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森太三「世界の果て」@PANTALOON


パンタロン。
もはやこのギャラリーは、僕の中で大阪一のギャラリーです。
ノマルも来月リニューアルオープンしてどんな空間に気になるところですが、このパンタロンは今最も関西の質の高い展覧会を展開してるギャラリーと言っても過言ではないはず。
今回の森太三さんの個展も例に漏れず素晴らしい展覧会です。
吹き抜け空間には紙粘土の粒が天井から床まで連なり、2階は紙粘土で敷き詰められた凸凹の床。これは以前wksで見た時の経験が忘れられなくて、再び体験できてうれしい。
そして別館には森さんの新境地とも言えそうな新作。
暗い部屋の窓がチカチカ光って雷光を想起させる。
今回のタイトルは「世界の果て」となってるけど、むしろこの惑星の創世記を思い起こさせる壮大なストーリーが紡ぎだされそうな展覧会。
いつもバイト帰りに寄るので、夜しか行ったことがないんやけど、今回はどうしても昼の姿も見たくて日曜日の昼下がりに再訪。
吹き抜けに天窓があるのに初めて気づいて、白い粒たちのきらめきが美しすぎ。
そして紙粘土の床もやわらかな光をまとって、すごく心地いい。
ここは夜来ても楽しめるけど、昼も素晴らしい。
これからは夜行って良かったら、昼も行くことにしよう。そうしよう。
しかし夜もやけど、昼になると余計この中津商店街の混沌が際立つ。。。
ちょっとこのカオスも中々凄いので、土日の昼下がりに是非。
ところでHP、過去のアーカイブも是非作ってほしいんやけどなー。

森太三「世界の果て」
PANTALOON http://www.pantaloon.org/
2009年4月11日(土)-5月3日(日)
水-金17:00-21:00 土日12:00-19:00 月火定休


<関連記事>
森太三「Rain」@neutron
森太三展「Sky mountains」@ギャラリーwks.
今村遼佑展「畔を廻る」@PANTALOON
笹倉洋平展「ツタフ」@PANTALOON

no name @ 元立誠小学校





3月には横浜のZAIMでも行われたこの展覧会。
東西の若手作家が自らプロデュースして行われてるようで、こないだ京芸の卒展で気になってた伊東宣明君も参加してるってことで観に行ってきました。
そしたら同級生の芳木麻里絵ちゃんも出してて、行ったら久々に遭遇して、色々話をしました。こうして周りに制作してる人がいるのは心強いです。
にしてもその麻里絵ちゃんの作品がこれまたよかった。
gadgetの時に久々に見たけど、その時の作品にプラスして出されてた原稿用紙の作品と、エッチングの作品。
原稿用紙の作品は、この元小学校というコンテキストを汲んでのことだとのことですが、こういう展開もあるのかーと感心。
そしてなんといってもエッチングの作品がめちゃくちゃよかった。
正確にいうと、エッチングを再現したシルクスクリーン。
麻里絵ちゃんお得意の幾重にも重ねられた立体感溢れるシルクスクリーンを使って、デューラーなどのエッチングを表現してて、版画をもって版画を表現するという、今までに見たこともないような作品に仕上がってて、ある種の到達点を見た気がした。
これはちょっとやられた。演劇でいう劇中劇のような。
んーー、いいですねー。
他にも伊東君のは卒展で出してた作品でしたが、黒板に映されたその展示はすごく決まってて改めていいなーと思った。(写真一枚目)
他にも野沢裕さんの作品(写真二枚目)は、風景を切り取るというプロジェクトで、洗濯バサミで吊るされた布に風にたゆたう布が投影されてたり、藤本涼さんの飛行機を誘導する人を撮った作品もかっこよかったし、厚地朋子さんの絵画も一点だけが1つの教室に置かれていたり(写真三枚目)、今回は空間を贅沢に使ってる展示が多くて、見ていて気持ちがよかったです。もちろん作品ひとつひとつの質がいいからこそこの展示が栄えるんですが。
ところで、そういえば、八島有司さんの作品はどこにあったんやろ?
見たことないけど前から話は聞いてて気になってたんやけど、そういや見てない。
まあそれは置いといて、これは中々面白い展覧会。京都の方は是非。

「no name」@元立誠小学校
2009年4月26日(日)-5月5日(火) 12:00-19:00 会期中無休
http://www.exhibition-noname.info/noname/main.html


<関連記事>
FIX@元立誠小学校・京都市立芸術大学学内展@京都市立芸術大学
gadget @ 京都芸術センター

安喜万佐子展「蒸発する時間/結晶した場面」@ギャラリー16
学生時代にお世話に、はなってないんですが、今洋画で教えてらっしゃる安喜さんの展覧会に行ってきました。
彼女はテンペラの技術を駆使して、不思議な風景を描く技巧派ペインター。
今回は「風景」をテーマに、様々な彩りによって、抽象画のように展開される。
270cmx170cmもの大作を中心に数枚展示されてましたが、僕はこれまでにあまり見たことのない青い絵画と黒い絵画が気になりました。
青の絵は新海の様な静謐さと力強さが同居していて、とても美しい。
どこか内海さんの作品にもつながるような感じがしました。
手前にあった小作はあんまり好みじゃなかったけど、少しずつ新たな展開を見せる安喜さんの作品たちに興奮を覚えました。
こちらは既に終了してますので悪しからず。
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・2021.10.21-2022.01.30
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・2020.06.03-08.24
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