V&A 2


再びV&Aミュージアムへ。
今週の金曜日にレポート提出なのに全く何も書けずじまいにいます…。
こないだトレイシー・エミンのスーツケースに決めたものの、あれが一体何だったのかをすっかりメモるの忘れてたわけですね。根本的な問題。
ってことで再チェックと再び現代美術探索の旅へ。
どうやらエミンのスーツケースはロンシャン(Longchamp)というフランスのブランドがエミンとコラボしたものらしい。これはレポートにしやすそうだ!やっぱこれに決定っぽいです。詳しくはコチラ
他にもBeck's bearとハースト、レベッカ・ホーンのコラボなど結構企業とのからみ的なものも見つけて楽しめました。真ん中がハースト。おなじみスポットペインティング。右がホーン。正直何かわからん…。右は…名前忘れた(死)


あとはホワイトリードのミニチュア家具作品


オピーの角度変えたら像が変わる作品


ジェレミー・デラーとどッかの袋とのコラボ。わかりにくいけど。


こんな感じで探索終了。

その後はハイドパークのサーペンタインへ。ここでは毎夏建築のパビリオンが建つ。去年も建ってたけど、今年のは遠くから見てもわかる大きさ。外部はこんな感じ↓


中はカフェになってていい感じ。緑の柄は今ギャラリーでやってるデマンドの壁紙に合わせてあった。↓


にしても天気のハイドパークは気持ちいい。

こないだ見つからなかったサイエンス・ミュージアムのマーククインの作品を発見!冷凍にされたひまわり。めっさ綺麗でした。

Bruce Nauman 'Make Me Think Me' @ TATE LIVERPOOL


電車に揺られること3時間。やってきましたリバプールッ!
リバプールといえばなんといってもビートルズ!
ところがどっこい、アートオタにとってはそんなことより大事なものがある。
ってことでテートのブランチ、テートリバプールに行ってきました。
超強行日帰りスケジュールです。
目的はアート界の神様とも呼ばれているブルース・ナウマンの展覧会。
ナウマンといえば、2年前のテート・モダンのタービンホールが印象的。カプーア、エリアソンと空間を目いっぱい使った展示の後にアートの神はどうでるかと世界が注目する中彼が作った作品はなんとサウンド・インスタレーション。空間には何もない。あるのはたくさんのスピーカーのみ。意表をついた展示で神たる所以を見せつけたわけです。(詳しくはコチラ)
彼の作品の特徴はすべてにおいて言葉が重要なキーワード。言葉のもつ意味や背景を芸術作品という視覚メディアにおいて執拗なまでに表現します。おかげで実際会場はなんだか混沌に満ち溢れてました(笑) だって360度見渡す限り言葉・言葉・言葉ですから。最初の写真作品ではアルファベット型のパンを食べてるやつやら「H」「O」「T」の3つの型をひたすら磨いてる写真やらで初っ端からおかしな感じ。他にはネオン管で作られた言葉たち。ビデオ作品ではひたすら「WORK!」と叫び続けてる人やら、「I LIKE DRINK YOU LIKE DRINK THIS IS DRINKING」とすんげぇ恐い顔で喋り続けてる映像やらもう何がなんだかわからない空間でした。これだけ一気にナウマンを堪能できたので展覧会的にはすごく満足。ただ…

