワラのインタビュー映像が流れてて、もはや誰の作品かわからない。だけど最後に「翻訳 奥村雄樹」って出てぞくっとする。
普段ほとんど意識することなんてないけど、翻訳というのは、やはりその訳者のバイアスを通して理解してるんですね。それを考えると本人の言葉以上に強いのかもしれない。恐ろしいです。これも今度観た時ちゃんと観よう。
あと、奥村さんはミュージアムショップに「空想解剖学」と題して子供たちと一緒にやったワークショップと、ポスター(?)を展示してるのでお見逃しなく。
で、田村さんの作品は、この美術館のコレクションを使って一つのストーリーを作るというもの。なので、造形物としては田村さん自身が作ったものはありません!すごい。。。
田村さんはさらに地下の駐車場にも展示があります。当初施設の問題で会期初めは観れなかったそうですが、僕が言った時には観れました。確かによくこんなところでって場所です。
家が再現されてて中に入れるんですが、ちゃぶ台にとりあえず座って目の前で監視の人がずっといるのは居心地悪かったです笑
そして、今回最もラディカルな「展示」をやってのけたのが田中功起さん。
冒頭にも言われたように、「田中功起さんの作品は美術館内にはありません」。
入り口で桶屋展終了までの田中さんのスケジュール表が配られます。(誕生日まで記載されてるw)
このスケジュールすべてが今回の出品作というわけです。
一応館内にも2階に「展示スペース」が設けられてますが、そこには何もないんですよね。
皆必死に何かを探してるさまがおもしろかった笑
で、田中さんの出品作として、僕が行った日は、渋谷のユーロスペースで作品の上映会と、林卓行さんとのトークが開催されてたので行ってきました。
映像は「A Piano played by Five Pianists at Once」という作品で、タイトル通り、ひとつのピアノを5人のピアニストで弾くというもの。
彼らには「A Soundtrack for Collective Engagement」というお題だけが与えられてて、その手がかりだけを元にひたすら5人でひとつの曲を作り上げていこうとする。
田中さんからの指示はまったくなくて、彼らはその目標の見えなさに苛立ったり四苦八苦しながら最終的にはそれらしいものが出来上がって終わる。
僕は音楽の素養がほぼないので、最後に出来上がった曲もそれっぽく聞こえて普通に感動したんですが(笑)、この映像の目的はもちろんその曲ではなく、彼らが無茶な目標に向かう中で見せるしぐさだとか個性だとか人間模様だとかがこの映像では浮き彫りになってくるのがおもしろいんですね。
でも、やっぱ映画館で映像作品を観るって体験自体が個人的には楽しくて、その最後普通に感動してしまったのも、映画館で普通に映画を観てる感覚に陥ってたからだと思います。
まあ、それがいいか悪いかわからないけれど、僕はこの映画館で映像を見せるというのは、やはり正しい作法なんじゃないかな、と改めて思いました。美術館の展示室で映像見せられても、やっぱ100%楽しめたことなんてないって言っても過言じゃないし。集中する装置としての映画館はやはり威力抜群です。美術館もレクチャーホールとか映像見せられる環境があるなら積極的にそこも展示室として解放すべきだと思いましたね。
それはともかく、その後トークだったんですが、事前にARTiTの往復書簡を読んで予習してたんですが、なんか、そこに触れるか触れないか微妙な感じで、しかも音楽的なこととか正直あまり重要じゃないんじゃない?というようなところを結構話されたりして僕的には消化不良でした。まあ、あまり時間もなかったってのもあるんですが。
むしろ先にも触れたような映画館で見せることとかの問題にも触れてほしかったなと思いました。
で、最後に質問のコーナーもとれなかったので、なんと質問はTwitterでとのこと笑
なので僕もちゃっかり質問したら、本当に真摯に応えてくださって感動しました。
ちなみに質疑応答の内容は以下。(著作権とかあるのかな?)

