fc2ブログ

dots「手紙/断章/往復させる、折りたたむ」@GURA

dotsの新作公演に行ってきました。
舞台はなんと、知人の宮永亮くんらが制作をしている伏見にあるGURAというアトリエ。
元々酒蔵だったのを自分たちで改装してアトリエにしています。
空間としても横長で広くて、梁とかとてもおもしろいです。
それにしても舞台までやっちゃうとは。すごいなー。
うちら90とはまた違う方向性で棲み分けできてるようで嬉しいです。
こういう色んな種類の場所がもっと増えたら京都はもっとおもしろくなるでしょうね。
今のところ白川にあるmuzzと三条にあるRADとGURAと我々90ぐらいでしょうか。
そんなわけもあってとても楽しみにしていました。
スタッフの本郷さんからメールを頂き、予約フォームがあったので、念のため予約しておいたらすぐさま予約は埋まってしまい、dotsの人気が伺えました。
舞台は、GURAの団欒の場所となってる大きな丸いちゃぶ台のあるところ。
その前に椅子が並んでて、客席と舞台の距離が半端無く近い。
ちょっと早めに行ったので真ん前の席をゲットできました。

舞台は実際に演出家の桑折さんが行っている往復書簡を軸に展開します。
今回異例なのが、その桑折さん自身が舞台に上がること。
そして、文章を「読む」という行為が今回メインとなるのですが、dotsの舞台って基本喋らないことが多いので、これはdotsとしては新たな展開と言えるでしょう。
そしてdotsの十八番とも言える壮大な舞台装置や照明も今回はありません。
今回の舞台は、そういった点でも異例中の異例で、これまで築いてきた「dotsらしさ」をリセットするようなとても危うい舞台だったと思います。
中々その「らしさ」を脱ぐことってできることじゃないと思うんだけれど、このGURAとの出会いがdotsをしてそういう決断に踏み切らせたのかなと思うととても美しい関係ですね。
実際に観終わってみて、これまでのdotsを求めてしまうと物足りなさもあったのは事実だけれど、それでも要素が色々剥がれることで見えてくるdotsの芯のようなものが見れたような気がしました。
そういう芯の部分が垣間見れたのはこれからdotsの舞台を観ていく中で観客にとっても貴重な体験だったのではないでしょうか。
初めてdotsの舞台を観た人はどんな感想だったのかも知りたいですね。
って、僕もまだこれ入れて3回しか見てないので、まだまだ勉強させていただきたいと思ってます。
それにしてもあの近さはすごかったなーー。
もうパフォーマーに触れんばかりの勢いでした。
それに、大きな舞台では中々見れないパフォーマーの細かい動きや表情まで観れたのはよかった。
あと舞台装置でもある封筒が、入場の時にもらえるやつと一緒なのがなんだか嬉しい。
公演は明日も続きます!こちら


ちなみにGURAと90は、緯度がほぼ一緒。
GURAからまっすぐ東に向かうと90です。よかったらどうぞ!

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

カレンダー
03 | 2011/04 | 05
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website
A'holicオーナー
A'holic website
instagram

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
To See List
・2023.12.02-2024.02.04
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄 @ 渋谷区立松濤美術館

・2023.11.24-2024.03.31
「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」 @ 麻布台ヒルズギャラリー

・2023.12.09-2024.02.25
キース・ヘリング展 アートをストリートへ @ 森アーツセンターギャラリー

・2023.12.01-2024.01.28
梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ @ ワタリウム美術館

・2023.11.09-2024.03.31
第14回上海ビエンナーレ @ 上海当代芸術博物館

・2023.12.17-2024.01.27
味/処 @ 神奈川県民ホールギャラリー

・2024.01.11-03.10
フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築 @ パナソニック汐留美術館

・2023.12.16-2024.02.18
久門剛史「Dear Future Person, 」 @ @KCUA

・2024.01.12-02.25
牡丹靖佳展 月にのぼり、地にもぐる @ 市立伊丹ミュージアム

・2024.02.06-04.07
中平卓馬 火―氾濫 @ 東京国立近代美術館

・2024.01.18-03.24
能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築 @ ギャラリー間

・2024.02.23-04.14
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真 @ 東京ステーションギャラリー

・2024.02.14-05.27
「マティス 自由なフォルム」@ 国立新美術館

・2024.03.06-06.03
遠距離現在 Universal / Remote @ 国立新美術館

・2024.03.09-06.30
カール・アンドレ 彫刻と詩、その間 @ DIC川村記念美術館

・2024.03.12-05.12
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

・2024.03.15-06.09
横浜トリエンナーレ2023 @ 横浜美術館ほか

・2024.03.30-07.07
ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

・2024.04.06-07.07
ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

・2024.04.24-09.01
シアスター・ゲイツ展 @ 森美術館

・2024.04.27-08.29
デ・キリコ展 @ 東京都美術館

・2024.05.23-08.04
魚谷繁礼展 @ ギャラリー間

・2024.09.04-11.24
大西麻貴+百田有希 / o+h展 @ ギャラリー間

・2024.09.14-12.01
塩田千春 つながる私(アイ) @ 大阪中之島美術館

・2024.09.25-2025.01.19
ルイーズ・ブルジョワ展 @ 森美術館

・2024.11.02-2025.02.09
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて @ アーティゾン美術館

・2024.11.23-2025.01.26
「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称) @ 三菱一号館美術館

・2025.09.13-11.30
あいち2025 @愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか

QRコード
QR