SANAA @バウハウス展示館

クレーやカンディンスキー、ヨハネス・イッテンなど層々たる教師陣によりドイツ近代美術史において大きな足跡を残した伝説の学校バウハウス。
ドイツに来たら絶対行かなければ、と思っていたバウハウス展示館に行ってまいりました。バウハウス創設者グロピウスによって建てられた建築も見物。
が、ここの展示はほぼデザインに焦点が当てられているので正直そんなに期待せずに行ったわけですが、なんとたまたま日本の建築コンビSANAAの展覧会がやっているではないですか!
「飛ぶ鳥を落とす勢い」とは彼らのことかと言わんばかりに彼らの建築が世界中に建設中。世界の建築学生でSejima&Nishizawaの名を知らない学生はいない。
そしてこの展覧会が実施されたのも、なんとこのバウハウス展示館の増建築を彼らが任されたからなのだ!2010年完成予定。
凄すぎます。マジで。
NYのNew Museum of Contemporary Art
パリのルーブル美術館別館
そしてベルリン・・・
世界の主要都市に広がるSANAA建築・・・
ロンドンにも何か建てて欲しいなぁ・・・
そもそも彼らの名が一気に有名になったのはやはり「まるびぃ」こと金沢21世紀美術館のあのUFOのような建築ではないでしょうか。実際僕もあの美術館で知りました。建築に興味ある人は元々有名だったでしょうがここまでになったのはやはりあの建築でしょう。
そして今回の展覧会にもあの「まるびぃ」の建築案が並べられてたり、NYのNew Museum of Contemporary Museumのマケットが置いてあったりかなり豪華。もちろんバウハウスのも目玉で置いてましたが。他にも彼らの建築の全貌が望める展覧会で最高でした。妹島デザインの椅子とか花瓶とかも展示されてた。
こうして世界で頑張る日本人を見るのはとても気分がいい。
特に建築業界は日本人が熱い。安藤忠雄はもちろん、坂茂、隈研吾、黒川記章、、、これからもっともっと知っていかなきゃです。