森川穣 ‏@MoriMino
@kktnk 昨日上映会拝見させていただきました。質問時間がなかったのでこちらで失礼します。田中さんにとってご自身が出演される場合と他者を撮る場合とで大きな違いってありますか?昨日拝見していてやはり彼らの会話は大きな要素だったように感じました。ご自身の時は無言の場合が多いので。

田中功起 ‏@kktnk
@MoriMino ありがとうございました。遅い時間で質問時間とれなかったのが残念でした。最近のものの中ではヤシの葉ビデオではまあまあしゃべっていますが、そこでもどちらかというと訪ねてきた人の反応を引き出す、彼らの発話そのものを重要視しています。
MOTでの奥村作品内作品に顕著ですが、ぼくはとにかく遠巻きを歩き、その場のコントロール不可能な場所から見守るしかないって状況に追いやられています。その意味では自分がでるでないは大きく違いますよね。自分が出ているとどうしてもコントロールしようとしてしまうので。
ただ、昨日のトークのように、ライブで話すと、コントロールしているしていないの境目が曖昧になって、それで満足してしまって、映像作品として自分が出て会話があるものを作ろうとはしていないのかもしれませんね。でもそう指摘されるとそのうちやることもあるかもしれません。

森川穣 ‏@MoriMino
@kktnk 丁寧にお応えいただきありがとうございます。他者を撮ってる周囲に田中さんご自身も存在しているというのも重要かもしれませんね。今後の展開も期待しております。お忙しい中ありがとうございました。

田中功起 ‏@kktnk
@MoriMino 確かにそうですね、ぼくを知らないひとは気づかないけど、ぼく自身が周りをうろうろしているのは、ヘアカット、ピアノ、詩人、次回作ビデオ、すべてに共通していて、それがこの手法の必然としていまさらながら意識されつつあるって感じです。

という内容(笑) んー、いい時代になりました。
やっぱ田中さんの映像の他者性が気になるんですよね。田中さんの他者を撮った映像は、まるで宇宙人を撮影しているかのような、圧倒的他者性を感じます。あの圧倒的な距離感って何なんだろうなって。でも自身を撮った作品でもまるで自分を他人のように撮ってるところがあるんですよね。近年の作品に他者が入ってくるようになったのは、以前田中さんのポッドキャストで学芸員の保坂健二郎さんが「なぜ田中さんの作品に他者が入ってこないのか」って指摘の影響はやはり大きいのかもしれません。
こういうTwitterやポッドキャストの公開も含めて田中さんのこの公共への意識はすごいですね。
実は今回の作品もネットで観れます。こちら。普通こんなことしませんよね。
今回のMOTでの出品作は、田中さんの態度そのものが出品されてる感じですね。(ハロルド・ゼーマンの伝説的展覧会タイトルではないですが)
来年のヴェニスも本当に楽しみです。
また、今回の出品作として、この展覧会を企画したキュレーター西川美穂子さんとの往復書簡もあって、これもおもしろいです。このやり取りがどういう風に転ぶのかも楽しみですね。
いつも展覧会の挨拶文ってテキトーに流しちゃうんですが、今回はこの西川さんの文章もものすごく美しかったです。
この上映会も含め「桶」展の体験は時間が経てば経つほど際立ってくる。本当にいい展覧会を観た時ってこんな感じ。僕の中で風が吹き荒れてます。
こんな展覧会が日本で観れることに感謝です。
企画された西川さんを始め、作家さんを含む関係者の皆様に拍手です。
またカタログが出たぐらいにもう一回観に行きたいです。装丁も立花文穂さんなので楽しみです。次はもっと時間かけて観ます。
まあ、問題は見事に一般受けが難しいところでしょうか。。。僕が観てた時にちょうどデザイン専門学校の学生たちが一斉に入ってきてましたが彼らは果たして楽しめたのだろうか。。。
あと、この展覧会では普通マイナスに機能する、観きれなさとか気散じがいいように作用するんですが、そのテンションで同時に開催されてる「アートと音楽」や常設展を観るとなんのこっちゃになります。
ってことで「アートと音楽」に関しては何の感想もありません。すいません。
常設は次行った時にアニュアルより先に観ることにします笑
これから行く人はアニュアルを最後に回ることをおすすめします。
展覧会は来年2月3日まで。美術好きなら是非!こちら

