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森川穣「彼の地」@studio90 ♯4

先日まで行われた展覧会の詳細をアップしました。コチラ
只今砂まみれになりながら作品撤去中です。
次回展覧会はまた後日お知らせします。

以下のサイトで展覧会に関して勿体ない程のお言葉を頂いております。
これからも心に残るような作品作りを目指して精進します。
フランスアート界底辺日記
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塩保朋子 @ SCAI THE BATHHOUSE


27日まで開催の塩保さんの展覧会に滑り込みで行ってきた。
塩保さんとは、名和さんの作品を一緒に手伝ってたこともあって、何度も作品を拝見している。
初めて見たのが2005年の京都新鋭選抜で、その後、京都の同時代ギャラリー、銀座のINAX、そして5月にアートコートでの展示と、どんどんスケールアップしていて、見ていて気持ちがいい。
アートコートでの展示は本当に凄くて、思わず立ち尽くしてしまった。
そして、今回。
あの元銭湯という特殊なギャラリーをどう活かすのか楽しみで中へ。
正直今回新作を出しているとは思っていなかった。
なんせ、一作作るのにどれほどの時間が費やされることか・・・想像するだけで気が遠くなる。
こないだのアートコートで既に膨大な仕事量をされてたので、もう無理だろう、と。
そしたらなんと新作!しかも高さ6m、幅3.5mもの超大作!!
これにはホント打ちのめされた・・・凄過ぎて思わず言葉も忘れ座り込んでしまった。
天井から床まで、一切テンションの下がることのない膨大なうねりがそこにあった。
そして、今回はなんといっても影が素晴らしかった。
今までどうしてこの影をもっと活かさないんだろうと思ってはいたけれど、実際強い光を正面から当てることで、切り取られた紙の部分から漏れて壁や床に映し出される影の美しさといったら!!
最初正面から見た時もう一作裏にあるのかと思った程。
ホントに素晴らしかった。お見事です。
あと、手前の展示空間には小作品も展示されてた。
しかし、奥のあの大作を見てしまっては、ちょっとな、って感じだった。
塩保さんの弱点はまさにここで、大作と小作の差があまりに大きい。
例えば名和さんの場合、ドローイング1つとっても、小さかろうが大きかろうがテンションが変わらないので、差異をほぼ感じることなく見れてしまう。(まあ、名和さんは大作の方が苦手な雰囲気はあるけれど)
そこんとこをどう克服するかがこれからのキーとなりそう。
しかしとりあえず今回の展示を見た方は、かなり衝撃を受けたと思う。
あとは、これからの展開をどうしていくかが見所。
今の所塩保さんの展示は見る度にグレードがアップしているので、どこまで延びるのか楽しみです!

パラレルワールド@東京都現代美術館

こちらも滑り込みで行ってきました。
かなーり期待してたのだけど、正直全然でした。。。
あまりに雑多すぎたというか、全然集中して見れませんでした。
その点で、今回の展示は名和さんの一人勝ちと言ってよさそう。
名和さんの展示は完全に光をコントロールして、個室にしてしまって、今までにないスケールのプリズムボックスを展示。かなりインパクトあったし、なにより単純に美しかった。初めて名和さんのこの作品を見た時の感覚をまた思い出しました。
特に僕は盆栽の作品が好きでした。フラミンゴもよかった。
期待していた内藤礼はイマイチでした・・・。
こちらも部屋を作っての展示だったのだけど、あまりに表面的に見えてしまったというか。。。
食べ物を使うミシェル・ブラジーも期待してたほどのインパクトもなく・・・。
表紙になってるユーグ・レプの花の作品もあんなでっかい展示室で展示されてもインパクト薄いです。あれは小さな空間で見せてこそその力を発揮できる作品だと思う。
っていうか、この人自身がキュレーションもやってるんですね。どうりで最初の方この人の作品多いな、と思った笑 自分が大好きなんですね。
他は本当に響く作品がなくて困った困った。
なんだか残念な展覧会でした。
ところで、展示が替わった常設展がかなりよかった。
ってか、作品収集にかける予算がどんどん縮小する美術館が増えてるのに、ここはすごい。
こないだのSpace for your future展に展示されてた作品とかもあったり、名和さんや石川直樹など、若手も網羅。企画展よりよっぽど見応えのあるものが見れます。おすすめ。

