2つの個展終了しました。




昨日搬出も完了し、無事に幕を閉じることができました。
ご来場頂いた皆様、頂けなくても気にかけてくださった皆様。
皆様本当にありがとうございました。
今回の展示は本当に多くの方々に関わって頂いてようやく完成したものです。
僕1人では決して実現できなかったと思います。
そういう意味では出来上がって、作品が僕という個人から解き放たれたようでした。
搬入搬出監視のボランティアの皆様。
審査員の河瀬さん。
撮影の表さん。
スタジオのメンバー。
ギャラリー北の寺島さん。
センターの皆様。特に担当の清澤さんには感謝の言葉もありません。
昨日は清澤さんの誕生日で、ちょっとしたプレゼントを寺島さんと贈呈。
誕生日にも関わらず相変わらず夜遅くまで働いてらっしゃって頭が下がります。
寺島さんと打ち上げ終わりの赤ら顔でお邪魔してしまってごめんなさい笑
とにかく皆様とってもとってもありがとう。
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします!
以下展覧会に関して書いて頂いた皆様のブログ。
検索で見つけた範囲内ですので漏れはご了承下さい。
無断にリンク貼ってますのでご都合悪ければお伝え下さい。
あと、僕はやってないですがTwitterでつぶやいてくださった方々にも感謝!
artscape
http://artscape.jp/report/review/1212329_1735.html
あるYoginiの日常
http://memeyogini.blog51.fc2.com/blog-entry-975.html
http://memeyogini.blog51.fc2.com/blog-entry-976.html
confidential memorandum of ogawama
http://ogawama.jp/blog/2010/02/post_880.html
山岡敏明 近況雑記(2月12日)
http://gutic.com/artwork/kinkyo/2010zakki/02/index.html
小吹隆文 アートのこぶ〆
http://blog.livedoor.jp/artkobujime/archives/2010-02.html?p=8#20100205
アートのある暮らし allier style
http://allier.exblog.jp/12828827/
プラダーウィリー症候群
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20100213/art
猫の国
http://nekonokuni.seesaa.net/article/142452922.html
precious distance
http://kuroda-saori.at.webry.info/201002/article_20.html
Qua-mui
http://qua-mui.jugem.jp/?eid=224
sunzui_notes[ひとつ先の水を汲む]
http://sunzui.blog7.fc2.com/blog-entry-464.html
のんびりじゆうちょう。
http://mmnotebook.blog6.fc2.com/blog-entry-135.html
blog
http://mysample.blog22.fc2.com/blog-entry-298.html
にしても友人2人のブログは泣けた。。。嬉し過ぎます。
UNDER THE FACT OF SHOES
http://noshoes.exblog.jp/12882665/
-
http://blog.livedoor.jp/moromi1-impgass/archives/2589261.html
展覧会の様子はまた後日落ち着いたら報告します。
明日から僕は旅に出ます!自由だ!
引き続き、2つの個展開催中です。
会期もようやく半分を終えました。
たくさんの方々に見て頂き大変ありがたく思っております。
会期中はセンターとstudio90を往来しており、せっかく来て頂いたのにすべての方にお会いできないのは心苦しいのですが、また後日ご意見感想等聞かせて頂ければ幸いです。
会期は今月24日まで。
21日からはセンターで開催中の「確かなこと」に音が加わる、「確かなおと」というイベントを開催予定です。もしかしたらそのまま最終日まで続けるかもしれませんので、お時間のある方は是非ご鑑賞ください。
ではでは最後までどうぞよろしくお願いします。
以下studio90で開催中の「雨の降るを待て」の最終日までの予約状況です。
-10/-12/-14/-16/-18/-20/20-
15 x / x / x / x / x / x / x
16 ○ / ★ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
17 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
18 ○ / ★ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
19 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / x
20 ○ / ★ / ★ / ○ / ○ / x / x
21 ★ / x / x / x / x / x / x
22 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ★ / ○
23 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
24 ○ / ★ / x / ○ / ○ / x / x
○:予約可 available
x:予約不可 unavailable
★:予約済 reserved
ところで13日は京都芸術センターとstudio90を結ぶツアーがありました。
10数名の方々が参加していただき、アトリエはこれまでにない盛況ぶり。
ご参加して頂いた皆様、この場を借りて御礼申し上げます。

たくさんの方々に見て頂き大変ありがたく思っております。
会期中はセンターとstudio90を往来しており、せっかく来て頂いたのにすべての方にお会いできないのは心苦しいのですが、また後日ご意見感想等聞かせて頂ければ幸いです。
会期は今月24日まで。
21日からはセンターで開催中の「確かなこと」に音が加わる、「確かなおと」というイベントを開催予定です。もしかしたらそのまま最終日まで続けるかもしれませんので、お時間のある方は是非ご鑑賞ください。
ではでは最後までどうぞよろしくお願いします。
以下studio90で開催中の「雨の降るを待て」の最終日までの予約状況です。
-10/-12/-14/-16/-18/-20/20-
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23 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
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○:予約可 available
x:予約不可 unavailable
★:予約済 reserved
ところで13日は京都芸術センターとstudio90を結ぶツアーがありました。
10数名の方々が参加していただき、アトリエはこれまでにない盛況ぶり。
ご参加して頂いた皆様、この場を借りて御礼申し上げます。