森田さんのロッカーの作品本当にありました!
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「美術にぶるっ!」@東京国立近代美術館
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こっちもどんなタイトルやねんってタイトルですが(笑)、評判がよかったので行ってきました。
開館60周年を記念して開催される、館のベストセレクションを集めたコレクション展。
ベストセレクションというだけあってすごかったです。。。
これも時間かけて観るべきでした。次ですね、次。
中でも横山大観の「生々流転」にはさすがにぶるっときました。
40mもの長い墨絵で、もう画面の流れ方とか墨の濃淡とか素晴らしいです。
さっきの話じゃないけど、長過ぎて観きれないのもまたいい。
また、戦争画のコーナーはものすごいですね。
中でも藤田の「アッツ島玉砕」と「サイパン島同胞臣節を全うす」が観れたのは大きかった。
さすがにぶるっポイントが高いです。
あと、エレベーター前の田中さんの作品おもしろすぎてずっと観ちゃいました。
おかげで最後全然時間無くて、二部の「実験場1950s」はほぼ観れてませんよ。。。次。
素晴らしいな、と思ったのが、美術館をちゃんとアップデートしようとしているところ。
日本画の展示室なんかが顕著で、壁が濃紺になってて、導線とか本当に見事。
先の大観の巻物なんか、ちゃんと導線通り進めば右から左に奇麗に流れて観られる。
ノーストレスでほとんどの作品が観れちゃいました。これって普通のことのようですごいこと。
あと、「建築を思う場所」という、以前の谷口吉郎設計を思わせる場所を敢えて何も飾らずに見せてるところとか憎いなと思いました。
やはり、ここには、田中さんのヴェニス日本館コミッショナーである蔵谷美香さんや、保坂健次郎さん等の優れた学芸員がこの美術館にいるのが大きいんでしょうね。
こないだの「14の夕べ」とかも、ものすごいイベントですよね。
東京に住みたいとは思わないけど、この近美や都現美があるのはやっぱりうらやましいです。

ちなみに現在近美にスタジオムンバイのコミッションワークも展示中です。
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あと、ベーコン展のプレチラシが出来てた。早く観たいです!

テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

須田悦弘展@千葉市美術館

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関東で観てきた個展をいくつかレポートします。
須田悦弘展@千葉市美術館
中西夏之「韻 洗濯バサミは攪拌行動を主張する 擦れ違い/遠のく紫 近づく白斑」@川村記念美術館
さわひらき「Whirl」@神奈川県民ホールギャラリー
エルネスト・ネト「Madness is part of Life」@ Espace Louis Vuitton Tokyo

すべてネタバレ含みますので読みたい方だけどうぞ。

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テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

内藤礼「地上はどんなところだったか」@ 空蓮房

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久々に東京に行ってきました。といっても6月以来ですが。
以前に比べてぐっと上京回数が減りましたね。
その分今回色々観ていて体力の衰えを感じました笑
以前なら平気でいくつも歩いてたのに、3つめぐらいでへろへろ。。。
実際観る展覧会数も減りました。といっても多いですが笑
ってことでレポります。