米田知子「終わりは始まり」@原美術館

水曜日は8時までってことで、こっちも滑り込みで夜の原美術館へ。
米田知子さんは、ロンドンのRCAを出て、今もロンドンを拠点に活動をしている写真作家。
彼女の写真には「記憶」と「記録」という2つの主題が映し出されている。
なんでもない、普通のビーチを撮った写真。
しかしそこはその昔ノルマンディ上陸作戦において死闘が繰り広げられた海岸。
私たちは常に歴史の上に立って生活をしている。
そんなことを思い起こさせてくれる作品シリーズ「SCENE」。
また、フロイトの眼鏡を通して、ユングのテキストをのぞいた「見えるものと見えないもののあいだ」のような、死者と私たちをつなぐような写真もある。
このように、彼女の作品はものすごくコンセプチュアル。
説明がなければ、中々理解しがたいのだけど、その中身がわかったときのゾクゾク感は気持ちいい。
にしても今回もっと説明文的なものが欲しかった。
中にはよくわからないものも何点かあって、悔しいなぁと思ったり。
新作「トポグラフィカル・アナロジー」は、はがれた壁紙や、暖炉の熱の後を撮った作品で息を飲む程の美しさだった。ちょっと杉本博司を連想させるほどのクオリティ。
こちらはまだ始まったばかりで、11月30日までやってるので是非。
日曜日には品川駅と美術館を結ぶシャトルバスも登場したそうなので利用するといいです。

横浜トリエンナーレ2008


横浜トリエンナーレに行ってきました。
久々のアート行脚記事です。
そしていつの間にやらこのブログも3周年です。
そりゃトリエンナーレも一巡りするわ。
で、そのトリエンナーレに関してですが、予想通りどうしょうもない展覧会でした。。。
2000年に鳴り物入りで登場したこのトリエンナーレも3回目にして寒い。
そもそもこのトリエンナーレって、「日本も国際展やらなヤバいんちゃうん」って感じで始めた感があって、元々大義も何も感じられない。横浜でやる意味とかもあまりない気がするし。これじゃお金出してる横浜市がかわいそう。
そして問題はディレクターが毎回代わることによって、経験があまり蓄積されてない感があること。
誰か1人でも軸になる人がいればちょっとは変わる気がする。
前回川俣正氏がディレクターになって、彼の作品同様街中にも飛び出したりしたんだけど、今回は水沢勉氏による学芸員らしくまたホワイトキューブに収まった展示になってしまった。
まあ、前回も前回でアレやったわけだけど・・・。
そんなトリエンナーレの数少ない見所を全6会場分書き記しておきます。

ランドマークプラザ
ここにはエルムグリーン&ドラッグセットの飛び込み台を見下ろす少年の彫刻がででんと吹き抜けの空間に展示されてます。中々秀逸。10月26日までの展示。


新港ピア
一応メイン会場。
まずは、会場着く前にお目見えするのが、伊東豊雄事務所を出て、今ぐいぐい来てる若手建築家平田晃久氏による「イエノイエ」。
屋根の部分に部屋があるという展開。
隣のフラフープの彫刻は見なくていいです。

会場は西沢立衛事務所による展示構成。詳しくはコチラに載ってます。
裏と表を強調した空間。ホワイトキューブがいかにハリボテなものかというシニカルな視点も感じる。
構成はちょっとわかりにくくて、見逃してしまいそう。別に見逃してもいい作品ばかりだけど。
見応えのあるのはピストレットの鏡の作品ぐらい。あとはわけわからん。

赤レンガ倉庫1号館
前半ハイレッドセンターや土方巽のダンスの映像などの展示。
ほとんどわけわかんない展示。
狭い廊下を渡って行く作品が好きだったけど、名前忘れちゃった。

日本郵便海岸通倉庫
勅使河原三郎氏のガラスで出来た空間インスタレーションがたまらなく美しかった。
週末はあそこでパフォーマンスもやるらしい。見てみたい。
他はマシューバーニーやアブラモヴィッチなどもあったが特に大して思うとこなし。

大さん橋国際客船ターミナル
HBOXとかいうエルメス監修の映像箱みたいなのがあるんだけど、ホントに見る価値なし。
金だけかけて中身なしです。
壁に普通に投影するだけでいいじゃないか。
f.o.aによるこの建築は必見ですが。

三渓園
馬車道駅からバスで30分。遠い。
当初は行かないでいいやと思ってたんだけど、見たかった内藤礼やティノ・セーガルの展示がこっちだとわかって観に行く羽目に。
しかし、ここの展示が同じ横トリかと思うぐらいに素晴らしかった!!!
っていうか、もうここだけ見たらいいです。
1800円なんか払わなくても、この庭園の入園料払うだけで十分。
庭園の美しさと、クラシックとコンテンポラリーの融合が絶妙。
中でも中谷美二子さんの霧の作品は度を超えてすばらしかった。
今ちょうど彼岸花が咲いてて、あの世にいるような幻想的な世界を演出してた。


そして、ティノ・セーガル。彼に関してはコチラに書いてます。
今回は一昨年ベルリン・ビエンナーレにも出品していた「KISS」という作品。
2人のパフォーマーがひたすらキスをしているというもの。
茅葺き家の畳の間で絡み合う2人は、とても美しかった!!
たまに「KISS」「ティノ・セーガル」「2002」と交互に言うのもいい。
それぞれタイトル、作者、制作年です。
あと内藤礼は、電熱器の上で熱波でたゆたう糸を展示していた。
でも展示の仕方が微妙。
せめてコンセントを隠すとか、あの下の白い板はいらんだろうとか。
あとは詩の朗読みたいなのが流れてるやつとかもあった。
形にならない作品達がここでは展示されていて、遠かったけど行ってよかった。
これからの人は諦めずに是非ここまで辿り着いてください!

あと、ゲリラ的に毎日転じ場所を替える大巻伸嗣の作品は見れませんでした。
三渓園から帰ってきて、山下公園でやるという情報で駆けつけたのだけど。
今度神奈川県民ホールでやる小金沢健人展で関わってる人と知り合いになったので、それ観に行く時にまた探そうかな。


横トリに関係ないけど、日本大通駅近くにあるZAIMで行われてる、日本の若手を紹介する展覧会「THE ECHO」にも行ってきた。
名和さんをはじめ、鬼頭健吾やさわひらきなど出品者がやたら豪華。
名和さんはART OSAKAでも出してたドットの動く作品と映像を出品してた。
鬼頭さんはサッカーボールと鉱物の彫刻。よくわからなかった。
大庭さんの作品がめちゃくちゃきれいでよかった。作風が大分変化しててびっくりでしたが。
青山悟氏の刺繍はこれまた凄かった・・・。
これは結構見応えがあるので横トリ観に行くなら行った方がいいですよ。

にしても横浜美術館はこんな時に何故源氏絵巻展なんかやってるんだ。理解に苦しむ。
3月に金氏徹平展がやるそうだが、なぜそれを今に持ってこんのか。うーん。

横浜に高速バスで6時に着いて即行で伊東さんの風の塔見てきた。
予想より良くて、当時の「消える建築」を目指していた伊東さんが垣間見える作品。夜がライトが光ってきれいということで、帰り寄ったんだが光ってなかった!なんで!?

London Autumn 2008

長かった展覧会も一段落し、ようやく普段の生活に戻れます。
久しくやってなかったアート行脚も復活です。
と、日本の記事に行く前に、飛んでロンドンのお話。
今月、来月と、ロンドンはアートの秋で色づきます。
先日もデミアン・ハーストがサザビーズと組んで、なんとギャラリーも通さずに個人でオークションを行ったというビッグニュースが入ってきました。しかも全223点で総落札額213億円!!!!ありえん・・・。個人でこの記録はピカソの記録を遥かに抜く記録・・・。もう完全ブランド化してますね。作品も金をあしらった牛の剥製とか悪趣味そのもの・・・。まだ43歳・・・一体どこまでいっちゃうんでしょう、この人。
でもオークション前の一般公開は見てみたかったな。
なんせ、彼の新作が200点以上も一同に会するなんて異例も異例ですから。
たった10日間で21000人もの来場者が集まったというのも納得。
詳しくはコチラ。作品の写真も見れます。

そんなこんなで、話題の事欠かないロンドンの秋。
ちょっと今年はどんなものがあるんかいな、と調べたら、「見てみたい」と思ったのだけでこんなにありました・・・。ロンドンに近々行く人。ロンドン在住の人。参考にしてみてください・・・。あぁ・・・。

07.01-11.16 Martin Creed @ Tate Britain
09.03-10.03 Tony Oursler @ Lisson Gallery
09.03-11.02 Roger Hiorns @ 151 ? 189 Harper Road, London SE1
09.04-11.01 Roger Hiorns @ Corvi Mora
09.05-10.04 Spencer Tunick @ Hales Gallery
09.05-10.04 Runa Islam @ White Cube, Hoxton Square
09.06-10.04 Nobuko Tsuchiya @ Anthony Reynolds Gallery
09.12-10.30 Giuseppe Penone @ Frith Street Gallery
09.23-11.16 Gerhard Richter @ Serpentine Gallery
09.23-12.07 Robin Rhode @ Hayward Gallery
09.26-02.01 Mark Rothko @ Tate Modern
09.30-01.18 Turner Prize 2008 @ Tate Britain
10.04-01.25 'Statuephila' @ British Museum
10.09- THE REVOLUTION CONTINUES:NEW CHINESE ART @Saatchi Gallery
10.14-11.15 Elmgreen & Dragset @ Victoria Miro
10.14-04.13 The Unilever Series: Dominique Gonzalez-Foerster @ Tate Modern
10.15-11.08 Anish Kapoor @ RIBA
10.16-10.19 Frieze Art Fair @ Regent's Park
10.24-11.29 Sam Taylor-Wood @ White Cube, Maison's Yard
11.04-01.04 Francis Bacon @ Tate Britain

今年も大御所の展覧会が目立ちますね。
リヒターにペノーネ、ロスコ。ガゴーシアンではセラの展覧会もやるそうです。
中でも注目はテートブリテンで行われるフランシス・ベーコン展。
近年オークションなどで作品価格が飛躍的に上がってる作家なので、巡回しても日本には来れないでしょうね。なんせ貸出料やら保険料やら半端ないですから。あー、見たい。
にしてもテートブリテン熱いですね。今美術館の大開廊ではマーチン・クリードの「作品」が走り続けてますしターナー賞も昨年のリバプールから帰ってきます。今年のノミネートのルナ・イスラムの展示はホワイトキューブでも見られるようです。
テートモダンの方では今年もおなじみユニリバーシリーズ。今年はどんなのが登場するんでしょう・・・。
大英博物館の「Statuephila」は出品者がやたら豪華。ハーストやらゴームリーやら。中でもマーク・クインによるケイト・モスの金の彫刻は開催前から話題になってます。コチラ
アウスラーやチュニック、エルムグリーン&ドラッグセット、サム・テイラー=ウッドなど中堅の展覧会もおもしろそう。
でも僕が最も見たいのは、土屋信子とロビン・ロードとロジャー・ヒオンズの展覧会。
この3人はとても詩的でロマンに溢れた作品を作る。
特にヒオンズのはヤバい・・・。これは絶対伝説になる。foglessさんで紹介してて鳥肌たった。しかも住んでた家の近く!!見たい!コチラ
土屋さんのは見たい見たいと願い続けてるのに結局生で見たことがない。
昨年scaiでやってたけど、そん時はロンドンだったし、帰ったらロンドンで展示・・・。
いつになったら見れるのかしら。scaiさん、もう一度彼女の個展やってください!
ヘイワードは前回の建築とアートの展覧会もよさそうだったけど、今回もいいの持ってくる。
そして、このブログでもお知らせしたサーチギャラリー。
展覧会自体に興味ないけど、空間がどんななのか見てみたい。
ちゃっかりフリーズに合わせてきてるのが憎い。

とりあえずこんなとこ。つつけば必ずまだ出てくる。
ロンドンの涼しい夏も恋しかったけど、秋は数十倍恋しい・・・。
これからこの恋しさを秋が来る度に味合わなければならないのかと思うと・・・涙
来週は東京行って、この気分を紛らわしてきます。

追記
英国建築協会(RIBA)でのアニッシュ・カプーア展も発見!
これまでの建築とのコラボ作品を一挙紹介する珍しい展覧会です。
11月4日にはカプ-アによるトークもあるそうですが既に予約完売。
あー、見たい・・・。

森川穣「彼の地」@studio90 ♯3


8月から続いた個展もいよいよ本日最終日です。
長かった・・・。
中々大変な夏になりましたが、とても思い出深い夏にもなりました。
来訪者の方々には本当に感謝感謝です。
昨日は作家の山岡敏明さんが来訪してくださいました。
山岡さんの日記にも一部載せて頂いてますのでよかったらそちらもご覧下さい。コチラ
ちゃんと的はずして書いてくださってるお心遣いがうれしいです。

さて、本日最終日でありますが、21(日)、23(火祝)、28(日)の3日間は予約のみでの延長が決まりました。期間中行けなかったけど見たいという人はstudio90@live.jpまで希望日時を明記の上お知らせください。各日の2日前までにご連絡お願いします。

ということで今日もがんばっていってきまーす。


追伸
しばらくお休み状態だった本ブログですが、個展終わったらばしばし全国津々浦々回って行きますのでまたよろしくお願いします。とりあえず今月末は東京です。
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