ロバート・プラット「TALES FROM THE LIMEN」@eNarts

4月にイギリスに帰国予定のロバートさんの個展に行って来ました。
壁に直接描かれたものや、丸いキャンバス、そして影絵越しに見る絵画なんかもあって、ひとつの個展の中で重層的な楽しみ方のできる幅広い展示。
まあ、ここのギャラリーの場合、空間が多層構造なので、そうせざるを得ないというのもあるのだけど。
昨夏行われた内海さんの展示がそうだったけれど、ロバートさんの場合は、その展開に一貫した物語が流れていて比較的見やすい。
といっても、その物語が具体的に何を指すのかわからず結局戸惑うことになるのだけれど。
ロバートさんの絵画は純粋に美しいと思う。
絵画の内容云々を通り越してしまう、色彩のタッチがとてもおもしろい。
足し算と引き算が交互に繰り返されるような、そんな目まぐるしい冒険で満たされていた空間だった。今月28日まで。金土日のみ開廊なのでご注意を。
小泉明朗「A LOVE SPREME 至上の愛」@GALLERY RAKU

彼は僕と同じロンドンでチェルシー芸術大学を卒業された人で、僕の在学中に講演会もしてくださったので、ちょっと気になって観に行ってきた。
昨年森美術館でアイ・ウェイウェイ展と同時に開催されてたMAMプロジェクトで知った人も多いかもしれない。
京都造形大学にあるギャラリー。行ったらポスターが昨年のMAMプロジェクトで発表された作品のスティールだったのですごく不安になった。こんなとこまで来て同じ作品はきつい!
でもなんとか杞憂に終わり、ちゃんと新作が発表されていた。
新作は三島由紀夫に扮した小泉さんのパフォーマンス。
パフォーマンスは展覧会の初日に行われ、今現在ギャラリーにはその残骸と映像が展示されてる。
小泉さんの作品に通呈するのはナンセンスだ。
そのナンセンスさを思いっきりやってみせるその姿は見るものを釘付けにする。
あまり好きな感じではないけど、なぜか見てしまうそんな作品。
他にも前述のMAMプロジェクトで出されてた作品も別室で上映している。28日まで。
京都オープンアトリエ2010

京都というのは、新しいものも古いものも渾然一体となって、ごった煮状態の中でもなぜか自然と調和してしまう不思議な街だ。
スクラップ&ビルトを繰り返してきた日本の近代史の中でも京都だけは、昔から古い建物をうまく利用したものが少なくない。
今回のオープンアトリエもそうで、アーティストが各々見つけてきた建物をうまく利用してアトリエにし、それを一般に公開するという試み。
昨年の4つから倍の8つに増えパワーアップ。
うちのアトリエは参加していないけれど、おもしろい企画だと思う。
これは芸大の集まる京都ならではの風土だと思う。
東京も芸大は多いが、建物の賃料が高く、大きなアトリエを借りるのは中々困難だと思う。
それに比べ京都には大きくて古い空き物件がたくさんあるのである。
これだけの条件を揃えているのはやはり京都しかなく、自ずとこの企画も京都ならではとなるのである。
昨年は全部回ったけど、今年はさすがに無理なので、気になってた伏見のGURAに訪問。
酒蔵を自分たちで改築してアトリエにしていて、独特の雰囲気が漂っていてとても面白い空間で行って損なしといった感じ。
作品も各々展示していて中々混沌としていたけどおもしろい。
ただし、あまりのおもてなしのなさにちょっと引いてしまう。
こっちの思い違いかとは思うが、まるで見せてやってるといった感じ。
そこはアーティストとはいえ、アクセスもそこまでよくない場所に自分たちの作品を見に来てもらってるのだから、ちょっとはお客様を迎える心得をもつべきだと思う。お茶ひとつ出してもらうだけで大きく印象は違ったのに、と残念な気分になった。
他のアトリエは行ってないけど、写真で見せてもらって、どこも独特の空間に仕上がってておもしろそう。
こういうのがどんどん増えて、京都の冬の風物詩みたいになってもおもしろいですね。
2つの個展開催中です。
現在小生の個展が2つ同時に京都で開催中です。
お時間ある方はぜひご観覧下さい。
公募京都芸術センター2010 森川穣「確かなこと」
京都芸術センターギャラリー南
2010.02.05 Fri-02.24 Wed 10:00-20:00
会期中無休・入場無料
関連企画
>02.06 Sat. 15:00-16:00
ギャラリー・トーク(審査員 河瀬直美×出展作家)
ギャラリー南→北 申込不要 (終了しました)
>02.13 Sat. 13:00-
作家アトリエ訪問ツアー
センター入口集合 要申込
>02.21 Sun 10:00-20:00
「確かなおと」
ギャラリー南 申込不要
「確かなこと」をこの日だけのサウンド・インスタレーションと共に体験します。
詳しくは京都芸術センターのウェブサイトをご覧下さい。
http://www.kac.or.jp/bi/191


