fc2ブログ

RASTER-NOTON.@METRO

IMG_1660.jpg

京都のクラブと言えば今年20周年を迎えるMETRO
なんとここで池田亮司とカールステン・ニコライの音が聞けるというのでBIWAKOの搬出を終えて速攻駆けつけました。軽いフットワークが売りです。
実は初METRO参戦。前々から行ってみたいとは思ってたんですが、ついにチャンス到来です。
場所は京阪の神宮丸太町駅からなんと直結。それでMETROなんだ。
受付で会計を済ませ、入り口付近のロッカーに荷物を預け、コロナを注文。
どれぐらい入るのかわからないけど、せいぜい100人ぐらいか。
こんな小さなハコであの二人のコラボが見られるなんて・・・。
そんな期待と普段クラブなんて行かないのとでドギマギ。コロナで流す。
作家のM君と出会ってしばし歓談。そうこうしてるうちに19時半の開演時間。
今回はエレクトロのイベントで、何組かの演奏がある。
トップバッターは&ARTにも紹介されてるPsysExさん。
ってことでここからはこのブログ始まって以来初の音楽レビュー!といきたいところなんですが、実際僕の音楽ボキャブラリーではレビューなんてとてもじゃないけど書けません。
しかも楽器も何も無い演奏で、そもそもどんな風に音を鳴らしてるのかもわからないぐらいの無知っぷり。門外漢すぎます。
こういう音楽のレビューってどんな風に書くのかも想像がつかない。
なので、具体的なことは何も書けませんが、とりあえず好みだけの話をすると、PsysExさんの音はほとんど僕の琴線に触れることはありませんでした。。。
単調というかなんというか、僕には同じ音の繰り返しにしか聞こえませんでした。
映像も興奮を誘うような効果はなかったかな。残念ですが僕にはそんな印象。
ただ、次のNIBOさんの音がめちゃくちゃ良くて、「うわ、エレクトロ無理かも…」と挫けそうになった心が復活して、もうひたすら音の波に飲まれました。
円心上に延びる音にリンクした映像も素敵だったし、途中で音が壊れるように激しくなって、映像も円から混沌とした線の塊になる様はアドレナリンでまくりました。
最後の方は気持ちよくなってきて寝かけてましたが。。。エレクトロで眠くなるってすごい!
決して退屈だったからとかじゃなくて、それだけ気持よかったってことです。
で、いよいよ池田亮司とカールステン・ニコライのユニットCyCLO.の登場。
なんですが、僕の中では先のNIBOさんの音が良すぎて、こっちは正直期待はずれ。
でも映像との絡みはさすがにすごくて光と音の洪水が訪れる瞬間はやはり気持ちがいい。
まあ、ちょっと長すぎたのと、もっと耳が痛くなるような高音を入れてきてほしかったです。
他にももう一組とカールステン・ニコライの演奏があったけど終電の関係でここでタイムアウト。

エレクトロってリズムが命で、音のバリエーションもそこまでないから、すぐに単調になりがち。
繰り返して繰り返してクセになるぐらいのリズムを如何に作り出せるかがポイントなのかも。
もう全然ボキャブラリーがないので中途半端なレポートですがこのままアップします。
正直エレクトロはしばらくいいかも。
なんかおすすめの音があれば誰か教えてください。
舞台に続きこちらも少しずつ無理なく広げていければ。
あー、ライヒのライブにもう一度行きたい。

池田亮司とカールステン・ニコライの演奏は16日に京都造形大学でも行われるみたい。
こちらは浅田彰氏とのトークつき。興味ある方はどうぞ。詳細はこちら
池田亮司さんは今ギャラリー小柳でも個展中ですね。
なんと今月もう一度上京するハメになったんでそれも観に行こうかな。
<関連記事>
池田亮司「the infinite between 0 to 1」@東京都現代美術館
池田亮司「datematics」@山口情報芸術センター

テーマ : LIVE、イベント
ジャンル : 音楽

カレンダー
10 | 2010/11 | 12
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website
A'holicオーナー
A'holic website
instagram

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
To See List
・2023.12.02-2024.02.04
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄 @ 渋谷区立松濤美術館

・2023.11.24-2024.03.31
「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」 @ 麻布台ヒルズギャラリー

・2023.12.09-2024.02.25
キース・ヘリング展 アートをストリートへ @ 森アーツセンターギャラリー

・2023.12.01-2024.01.28
梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ @ ワタリウム美術館

・2023.11.09-2024.03.31
第14回上海ビエンナーレ @ 上海当代芸術博物館

・2023.12.17-2024.01.27
味/処 @ 神奈川県民ホールギャラリー

・2024.01.11-03.10
フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築 @ パナソニック汐留美術館

・2023.12.16-2024.02.18
久門剛史「Dear Future Person, 」 @ @KCUA

・2024.01.12-02.25
牡丹靖佳展 月にのぼり、地にもぐる @ 市立伊丹ミュージアム

・2024.02.06-04.07
中平卓馬 火―氾濫 @ 東京国立近代美術館

・2024.01.18-03.24
能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築 @ ギャラリー間

・2024.02.23-04.14
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真 @ 東京ステーションギャラリー

・2024.02.14-05.27
「マティス 自由なフォルム」@ 国立新美術館

・2024.03.06-06.03
遠距離現在 Universal / Remote @ 国立新美術館

・2024.03.09-06.30
カール・アンドレ 彫刻と詩、その間 @ DIC川村記念美術館

・2024.03.12-05.12
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

・2024.03.15-06.09
横浜トリエンナーレ2023 @ 横浜美術館ほか

・2024.03.30-07.07
ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

・2024.04.06-07.07
ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

・2024.04.24-09.01
シアスター・ゲイツ展 @ 森美術館

・2024.04.27-08.29
デ・キリコ展 @ 東京都美術館

・2024.05.23-08.04
魚谷繁礼展 @ ギャラリー間

・2024.09.04-11.24
大西麻貴+百田有希 / o+h展 @ ギャラリー間

・2024.09.14-12.01
塩田千春 つながる私(アイ) @ 大阪中之島美術館

・2024.09.25-2025.01.19
ルイーズ・ブルジョワ展 @ 森美術館

・2024.11.02-2025.02.09
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて @ アーティゾン美術館

・2024.11.23-2025.01.26
「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称) @ 三菱一号館美術館

・2025.09.13-11.30
あいち2025 @愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか

QRコード
QR