一部見逃したかも…

帰りの電車の中で無料パンフ見ながら、明らかに観てない作品とかがあって、確かにこれで終わり?って感じだったなぁ…とか。気のせいだということを切に祈る。
あとはヘンリ・ムーアの展覧会もやってた。しかも無料!ムーアの作品は正直今まで苦手だったんですが、今回改めて観てその魅力がわかった気がした。彼の彫刻は彫刻たる要素、つまり360度眺められるというポイントを最大限に利用してる彫刻なんだということに今更気づく。彼の作品をグルっと眺めていると正面からだと想像もしないカーブが待ち受けてたりして今回とても楽しんで見れた。人の形のものよりもっと抽象化したやつの方が魅力的。
他にもコレクション展ではチャップマン兄弟やグレイソン・ペリーの作品も観れたし小さいながら中身のある美術館でした。
それにしても本当にこれのためだけに来たので時間をもてあまして大変でした…。街自体は悪いけど全然魅力感じなかった…ごめんよリバプール。やっぱ僕はロンドンの方が好きです。にしてもテート・リバプール。テート・モダンよりいい企画展やるんですよね…。ナウマンの次はリバプールビエンナーレとかで結構国際的な作家が集まりそうだし、その次もチャップマン兄弟だし。テートモダンは来年のギルバート&ジョージの大回顧展ぐらいまで興味を引くのがやらない…。とりあえずリバプールビエンナーレに行くかどうかを考えよう。

TATE COLLECTIONS


いつでも行ける、と思ってたらいつの間にかこっち来て1ヵ月以上たってた…ってことでやっとこさ行ってきました我が聖地テートモダン!
前回行った時は5階のコレクションの展示変えが終わってなかったので、まずはそちらへ。Status of Fluxセクション。
正直この展示はテートにしては保守的な展示だなってのが最初の感想。テートお得意のテーマ別がここではあまり生かされず、ism別でまとまってて少し残念。
このセクションでの一番のお気に入りはなんといっても高橋知子の展示室。一部屋丸ごと使ったそのインスタレーションは彼女の家に届けられた郵便物やらを部屋中に張り付けまくってるというちょっとサイコな部屋(笑) ほとんどの文章をマーカーで塗りつぶしてて、でも中には彼女の住所ばれるんちゃうかっていうきわどいものも。部屋に5人までしか入れないってのもいいシステムですな。あとはリチャード・ハミルトンの部屋もよかった。ハミルトンといえばポップアートのパイオニアとして知られる存在。かの有名なコラージュ作品でおなじみやけど、彼の初期の油彩画とかがメインに飾られてて、僕的にはそっちの方がよっぽど魅力的でびっくり。いい仕事すんなぁって感じ。ってか普通に技術の人なんだなって思った。
続いて同じフロアのIdea and Objectセクション。
このセクションではまず入ったのっけからカウンターパンチでした。
そこに飾られてたのはターナー賞受賞者マーティン・クリードのネオン管で作られた「the whole world + the work = the whole world」。「世界+芸術作品=世界」。つまり芸術作品=0っていうネガティブともとれる彼のこの作品。それと共に展示されてたのがカール・アンドレの床に設置された作品。大半の観客はそれを作品と気づかずそれを踏んで次の展示室に行くわけだけど、それってまさにクリードの方程式を如実に表してはいませんかい?テートお馴染みの時代を超えた共演が見事に成功していて鳥肌がたちましたとも。あとはデュシャンのトイレなどいわゆるコンセプチュアル・アートやミニマルアートのマスターピースの嵐で満足な展示でした。
3階は前回見たのでとりあえずロスコルームだけ堪能。
あとカプーアの作品が前回の時は中に入って体験できたのに今回はロープが張られて入れなくなってた。こないだ体験しといてよかったー。
あとこの階に新たにお目見えしたのが、テートのサポーターUBS(何の会社かは謎)が所有する写真コレクションの展示室。グルスキーやルフなどおなじみドイツ写真もあったりで結構見応えあり。中でもOlivo BarbieriとWalter Nidermayrの写真は印象的。後者は本城直季の写真と同じ技法なのか似ててびっくり。こういうのってどうなんでしょうかね。
最後はタービン・ホール。ホワイトリードの氷山も撤去され、すっからかんになったタービン・ホール。(ちなみにあの箱たちはすべてスクラップされたとか…捨てるなら1個欲しかった…) 10月のカールステン・フラーの展示までの「つなぎ」として行われてるのが家具などをテーマにした「Domestic Incidents」展。が、しかし。「つなぎ」といってもあなどるなかれ。そこはテートのコレクション。ホワイトリードからトニー・クラッグ、モナ・ハトゥーム、ブルジョワまで豪華なラインナップが勢ぞろい。リカルド・バスバウムの作品は中に入って寝転がることができて、親子連れなどに人気でした。いつかトライしてみよう…。