まず今回の上京で大きかった展示のひとつが空蓮房の内藤礼展ですね。
こちらは初期の内藤作品を思わす予約制。
しかも会期中水木金の10時から15時までという。。。
上京のタイミングに合わせてメールを送ったら、15時から特別にとっていただきました。
今サイトを見たら会期中の予約全部埋まってしまったみたいです。。。
で、内容ですが、そこはやはりあまり触れない方がいいと思うので控えます。
ただ、その空蓮房がどういう場所かということだけでも。
ここは、なんとお寺の中にあります。
名前だけでもなんとなくそういう雰囲気がありましたが、着いて少し焦りました笑
境内の中に、白い箱があって、そこが「空蓮房」という空間です。
写真のようなすこし低い茶室のにじり口のような入り口から一人ずつ入っていきます。
元々茶室だったのかな?と思って聞いたら違って、本当に純粋にギャラリースペースとして作ったらしい。すごい。。。
中も相当すごくて、角がRになった空間で、今回は小さな明かり取りのみの光で見せてました。
その光の入り方がものすごく美しくて、僕が行った夕方に入りかけぐらいの時間帯の方がぼんやりしていていいような気がしました。最初住職さんは15時以降だとちょっと暗いかもと心配されてたようですが。内藤さんの作品も見れば見るほどぼやけてきて不思議な感じでした。
結局20分ぐらいそこで過ごして友人と交代しました。
どうやらこの空間は2006年に建てられたようで、以前にも畠山直哉なんかも展示してます。
住職さん自身も以前写真をやっておられたそうで、作品をいかに見せるかというのは、作家側はすごく考えているのに、見せる側で考えてる人がほとんどいないというところから、この空間を作られたそうです。
そのお話はすごくわかって、ついつい話し込んでしまいました。
内藤さんは今ギャラリー小柳でも展示されていますが、やはりあそこで見た印象と、この空蓮房で見た印象ではまったく別の体験だったのはまちがいありません。
作品に出逢いに行くという態度そのものがこの空間では重要になってきます。
その為に、まず一礼して入る装置としてにじり口があるんですね。
この「作品に出逢いに行く」というのはものすごく鑑賞体験として重要だと思います。
もちろん小柳はあくまでビジネスもありますので、そこをどうこう言うつもりはありませんが、やはり内藤さんのような作品は、こういう空間で見せるのが一番だと感じました。
しかし世の中にはこういう志のある方がちゃんといらっしゃるんですね。うれしかったです。
それにしても内藤さんの人形のような作品の展開は驚きでした。
以前国立国際のトークでも紹介されてましたが、実際に対峙してみると、これだけ形が具体的でありながら、内藤さんの見せたいものは、以前にも増して抽象化しているのが実感できました。
実際眺めながらこれが一体なんなのかわからなさすぎて戸惑いますが、時間をかけるとそれを飛び越えちゃう感覚がありました。普通のギャラリーではむずかしいかもしれません。
これからどういう展開にいくのかも非常に楽しみです。
空蓮房の展示は予約埋まっちゃったので今からでは見れませんが、小柳は11月22日までやってます。

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豊島美術館 by 内藤礼+西沢立衛
内藤礼「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」@神奈川近美鎌倉
内藤礼「母型」@ 発電所美術館

テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

土屋公雄展「夢のあとに/交差する時間」@福井県立美術館

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久々のレビュー記事です。
本来のモードを忘れて告知ばかりですいませんでした。
ってことでこの9月10月に観た展覧会です。
この9月10月はベテラン作家の凄みを感じることの多い月でした。
最も素晴らしかったのは先月まで福井県立美術館で開催されてた土屋公雄の展覧会。
以前から彼の作品は好きで観てましたが、今回美術館まるごと展示すると聞いて、結構無理して福井まで行ってきました。でも行った甲斐がありました!
まず入ってすぐの吹き抜けの作品からやられました。
「あの時」というタイトルの作品で、縄でくくられた4つの時計が吊るされています。
それぞれ8:15、11:02、5:46、14:46で止まっています。言うまでもない「あの時」たち。
そして、奥には磨りガラスで出来た構造体に入った灰。
この灰は家一軒分の灰だそうですが、灰になったらこんなものかと思うような量でかなりわびしい思いがしました。この家の記憶も何もかも灰になってしまうのはやっぱり悲しい。
そして、最大のインスタレーションが登場。これはマジですごかった。。。
トタン屋根がずらーーーっと会場を埋め尽くしていて、じっとみてるとジュッという音が聞こえる。
なんとこのトタン屋根熱っせられてて、上から水が落ちてきてそれが蒸発してたんですね。
このジュッという音が胸に沁みてきて中々その場を離れられませんでした。
さらに、「生きられた家」という作品は、家の形をした構造物に、花柄のカーテンのような布がかけられていて、中には椅子と蛍光灯が設置されてます。この布は蓄光が施されていて、電気が消えると緑に光って家の形が浮かび上がります。僕はでも蛍光灯のついてる時の方が好きでした。とても美しい作品。
さらに奥には家の柱がグリッドに並べられた作品とかもう見どころ満載。
この廃材はどこから集められてきたのでしょうか。。。
さらに2階の常設展も土屋さんがプロデュースしていて、割れた陶器を使って月の満ち欠けを表した自身の作品「月」と月を題材にした美術館のコレクションとコラボしてました。この「月」は東京都現美でも観たことありますが何度観てもいい。
あと、「ポートレート」と題した作品があって、色んな形の矩形が壁にずらっと並べられてるんですが、それが何なのか近づくまでわからない。実はそれらは全部鏡で、汚れてたり曇ったりで中々像を映さない。これもすごいインスタレーションでした。
さらにさらに地下には「未現像の記憶」と題した鉄の部屋があって、そこに入ると壁と天井が時計で覆われていて、それぞれ時を刻んでます。その重なった音がなぜか水中の音みたいに聞こえるんですが、どこにいるのかわからなくなってしまう感覚はすごかったです。
とまあ、ざざっと走り書きしましたけど、やっぱりあの凄みは観てみないと伝わらないですね。
一ヶ月しかやってなくて、もっと長いことやってくれたらよかったのにと思います。
この展覧会はやはり震災がひとつのテーマになっています。
これまで記憶を大きなテーマでやってこられた土屋さんだからこそ今回の震災は、相当大きなものだったと思います。
実際震災以降何度も被災地を訪れボランティアをしながら今回の展示を作っていったのだとか。
ただ、あまり震災というものに縛られてこの展覧会を観るのは違うと思いました。
カタログにもあまりにそれと作品を結びつけすぎていてちょっとがっかり。
彼の作品は、その以前も以降もやはり揺るぎないものがあります。実際観て確信しました。
こういう、芯のある作家はやっぱり信頼できるなと思いますね。
震災があったからどーこーっていうのはやっぱり違うと思う。
震災以降ソーシャルアートというのが取りざたされてるけど、僕はほとんど興味ないです。
もちろんそれがいけないとは思わないけど、でもやっぱり100年後1000年後に観ても共有できる普遍的な強さをもった作品が僕は好きです。


その文脈でいくと、愛知の小牧にあるメナード美術館でやってた舟越桂展もすごかった。
舟越さんって、メディアでも多く取り上げられたりして、ちょっとポップなイメージもあるけど、でもやはり芯の強い作家だなと思いました。
特に最新作「月の降る森」は泣きそうなぐらい美しかった。
展示方法もよかったんやけど、本当これもその場から中々離れられなかった。
「美しい」っていうと陳腐に聞こえるけど、それでもやっぱ「美しい」と言わざるを得ない。
他にも舟越さんの代表作も集まっててかなりすごい展覧会でした。
あと、メナード初めて行ったけど、所蔵品がすごかった!
アンソール代表作もあったし、シーレのドローイングめっちゃすごかった!
名古屋からは離れてますが、これは観る価値あると思います。11月25日まで。


そして、関西ですが、なんといってもYoshimi Artsでやってる館勝生展はすばらしすぎた。
多分関西じゃない方はほとんどわからないんじゃないかな。
愛知県美術館には所蔵がありますけどね。あの作品は素晴らしいです。
そしてまさにその愛知の作品を観たYoshimi Artsのオーナーさんがそれに惚れ込んで今回の展覧会が実現したんだとか。やっぱ彼の作品は強いですからね。
その館さんは残念ながらもう既にこの世の方ではありません。
2009年に44歳という若さで亡くなられました。
僕は生前から彼の作品が好きで観るたびにその場に立ち尽くしてました。
思えば2003年、学生の頃ギャラリーを回りだした本当に最初の頃にギャラリー白でやってるのを観て衝撃を受けました。「忘れられない絵」っていくつかありますが、その時みた館さんの作品もその一つです。
そして今回、入る前のガラス越しでやられました。
正面にかけられていたスクエアの大作は本当にすごい。
ちょっとベーコンを思わすような緊張感がありますね。
単純に絵の具の物質感とかよりも、もう構図が見事です。
今回何点か展示されてて、すべて晩年のものですが、正面の作品が一番よかった。
改めて惜しい人を亡くしたんだなと思わせてくれる展覧会でした。11月4日までなので是非。
国立国際にも所蔵がありますね。今展示中なんかな?


あといくつか。
まず六甲ミーツアートは今村君が出してたので、初めて観てきました。
それにしても電車で行くとめちゃくちゃ遠くてしんどかったです。。。
阪急六甲駅からバスでケーブルの駅まで行ってさらにケーブル乗ってさらにバス。。。
全部回る気はなかったので、植物園とオルゴール館だけ行きました。
ミーツアートのチケットは1800円で全部回れますが、この2つだと共通券1200円ってのがあるので僕はそれを購入。正直簡単に忍び込めそうでしたが。。。ボソっ
それはともかく予想より遥かに楽しめました。
今村君の作品もすばらしかった。キノコより控えめに生えてる街灯たち。
これがグランプリってのはやっぱりすごいなー。
あと、渡辺英二さんの蝶の作品はあそこにぴったりでしたね。
加藤泉さんの彫刻も馴染んでたし、来年SHISEIDO ART EGGに出される久門さんの作品もよかった。
クワクボさんのは国立国際で観たのとはちょっと違ってました。安定感がある。
オルゴール館も楽しい作品がいっぱいで、僕的にこの2館で大満足でしたね。11月25日まで。

あとは、BIWAKO BIENNALEも行きました。
今回は近江八幡だけでなく、東近江の五個荘にも広がってます。あとやっとビエンナーレになったw
僕は近江八幡エリアだけ回りました。目当ては大舩さんと川北さん。
大舩さんのはロープウェイを上った先のお寺の中というすごい場所。
そこにめちゃくちゃでかい円の作品と掛け軸の作品がありました。
自分的には奥の部屋の黒い長い絵が好きでしたね。
近江を一望できる絶景と共にあの澄んだ空気は大舩さんの作品に合います。
さらに友人川北さんの作品を観に天籟宮へ。
この建物経年でちょっと堀の方に傾いてるんですが、それと呼応するように、川北さんのストロークがまるで流れ落ちるような展示になってておもしろかった。こういう場所に合ったユニークな展示おもしろいなーと思って連絡したら狙ってないとのことでした笑
あと同じ天籟のサークルサイドさんのも単純な仕掛けだけどおもしろかった。
他には永井俊平さんのカネ吉別邸の天井裏の作品もおもしろかった。服が人になっていくみたい。
全体として、五個荘も増えた分近江八幡の会場は減って結構すぐ回れました。
自分が前回展示してた家はベーグル屋さんになっててびっくりでした。
でもやっぱ自分のやった「うつせみ」とは全く逆のベクトルでの空間の使い方だったんで、少々苦笑い気味でした。ちょっと勿体なかったです。こちらは11月4日まで。

あと、アンスティチュ・フランセ関西(関西日仏学館の方が言いやすかったのに)の大舩さんの個展。
作品自体は前に観たことあるけど所変われば見え方も変わりますね。
特に窓に逆光で見せてる展示は意表をつかれておもしろかった。
日中と日没後で楽しませてもらいました。
あとここのカフェはおすすめです。おしゃれやしのんびりしてるしケーキセット500円やし。
それにWifiも飛んでるのでPC作業も出来ます。近所にも欲しい。何の宣伝やねん。

それから伊丹市美術館の中原浩大展。アートクラスタ必見といったとこでしょうか。
でも僕には全然その良さがわからないっす。すいません。
日本アートの文脈的には相当重要な人なんだろうけど、いかんせん作品が。。。
地下の美術館所蔵のブロンズ像と中原さんの軽いドローイングの対比がおもしろかった。
来年同美術館でやる棚田康司さんの展示が気になります。


そんな感じで!

テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

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「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄 @ 渋谷区立松濤美術館

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「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」 @ 麻布台ヒルズギャラリー

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キース・ヘリング展 アートをストリートへ @ 森アーツセンターギャラリー

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梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ @ ワタリウム美術館

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第14回上海ビエンナーレ @ 上海当代芸術博物館

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味/処 @ 神奈川県民ホールギャラリー

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フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築 @ パナソニック汐留美術館

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久門剛史「Dear Future Person, 」 @ @KCUA

・2024.01.12-02.25
牡丹靖佳展 月にのぼり、地にもぐる @ 市立伊丹ミュージアム

・2024.02.06-04.07
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・2024.01.18-03.24
能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築 @ ギャラリー間

・2024.02.23-04.14
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真 @ 東京ステーションギャラリー

・2024.02.14-05.27
「マティス 自由なフォルム」@ 国立新美術館

・2024.03.06-06.03
遠距離現在 Universal / Remote @ 国立新美術館

・2024.03.09-06.30
カール・アンドレ 彫刻と詩、その間 @ DIC川村記念美術館

・2024.03.12-05.12
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

・2024.03.15-06.09
横浜トリエンナーレ2023 @ 横浜美術館ほか

・2024.03.30-07.07
ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

・2024.04.06-07.07
ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

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