森川穣「雨の降るを待て」
studio90
2010.02.05 Fri-02.24 Wed
完全予約制
観覧希望の方は、希望日時、人数、代表者氏名、連絡先を希望日前日までにお知らせください。
当日はお電話のみにて承ります。
ご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。
E-mail studio90@live.jp Tel. 080-1505-6581
現在の予約状況は以下の通り(-2/14)
-10/-12/-14/-16/-18/-20/20-
05 x / x / x / x / x / x / x
06 ★ / x / x / x / x / x / x
07 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
08 x / x / x / x / x / x / x
09 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
10 ○ / ○ / ○ / ★ / ○ / ○ / ○
11 ★ / x / x / ★ / ★ / ★ / ○
12 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
13 ○ / ○ / × / ★ / ★ / ○ / ○
14 ○ / ★ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
○:予約可 x:予約不可 ★:予約済
○の時間帯からの予約になります。
また★の時間帯は直接お越し頂けますが、その際は御一報お願いします。

お時間ある方はぜひご観覧下さい。
公募京都芸術センター2010 森川穣「確かなこと」
京都芸術センターギャラリー南
2010.02.05 Fri-02.24 Wed 10:00-20:00
会期中無休・入場無料
関連企画
>02.06 Sat. 15:00-16:00
ギャラリー・トーク(審査員 河瀬直美×出展作家)
ギャラリー南→北 申込不要 (終了しました)
>02.13 Sat. 13:00-
作家アトリエ訪問ツアー
センター入口集合 要申込
>02.21 Sun 10:00-20:00
「確かなおと」
ギャラリー南 申込不要
「確かなこと」をこの日だけのサウンド・インスタレーションと共に体験します。
詳しくは京都芸術センターのウェブサイトをご覧下さい。
http://www.kac.or.jp/bi/191


森川穣「雨の降るを待て」
studio90
2010.02.05 Fri-02.24 Wed
完全予約制
観覧希望の方は、希望日時、人数、代表者氏名、連絡先を希望日前日までにお知らせください。
当日はお電話のみにて承ります。
ご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。
E-mail studio90@live.jp Tel. 080-1505-6581
現在の予約状況は以下の通り(-2/14)
-10/-12/-14/-16/-18/-20/20-
05 x / x / x / x / x / x / x
06 ★ / x / x / x / x / x / x
07 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
08 x / x / x / x / x / x / x
09 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
10 ○ / ○ / ○ / ★ / ○ / ○ / ○
11 ★ / x / x / ★ / ★ / ★ / ○
12 ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
13 ○ / ○ / × / ★ / ★ / ○ / ○
14 ○ / ★ / ○ / ○ / ○ / ○ / ○
○:予約可 x:予約不可 ★:予約済
○の時間帯からの予約になります。
また★の時間帯は直接お越し頂けますが、その際は御一報お願いします。