Damien Hirst @ ROYAL ACADEMY







V&A


ご無沙汰してました。なんとか生きてます。
そしてまたまた引っ越しました。こっち来て1ヵ月ほどで3回も住む場所が変わってるんですが大丈夫なんでしょうか。とりあえずこれで最後にしたい。でもやっぱも1回引っ越すかも。未来は誰にもわからない。
ところで引越しといえば、この日記も一部引越ししようと思ってます。というのも前々からこの日記を完全なアートブログにしたいと思ってたんです。で、もうこの際なので「棲み分け」をしよう、と。ってことで今のusualカテゴリーは今週中に別のブログに移動させようと思ってます。とりあえずそんな感じでヨロシクです。

さて、こないだ授業でVictoria & Albert Museumに行ってきました。
展示品の中から1つ選んでそれに関するエッセイを書かなならんのですが、これまた厄介なもんで、正直全く興味ないんですよね、このミュージアム…。
ここは服飾や工芸品を集めた、いわゆる博物館でとにかく広い。(ちなみにイギリスでは博物館をmuseum、美術館をgalleryといいます) しかも増築増築で中は迷宮状態…。こん中から1つ選ぶなんて鬼です。

駄菓子菓子!(だがしかし)

何気に歩いてたらこんなの発見

すいません、ブレブレでなにがなんだかですね…(係員の目を盗んで撮ったんで) 具体的には管楽器をペシャンコにしたやつが水平にぶら下がってる作品。
下からの図↓

これはイギリスの現代美術作家コーネリア・パーカーの作品!僕の好きな作家の1人です。まさかこんなとこで観れるとは…
ってことはもしかしてもしかする?とばかりにエッセイのことすっかり忘れて現代美術探し開始!そしたらこんなのも↓

左のドレスではなく、その下の鞄。これまた英国作家トレイシー・エミンの作品。
多分もうこれでエッセイ書く予定です。
あと他には正面玄関のコレ↓ 作家名忘れた(爆) アメリカの作家さん


最後は中庭にてジェフ・クーンズ。でっかい指輪。


こんな感じでこっちでは博物館であってもさり気に現代美術を取り入れてたりします。こないだの紹介した大英博物館のバンクシーとかね。あと自然史博物館だかサイエンスミュージアムだかにもマーク・クインの作品もある。前回来た時観たのを思い出して近くだから探しに行ったけど広すぎて見つかりませんでしたが…。日本でもこんなことやって欲しいですねってお話。

Banksy



ついに発見!!!@Old Street


バンクシーについて。
英国在住アーティスト。顔は一切非公開。集団名ではないかとの噂も。
ゲリラ・アーティストの名を誇る彼の制作スタイルはグラフィティ、つまり壁の落書き。夜中こっそり制作。朝起きて皆びっくり、みたいな。
他の落書きとどこが違うのかって言われると何とも答えがたいけど、やっぱその突き詰め方にあるんじゃないでしょうかね。彼のグラフィティには政治批判から日常の皮肉まで含まれてるけど、どれにもなんだか切実さが感じられる。
パレスチナの壁に描かれた、少女が風船もって飛んでいく絵とか、まさにその壁を越えていこうみたいなメッセージが読み取れますよね。
上の写真でいうと、ネズミと窓から落ちるテレビがそう。彼のグラフィティにはよくネズミが登場します。なんかの象徴なんかな。
で、彼の「作品」はグラフィティに関していえば美術館やギャラリーでは決して観れないのです。観られる所といえば「○○通りのどこそこの角曲がったところの壁」といった具合になる。そんでもって場合によっちