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名和晃平「シンセシス」@東京都現代美術館

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なんかレビュー書くの久々。前回から約2ヶ月ぶりです。。。
最近あまり何かを観る気がしなくて。。。ほりっくの名が廃りますが。別にええけど。

さて、そんな中でもやっぱ観とかなあかんやろ、ってのが名和さんの遂に美術館での初個展!
2002年のまろにえでの個展から観てる自分としてはなんだか勝手に感慨を感じてます。
その1年後にstudioJとノマルで観た個展で僕は現代美術にハマりまくったのです。
つまり名和さんは僕のほりっく史の原点。
期待を胸に東京都現代美術館まで。
その前日渋谷駅でも名和さんのポスター発見。期待は高まります。
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名和さんの作品制作の特徴は、カテゴリー別に発展させてるところでしょうか。
このカテゴリーが非常に今回の個展では活きていて、かなり見やすい展示。
まずは解説もなくご自由に御覧くださいとのことでしたが、早速映像の部屋から行こうとして係の人に止められちゃいました。。。自由じゃなかったのか?
それはさておき、まずはグルードローイングがででんとお目見え。
続いてプリズム、ビーズと続き、名和さんの言わば「定番」からスタート。
ただすごいのが、出品作すべてがここ2年以内に作った作品。
これほど大きな箱だと、ちょっとした回顧展にもなりそうだけど、そこはさすが名和さんで、ほとんど新作展の様相。工房は大変なことだったでしょうが。。。
ビーズの作品は、昨年観た2体が合体した合成シリーズがメインで、毛皮なんかの新作もあり。
小鹿の合成がめちゃくちゃかわいかった。
ビーズのシリーズは広い展示室で観るのがかなりいい感じやった。
続いては、ゆずとのコラボでも見せた、3D立体シリーズ。
なんだか実験室みたいな雰囲気で恐い。
今回ライティングも相当こだわってるのが随所にうかがえます。
部屋によってガラっと変わる照明が作品の存在感を際立たせてます。
発泡ウレタンを使った柔毛シリーズも、バングラディッシュで制作したのまで展示されてる。
どうやって運んだのだろうか。。。
Scumシリーズの展示は、名和さんの彫刻家の顔が一番出ている気がする。
カプーアのような展示で、かなりかっこよかった。
吹き抜けに大きなScumとか展示して欲しかった。
今回の吹き抜けの展示はよくわからなかった。
最後は映像とリキッドの展示だけれど、このリキッドのシリーズは観るたびに美しいな、と思う。
お手伝いしてた頃の思い出と、新しい進化を見届けるような気持ちで見れました。
ただ、なんかやっぱり彫刻の展示って少し苦手。
展覧会を線ではなく、点で一回一回区切られる感じがどうしても気になってしまう。
ただの個人的な好みですが、やはり今僕が目指してるものではないかな、という感じ。
見応えはもちろん有り余ってますが、空間を流れる気持よさはあまり感じられませんでした。
それでも名和さん初の作品集は予約しました。1万円。。。楽しみです。
ちなみに出口に置かれた解説は4パターンあります。

名和晃平ーシンセシス
東京都現代美術館
2011年6月11日-8月28日 10:00-18:00
月休(7月18日、8月15日、8月22日開館/7月19日休館)


<関連記事>
名和晃平「synthesis」@SCAI THE BATHHOUSE
名和晃平「Transcode」@Gallery Nomart
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名和晃平講演会「名和晃平の"アート"」@京都精華大学
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名和晃平「AIR」@nomart
名和晃平「GUSH」@SCAI THE BATHHOUSE


それにしても現美の常設の充実の仕方が半端ない。
これで入場料1100円は安い!
1階の石田尚志特集もすごかった。ってか個展やん!
最後だけピピロッティ・リストやったけど、あそこも石田さんにすればよかったのに。
しかし最初のペインティングの様子怖かったな…。
この人の作品は、映像としてすごく強いと思う。
映像はどうしても時間がかかるので、如何にそこに立ち止まらせるかが勝負。
ピピロッティのように好きなときに出てってーっていう緩いスタンスもありだけど。
石田さんの作品にはその強さがあると思う。
ただ、ドローイングとして観ると正直魅力がない。
そこを捨てて、映像として見せる方にいった潔さはすごいです。
3階の展示も超豪華。
小泉さんも、泉さんも相変わらずいい。
加藤泉さんのペインティングとかもちゃっかり展示されちゃってるし、これだけで、れっきとした企画展。コレクションだけでこんな展示ができるなんてやっぱすごい。
関西にもこんな現代美術館できたらいいのになぁ。。。


なんと、東京で観た展覧会これだけです。自分でもびっくり。
まあ、今回は震災後初関東ということで、人に会うのがメインだったのもありますが。
森美も少し気になったけど、そこまで惹かれなかったのでキャンセル。
代わりに、上野の黒田記念館に行ってきました。
東博の裏にこっそりと佇む美術館です。
最近近代が気になっていて、特に日本の近代の創世記に。
先日村上隆が黒田清輝の「智・感・情」をテーマにした作品を発表してたし本物が観たくて。
この美術館、開館が木曜と土曜だけで、しかも今月末から節電の為とか言って10月12日まで閉まっちゃうそう。なんて強気なんだ!なので絶好の機会だったわけです。
あの有名な「湖畔」も見れましたが、やっぱり「智・感・情」はすごい!
そこまで期待してませんでしたが、かなりシビれました。
展示がちょっと悪くて残念だったけど。
これ以降の日本近代絵画って、ちょっと気持ち悪いんだけど、黒田清輝の絵はとても気持よかった。
ちょうどいい機会に巡りあえてよかったです。
今月は6月23日と25日しか開館ないので、是非機会があれば行ってみましょう。
黒田記念館HP>>http://www.tobunken.go.jp/kuroda/

テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

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