fc2ブログ

バーネット・ニューマン展@川村記念美術館

IMG_1534.jpg

注目のバーネット・ニューマンの日本初個展に行って来ました!
もう去年のロスコがあったので、まちがいはなかろうということで。
今回東京駅から美術館まで直通のバスが登場して超便利になりました。
片道1300円(Suica利用で1250円)と、電車で行くより少しだけ高いですが、便利さは格別。
東京駅から10:55発一本のみなのでお見逃しなく。一時間ちょっとで着きます。
八重洲中央口からとなってましたが、正しくは北口よりさらに北にバス停があります。
駅降りたらすぐやろと見越してたので焦りました。
にしても乗ってたの僕合わせて3人だけだったんですが、これから先大丈夫かな。。。

IMG_1531.jpg

さて、まずはコレクション展。
驚きはカルダーの展示室。
なんと壁と天井が水色!
それに赤いかれのモヴィール彫刻がすごくマッチしてます。
床のデザインは少しやりすぎな感もありましたがおもしろかったです。
そして、なんといってもここはアメリカ近代美術の宝庫。
ポロックに始まり、アルバースにライマン。
何度見ても圧巻なのがステラの作品群。
ここにあるものだけでステラの変遷が踏めます。
そして、今回ニューマンと同時に楽しみだった部屋へ・・・。
そう、ロスコルームです。
前回のロスコ展の時は閉まってましたからね。
入り口が二つあって、とりあえず右側から。
これはすごかった!!!
以前のロスコルームはホンマにダサくていやでしたが、今回は文句なし。
床は黒い木で仕上がってて、なんといっても壁が絵に合わせて折れ曲がってる!
7枚ある絵画に対して、7角形の部屋。
ソファーもそれに合わせた畿科学のソファー。
あえて言うなら壁の質感がもう少しマットでもよかったのでは、というところか。
ロスコの絵に360度囲まれる体験。すばらしいです。

そして、肝心のニューマン展。
今回はそのためにニューマンルームは閉鎖。
入るとロスコ展と似たような構成。
まず椅子が置いてあって、一枚の絵画。
赤い画面の真ん中に一本の白い線(ジップ)が入っている。
ロスコの時もそうやったけど、ものすごい強い絵が最初に来ている。
次の展示室は初期のまだまだ迷走期ともとれる抽象画。
しかし、先ほどの一枚目が1949年に描かれたのに対して、これらは1946年。
たった3年であそこまでたどり着いたのか!という驚き。
さらに次の部屋は版画の部屋。
すっかり色面で構成するやり方が板についてきた模様。
そして一番大きな展示室には、晩年の作品たちが並ぶ。
さらにその次には今回のメイン、「アンナの光」が出迎える。
これは母アンナの名を冠した横幅6mにも及ぶ彼の代表作。
それがここの所蔵ってのが恐ろしい。
しかしやはり先にニューマンルームでの展示を見てしまっているのでそれほどの感動もなかった。
やっぱりあの部屋はこの絵の為だけに設計されてるとあって、格別。
なんだか小さくなってしまった印象すら受けた。
また、全体的にも、初期の抽象からジップの登場をつなぐ作品がなくて、いきなりこのスタイルに行き着いてしまった感があるのが残念。
まさにミッシングリンク。
あとで画集を見たら、やはり、少しずつジップの姿が登場してくる時期があって、その誕生の瞬間というのはロスコもそうだけど、感動するし鳥肌がたつ。
そこらへんをなんとかカバーしていただきたかったです。
最後の映像は長すぎて10分ほどで退散。
なんでミニマルな表現する人ってよくしゃべるんやろ笑
それにしてもタイトルがすごくかっこよかった。
「存在せよ(BE)」 「原初の光」「夜の女王」「名」「そこではなく、ここ」など等
それらのタイトルも大きくキャプションされてるのがよかった。
タイトルってすごく重要だと思う。
期待ほどではなかったけれど、すごくよかったです。12月12日まで。
ロスコルーム観に来るだけでも価値がありますね、ここは。
ちなみに帰りの東京駅行きバスは15時半ぐらいだったのだけど、そこまで時間つぶせず電車で戻りました。
関連記事>>マーク・ロスコ 瞑想する絵画 @ 川村記念美術館

テーマ : アート
ジャンル : 学問・文化・芸術

カレンダー
09 | 2010/10 | 11
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website
A'holicオーナー
A'holic website
instagram

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
To See List
・2024.02.06-04.07
中平卓馬 火―氾濫 @ 東京国立近代美術館

・2024.02.23-04.14
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真 @ 東京ステーションギャラリー

・2024.02.17-05.12
アブソリュート・チェアーズ @ 埼玉県立近代美術館

・2024.02.22-25
マームとジプシー「equal」 @ 吉祥寺シアター

・2024.02.14-05.27
「マティス 自由なフォルム」@ 国立新美術館

・2024.03.06-06.03
遠距離現在 Universal / Remote @ 国立新美術館

・2024.03.02-04.14
『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本 @ 板橋区立美術館

・2024.03.09-06.30
カール・アンドレ 彫刻と詩、その間 @ DIC川村記念美術館

・2024.03.12-05.12
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

・2024.03.15-06.09
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」@ 横浜美術館・旧第⼀銀⾏横浜⽀店・BankART KAIKO

・2024.03.30-07.07
ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

・2024.04.06-07.07
ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

・2024.04.27-08.29
デ・キリコ展 @ 東京都美術館

・2024.04.24-09.01
シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝 @ 森美術館

・2024.05.23-08.04
魚谷繁礼展 @ ギャラリー間

・2024.06.06-16
劇団チョコレートケーキ「白き山」 @ 下北沢・駅前劇場

・2024.06.08-12.01
フィリップ・パレーノ展(仮)@ ポーラ美術館

・2024.06.25-09.23
内藤礼 生まれておいで 生きておいで @ 東京国立博物館 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ

・2024.06.29-09.16
ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム @ パナソニック汐留美術館

・2024.07.13-09.29
鴻池朋子展:メディシン・インフラ(仮称)@ 青森県立美術館

・2024.07.20-09.23
平田晃久展(仮称)@ 練馬区立美術館

・2024.09.04-11.24
大西麻貴+百田有希 / o+h展 @ ギャラリー間

・2024.09.07-2025.01.13
内藤礼 生まれておいで 生きておいで @ 銀座メゾンエルメス フォーラム

・2024.09.25-2025.01.19
ルイーズ・ブルジョワ展 @ 森美術館

・2024.03.27-09.22
アイザック・ジュリアン - Ten Thousand Waves @ エスパス ルイ・ヴィトン大阪

・2024.09.14-12.01
塩田千春 つながる私(アイ) @ 大阪中之島美術館

・2024.09.21-10.06
地点「知恵の悲しみ」@ アンダースロー

・2024.10.03-12.17
松谷武判 Matsutani Takesada(仮称) @ オペラシティアートギャラリー

・2024.10-12
絵のアティテューズ―― 荒川ナッシュ医(仮) @ 国立新美術館

・2024.11.02-2025.02.09
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて @ アーティゾン美術館

・2024.11.23-2025.01.26
「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称) @ 三菱一号館美術館

・2024.10.24-2025.02.25
Bangkok Art Biennale 2024: Nurture Gaia @ BACC他

・2025.02.15-06.01
フェリックス・ゴンザレス=トレス(仮)@ 国立国際美術館

・2025.09.13-11.30
あいち2025 @ 愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか

・2025.09.26-11.24
岡山芸術交流2025 @岡山市内各所

QRコード
QR