ツアー
「確かなこと」:河瀬直美

この日は映画作家で今回の審査員である河瀬直美さんとトーク。
なのに京都はこの冬一番の雪。
そんな中でもたくさんの人々にお集まりいただけた。
遠くからの友人も見に来てくれて本当に感謝。
特に母と祖母には息子/孫の晴れ舞台。うまくやらなければ。
トークではいろんなことを話したがうまく覚えていない。
ただ、妙に落ち着いて話ができて、終わった後はすごくすっきりした。
最後のパーティーの酒はうまかったなー。
今回の展示は公募展で、いくつかのプランの中から僕と寺島みどりさんが選ばれ、京都芸術センターのギャラリー北と南をそれぞれ使うことになる。僕は南。
この公募展は毎年関西在住の様々なクリエーターの方に審査を依頼し、若い作家に発表の機会を与えるというもので、今年は審査員に河瀬直美さんを迎えた。
応募の際、実は河瀬さんの作品は一度も見たことがなかった。
ただ名前だけは友達が好きな映画監督だったので知っていた。
今回のコンペに出そうと思ったきっかけは河瀬さんの審査に臨むに当たってのステートメントだった。
以下そのステートメントである。
表現というもののスケールが最近のそれを見ているとこじんまりしてきている印象を受ける。おそらく様々な情報が氾濫する中で知識だけは増えていて知恵をしぼる経験が減っているのではないかと推測する。一昔前は何かひとつの物事の真を知るために自分の足で歩いてそれに近づいてゆくということを普通にやっていたが、最近はインターネットでその物事のだいたいの大枠はわかってしまえる。しかし、表現というのは、自分の体験を通したまなざしが加わって誰にも真似することの出来ない世界で唯一のものにならなければいけないし、そういう意味ではスケールの普遍性をおびたものであってほしい。今回の公募ではそれらの点で優れたものを期待している。
これはまさに僕が最近の表現に対して思っていたことであった。
僕は表現にはスケールこそが絶対不可欠だと信じている。
スケールというのは前にも書いたが単純な大きさのことではない。
ステートメントの中にも登場しているが、それは普遍性ということである。
如何にその人の宇宙観が内包されているかが表現の魅力だと思う。
僕は正直最近の表現にはフラストレーションがたまっている。
音楽は数ヶ月前のヒットソングがどこぞの新人歌手にカバーされ、話題の映画は決まって主人公の恋人が死んでしまうパターンの焼きまわし。ファッションはその安さだけがピックアップされデザインはないがしろ。すべてが一過性のエンターテイメント。そこには普遍性のかけらもないし、そもそも表現者としての誇りが完全に失われている。
消費者も消費者で、このままでは右脳の皺がなくなってしまうんじゃないだろうか。
そしてアートにおいては「日常」という言葉が氾濫し、手に届く範囲のものをアートの記号に当てはめただけのものになってしまっている。なんだかコタツに入ったまま生活のすべてをその範囲内で納めている感じに似ている。それはもはや怠惰としか言いようがない。
本来手に届く範囲というものは自分で思っているよりも広いものである。だって足があるんだもの。足を動かせば自ずと手もついてくるというもの。その足を動かす作業が最近のアートには欠けているんじゃないかと感じる。
河瀬さんの映画の話。
河瀬さんはリアリティを映画の中で執拗に追求する。
舞台を彼女の故郷奈良に絞り、素人の役者を使い、台本はなし。
役者の演技はほとんど役者のアドリブによって構成される。
演技の臨界を軽く凌駕する河瀬映画を観てると、自分が何を観てるのかわからなくなってくる。
普段映画を観ている時って、自分の中で自動的に「映画を観るモード」に切り替えて観てるんやけど、河瀬映画ではそのスイッチがうまく発動しないのである。
それは映画の創世記を想起させる。動く映像の登場は人々を驚かせ、汽車がこちらに迫ってくる映像では観客は本当にこちらにやってくるんじゃないかと恐れ逃げ回った。それに近い感覚を21世紀に入って味あわせてくれるのが河瀬映画の魅力だ。
僕は必ずと言っていいほど彼女の作品に泣かされる。
今のところ4戦3敗。
1勝は「殯の森」。
これはすごく映画映画していた映画だったと思う。
結果的にこの作品でカンヌのグランプリを勝ち取るのだけれど僕はあまり好きじゃない。
映像は確かに美しいし、内容も興味深いのだけれど、「萌の朱雀」で見せてくれた「何を見てるのかわからなくなる感覚」はなく、純粋に映画を観てるというスイッチを切り替えることができてしまった。
その次の「七夜待」では、長谷川京子を主人公に舞台を奈良からタイにまで移し撮影されたもので、これは原点回帰と実験を兼ね備えた作品だったように思う。
長谷川京子とタイ人とフランス人の会話は多分実際に本人同士伝わってないのだと思う。その中で演技していくのだけれど、自ずと演技という鎧が外れてすごい作品になっている。
タイ人のおばさんが長谷川京子に「あなたの国はどんなとこ?」と聞かれ涙するシーンがあるのだけれど、あの涙は確実に演技じゃないと思う。ストーリーの上で全く必要ない涙だったから。それでも涙を流した理由は彼女の生の感情なんだと思う。そこで、僕も泣いてしまった。
河瀬作品で流す涙は他の映画では味わえない涙だ。
とりあえず自分がなんで泣いてるのかがわからない。そんな涙。
先日観た「沙羅双樹」も泣いた。
僕はこの作品が一番好きだ。一番バランスが取れてると思う。
「萌の朱雀」ではやはり唯一のプロの俳優國村隼が浮いてる感があったけど、この映画の生瀬さんと樋口さんはうまい具合に溶け込んでた。
そして、主人公の彼はヒロインの彼女にホントに恋をしてしまってたと思う。
そのリアリティに僕は涙が止まらなかった。
河瀬さんの映画を観ていると、表現を残すことの意義や責任というものを学ばせてくれる。
表現はあくまでフィクションであり、まがいものである。
だからこそ時に現実をより鮮明に見せるフィルターにもなりうる。
私たちは普段からものを見ているが、それは見えているのであって、意識的にすべてのものを見つめているのではない。
その現実が如何に貴重なものであるのか、私たちは忘れながら生活している。
それを改めて問いかけてくれるのが真の表現だと思う。
河瀬さんの映画を観ていると如何に現実世界が美しいものかを思い知らせてくれる。
巷にあふれる一過性の表現からは得られない何かがそこには確実にある。
僕もそういう作品を作りたいと思う。

「雨の降るを待て」:搬入
完全に舐めてました・・・。
芸術センターの方に集中しすぎて、こっちは余裕やで、と思ってたらめっさ大変やった。。。というかこの作品は展覧会終わるまで大変過ぎる。大丈夫かしら。
とりあえず搬入の様子です。
2010.02.02
とりあえず天井のレベルを下げるところから。
今ある天井をどんどん外していきます。
午後から田中と川北さんに手伝ってもらうことに。
そしたら色んなところが気になって、やたら作業量が多くなってしまった。
結局この日は天井をはずして修正するだけで終わってしまった。

2010.02.03
皆帰って1人で作業してたら思わぬ事件発生・・・3AM。
テンションだだ下がりで、コンビニへダッシュ。なんとか修正5AM。
そっから意地で天井の骨組みを一部組む。終わったら6AM。
徹夜でそのまま芸術センターへ。
21日に行われる「確かなおと」とというイベントの打ち合わせ。
これが中々うまくいって21日が楽しみになる。
大丸で恵方寿司を買う。
午後からまた田中が来てくれて作業再開。
天井の骨組みをひたすら作る。なんとか板もとりつけて天井完成。
恵方寿司を食って一時間だけ眠る。幸せになりたい。
起きて、今度は調光って、これが最もハードなことが発覚。泣きたい。
とりあえずギャラリーを黒く塗ったりの作業が朝方まで続く。5時就寝。


2010.02.04
起きたら田中がまだ作業を続けていた・・・。
とりあえず交代で寝てもらう。
田中が寝てる間にライトを買いに行く。
自転車飛ばして、三件もホームセンター回ったけど思うものがない。
仕方なく急遽梅田のヨドバシまで。
なんとか調達してもらって、購入。金が飛んでいった。
せっかく梅田まで来たのにとんぼ返り。
帰ってライティングの為の装置作り。
その間に床に目印を打っていく。
夜になったら泉が来て、ひたすら調光。
そしてなんと結局終わらなかった!
会期は明日からだというのに!
幸か不幸か明日は予約がないので明日も作業。なんだかなー。


2010.02.05
ついに芸術センターの展覧会がスタート!
でもこっちができてないから素直に喜べない。
とりあえず初日は軽くこなして、終わったらまたスタジオの作業。
天井が抜けないように願いながらの危険極まりない作業。
とりあえず雛形は出来たので、あとは細かい調光。
なんとか完成したものの終わったの6日の5AM。。。
とりあえずお疲れちゃん。



芸術センターの方に集中しすぎて、こっちは余裕やで、と思ってたらめっさ大変やった。。。というかこの作品は展覧会終わるまで大変過ぎる。大丈夫かしら。
とりあえず搬入の様子です。
2010.02.02
とりあえず天井のレベルを下げるところから。
今ある天井をどんどん外していきます。
午後から田中と川北さんに手伝ってもらうことに。
そしたら色んなところが気になって、やたら作業量が多くなってしまった。
結局この日は天井をはずして修正するだけで終わってしまった。

2010.02.03
皆帰って1人で作業してたら思わぬ事件発生・・・3AM。
テンションだだ下がりで、コンビニへダッシュ。なんとか修正5AM。
そっから意地で天井の骨組みを一部組む。終わったら6AM。
徹夜でそのまま芸術センターへ。
21日に行われる「確かなおと」とというイベントの打ち合わせ。
これが中々うまくいって21日が楽しみになる。
大丸で恵方寿司を買う。
午後からまた田中が来てくれて作業再開。
天井の骨組みをひたすら作る。なんとか板もとりつけて天井完成。
恵方寿司を食って一時間だけ眠る。幸せになりたい。
起きて、今度は調光って、これが最もハードなことが発覚。泣きたい。
とりあえずギャラリーを黒く塗ったりの作業が朝方まで続く。5時就寝。


2010.02.04
起きたら田中がまだ作業を続けていた・・・。
とりあえず交代で寝てもらう。
田中が寝てる間にライトを買いに行く。
自転車飛ばして、三件もホームセンター回ったけど思うものがない。
仕方なく急遽梅田のヨドバシまで。
なんとか調達してもらって、購入。金が飛んでいった。
せっかく梅田まで来たのにとんぼ返り。
帰ってライティングの為の装置作り。
その間に床に目印を打っていく。
夜になったら泉が来て、ひたすら調光。
そしてなんと結局終わらなかった!
会期は明日からだというのに!
幸か不幸か明日は予約がないので明日も作業。なんだかなー。


2010.02.05
ついに芸術センターの展覧会がスタート!
でもこっちができてないから素直に喜べない。
とりあえず初日は軽くこなして、終わったらまたスタジオの作業。
天井が抜けないように願いながらの危険極まりない作業。
とりあえず雛形は出来たので、あとは細かい調光。
なんとか完成したものの終わったの6日の5AM。。。
とりあえずお疲れちゃん。




展覧会情報
明けましておめでとうございます。
早速展覧会のお知らせです。
森川穣「確かなこと」
京都芸術センターギャラリー南
2010.02.05 Fri-02.24 Wed 10:00-20:00
会期中無休・入場無料
関連企画
>02.06 Sat. 15:00-16:00
ギャラリー・トーク(審査員 河瀬直美×出展作家)
ギャラリー南→北 申込不要
>02.13 Sat. 13:00-
作家アトリエ訪問ツアー
センター入口集合 要申込
>02.21 Sun 10:00-20:00
「確かなおと」
ギャラリー南 申込不要
「確かなこと」をこの日だけのサウンド・インスタレーションと共に体験します。
要申込企画についてはセンターに直接お問い合わせください。
URL http://www.kac.or.jp/ E-mail info@kac.or.jp
ギャラリー北では、寺島みどり「見えていた風景-記憶の森-」が開催されます。

photo by OMOTE Nobutada
森川穣「雨の降るを待て」
studio90
2010.02.05 Fri-02.24 Wed
完全予約制
観覧希望の方は、希望日時、人数、代表者氏名、連絡先を希望日前日までにお知らせください。
予約状況はこのブログでも随時更新していく予定です。
当日はお電話のみにて承ります。
ご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。
E-mail studio90@live.jp Tel. 080-1505-6581

泉洋平「トけゆくシカク」
studio90
2010.01.09 Sat~01.31Sun 13:00~20:00
土・日・祝日のみオープン 1月16日(土)は休廊

尚、住所のわかる方にはすでにこれらのチラシを配布済みです。
まだ届いてない方や送付希望の方はstudio90@live.jpまでご連絡ください。
というわけで本年もどうかよろしくお願いします。
早速展覧会のお知らせです。
森川穣「確かなこと」
京都芸術センターギャラリー南
2010.02.05 Fri-02.24 Wed 10:00-20:00
会期中無休・入場無料
関連企画
>02.06 Sat. 15:00-16:00
ギャラリー・トーク(審査員 河瀬直美×出展作家)
ギャラリー南→北 申込不要
>02.13 Sat. 13:00-
作家アトリエ訪問ツアー
センター入口集合 要申込
>02.21 Sun 10:00-20:00
「確かなおと」
ギャラリー南 申込不要
「確かなこと」をこの日だけのサウンド・インスタレーションと共に体験します。
要申込企画についてはセンターに直接お問い合わせください。
URL http://www.kac.or.jp/ E-mail info@kac.or.jp
ギャラリー北では、寺島みどり「見えていた風景-記憶の森-」が開催されます。

photo by OMOTE Nobutada
森川穣「雨の降るを待て」
studio90
2010.02.05 Fri-02.24 Wed
完全予約制
観覧希望の方は、希望日時、人数、代表者氏名、連絡先を希望日前日までにお知らせください。
予約状況はこのブログでも随時更新していく予定です。
当日はお電話のみにて承ります。
ご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。
E-mail studio90@live.jp Tel. 080-1505-6581

泉洋平「トけゆくシカク」
studio90
2010.01.09 Sat~01.31Sun 13:00~20:00
土・日・祝日のみオープン 1月16日(土)は休廊

尚、住所のわかる方にはすでにこれらのチラシを配布済みです。
まだ届いてない方や送付希望の方はstudio90@live.jpまでご連絡ください。
というわけで本年もどうかよろしくお願いします。
「確かなこと」:搬入
2010.01.27
いよいよ午後から搬入。
のその前に景気漬けに昼飯。
メンバーの田中と街へ繰り出す。
が、行った店行った店クローズ。縁起悪。
最終的に辿り着いたのはかねよのウナギ♪
きんし丼が半端ないです。うなぎ見えねー。

腹ごしらえもすませ、いよいよ!
と、さらにその前にデザートデザート。
センター内の前田珈琲で前から気になってた京風ムース。美味!

てことでようやく搬入スタート。
次の日は雨なのでこの日のうちにすべての荷物をギャラリーへ。
そっから天井に角材をつける作業。
もうこれさえついてくれれば8割完成したも同然!
まあ、すったもんだありましてなんとかとりつけ完了!!
上の板3枚まで行って今日は終了・・・あーー初日から疲労困憊。

2010.01.28
朝から雨。テンション下がる。びしょびしょでセンターへ。
今日からボランティアさんが参加してくださる。今朝は3人。
3人と僕で床下にある土のうをひたすらギャラリーに運び込む。
ありえない体勢で死にそうになりつつもなんと30分で完了。
僕の読みでは2時間はかかると思ってたんだが・・・。
にしても恐い光景やなー・・・。これだけで作品になりそう。
数えるとなんと78袋!一袋約5kgだとしても約400kg・・・。
われながら凄いと思った。

予定より早く終わってしまったのでとりあえずボランティアさんは解散。一旦昼飯。
その後水平じゃない天井、装飾過多な梁などの障害を乗り越え数時間かけて作品上部が完成。田中の神業が光る。オーロラやーー。


続いて下部。
こっちは余裕やでーと思ったら、とりあえず見取り図の寸法が違っていたために、せっかく木材屋でやってもらったカットが台無しになる。全部切り直し。1cm、2cmの差がこの作品にとっては命取りとなる。
しかも床すら水平じゃない。全ての準備が台無し。泣ける。
とりあえず今日は下の半分まで。

2010.01.29
中身を完成させる前に天井に布を張らなければならない。
これが中々大変。
午前中は田中とボランティアのM君の3人で。
午後からは泉も加わり4人掛かりでようやく完了。
その後は昨日の下部の続きと同時に中身の制作。
ようやく見えてきたゼー!!

2010.01.30
ついに朝から土のうの中身を出す。
これはきつかった・・・。
ボランティア3人含む4人掛かりで汗だく砂まみれに。
なんとか昼までに終わったもののもう余力ナッシングです。。。
午後からは新しいボランティアさんが加わり、田中と3人で壁紙張り。
まずは上部からなんやけどこれが中々大変。
普通壁紙って縦に張るもんなんやけど、作品の性質上横に張らなければならない。
10mを一気に張るのは至難の業。
それでも田中のゴッドハンドならなんのその。
壁紙なんて初めて張るくせにすごい手さばきで気泡を抜いていく田中。
ボランティアさんが思わず「そういう仕事されてはるんですか?」と聞いてた笑
そんなこんなで1枚目張り終わる。
ここでボランティアさんは次のボランティアがあるとのことで解散。
さらに難易度の高いその上を2人で張らなければならない。。。出来るのか。
やるっきゃないので、脚立を渡りながらがんばる。
落ちてケガしても仕方なかったがなんとか張れる。
さらにその上は梁で分かれてるので形は複雑だけど楽。
なんとか上部は完成。終わったら22時半。しんどい・・・。
壁紙についてた糊で汚れた黒い手で定食屋で遅い晩餐。泣くしかない。
2010.01.31
ぼろぼろの朝。
それでもボランティアのM君は爽やかに迎えてくれる。
同い年やのに、この違いは何?
なぜかコーヒーをおごってもらう。ありがたい。
田中は遅刻。無理もない。
来る前に上部の修正。
なんと壁紙がパネルを引っ張って弧を描いていた!
裏に回って斜め材を必死で打ってなんとか直った。
強度も強くなったしよかったよかった。しんど。
田中がやってきて、下の壁紙を貼る。
上より断然楽な上に今日は3人いる!
昨日の経験もあって、早くに終わる。
あとはパテ埋め。
その間M君はひたすら床を磨いてくれてめっさキレイになった!
とりあえずのところ終了。久々に早く帰れるー。
今日は泉のstudio90での展示の最終日。
帰ったら作家の今村君が見にきてくれてた。
話してたら同級生と先輩がやってきて、搬出を撮影してくれるとのこと。
閉廊時間間際にボランティアのM氏から電話。
「今から行ってもいいっすか?」
その場にいた全員で決を採る。全員一致で来てもらうことに。
1時間ぐらいしてM氏到着。
なんとビデオを持ってきてくれてて、撮影してくれるとのこと。
なんでもM氏は以前映像編集の仕事も少ししてたんだって。なんと頼もしい。
搬出の様子をM氏のビデオと小生のカメラ撮影で記録。
我々の想像を超えることが起きた。あれは公開するべきやったなー。
あー、次はわしの個展やー。忙し過ぎる。

2010.02.01
この日は朝から泉の別の搬出。30分で完了。

その後わしは芸術センターに戻って写真の展示やら。
泉が搬入から戻ってきて一緒にペンキ塗り。
これにて終ーーー了。
いい作品ができました。皆本当にありがとう・・・。
M氏も招いてプチ打ち上げ。
京都駅近くのおでんや「へんこつ」に行きたかったが満員だった為、急遽M氏の提案で近くの焼き鳥屋「石庵」へ。なんと石の上で焼いていくんやけど、焼き鳥の概念を軽く超えてた。あーー、報われる瞬間。
そして既に昨夜の泉の搬出の様子が編集されて作品になってた。すげー。
いよいよ午後から搬入。
のその前に景気漬けに昼飯。
メンバーの田中と街へ繰り出す。
が、行った店行った店クローズ。縁起悪。
最終的に辿り着いたのはかねよのウナギ♪
きんし丼が半端ないです。うなぎ見えねー。

腹ごしらえもすませ、いよいよ!
と、さらにその前にデザートデザート。
センター内の前田珈琲で前から気になってた京風ムース。美味!

てことでようやく搬入スタート。
次の日は雨なのでこの日のうちにすべての荷物をギャラリーへ。
そっから天井に角材をつける作業。
もうこれさえついてくれれば8割完成したも同然!
まあ、すったもんだありましてなんとかとりつけ完了!!
上の板3枚まで行って今日は終了・・・あーー初日から疲労困憊。

2010.01.28
朝から雨。テンション下がる。びしょびしょでセンターへ。
今日からボランティアさんが参加してくださる。今朝は3人。
3人と僕で床下にある土のうをひたすらギャラリーに運び込む。
ありえない体勢で死にそうになりつつもなんと30分で完了。
僕の読みでは2時間はかかると思ってたんだが・・・。
にしても恐い光景やなー・・・。これだけで作品になりそう。
数えるとなんと78袋!一袋約5kgだとしても約400kg・・・。
われながら凄いと思った。

予定より早く終わってしまったのでとりあえずボランティアさんは解散。一旦昼飯。
その後水平じゃない天井、装飾過多な梁などの障害を乗り越え数時間かけて作品上部が完成。田中の神業が光る。オーロラやーー。


続いて下部。
こっちは余裕やでーと思ったら、とりあえず見取り図の寸法が違っていたために、せっかく木材屋でやってもらったカットが台無しになる。全部切り直し。1cm、2cmの差がこの作品にとっては命取りとなる。
しかも床すら水平じゃない。全ての準備が台無し。泣ける。
とりあえず今日は下の半分まで。

2010.01.29
中身を完成させる前に天井に布を張らなければならない。
これが中々大変。
午前中は田中とボランティアのM君の3人で。
午後からは泉も加わり4人掛かりでようやく完了。
その後は昨日の下部の続きと同時に中身の制作。
ようやく見えてきたゼー!!

2010.01.30
ついに朝から土のうの中身を出す。
これはきつかった・・・。
ボランティア3人含む4人掛かりで汗だく砂まみれに。
なんとか昼までに終わったもののもう余力ナッシングです。。。
午後からは新しいボランティアさんが加わり、田中と3人で壁紙張り。
まずは上部からなんやけどこれが中々大変。
普通壁紙って縦に張るもんなんやけど、作品の性質上横に張らなければならない。
10mを一気に張るのは至難の業。
それでも田中のゴッドハンドならなんのその。
壁紙なんて初めて張るくせにすごい手さばきで気泡を抜いていく田中。
ボランティアさんが思わず「そういう仕事されてはるんですか?」と聞いてた笑
そんなこんなで1枚目張り終わる。
ここでボランティアさんは次のボランティアがあるとのことで解散。
さらに難易度の高いその上を2人で張らなければならない。。。出来るのか。
やるっきゃないので、脚立を渡りながらがんばる。
落ちてケガしても仕方なかったがなんとか張れる。
さらにその上は梁で分かれてるので形は複雑だけど楽。
なんとか上部は完成。終わったら22時半。しんどい・・・。
壁紙についてた糊で汚れた黒い手で定食屋で遅い晩餐。泣くしかない。
2010.01.31
ぼろぼろの朝。
それでもボランティアのM君は爽やかに迎えてくれる。
同い年やのに、この違いは何?
なぜかコーヒーをおごってもらう。ありがたい。
田中は遅刻。無理もない。
来る前に上部の修正。
なんと壁紙がパネルを引っ張って弧を描いていた!
裏に回って斜め材を必死で打ってなんとか直った。
強度も強くなったしよかったよかった。しんど。
田中がやってきて、下の壁紙を貼る。
上より断然楽な上に今日は3人いる!
昨日の経験もあって、早くに終わる。
あとはパテ埋め。
その間M君はひたすら床を磨いてくれてめっさキレイになった!
とりあえずのところ終了。久々に早く帰れるー。
今日は泉のstudio90での展示の最終日。
帰ったら作家の今村君が見にきてくれてた。
話してたら同級生と先輩がやってきて、搬出を撮影してくれるとのこと。
閉廊時間間際にボランティアのM氏から電話。
「今から行ってもいいっすか?」
その場にいた全員で決を採る。全員一致で来てもらうことに。
1時間ぐらいしてM氏到着。
なんとビデオを持ってきてくれてて、撮影してくれるとのこと。
なんでもM氏は以前映像編集の仕事も少ししてたんだって。なんと頼もしい。
搬出の様子をM氏のビデオと小生のカメラ撮影で記録。
我々の想像を超えることが起きた。あれは公開するべきやったなー。
あー、次はわしの個展やー。忙し過ぎる。

2010.02.01
この日は朝から泉の別の搬出。30分で完了。

その後わしは芸術センターに戻って写真の展示やら。
泉が搬入から戻ってきて一緒にペンキ塗り。
これにて終ーーー了。
いい作品ができました。皆本当にありがとう・・・。
M氏も招いてプチ打ち上げ。
京都駅近くのおでんや「へんこつ」に行きたかったが満員だった為、急遽M氏の提案で近くの焼き鳥屋「石庵」へ。なんと石の上で焼いていくんやけど、焼き鳥の概念を軽く超えてた。あーー、報われる瞬間。
そして既に昨夜の泉の搬出の様子が編集されて作品になってた。すげー。
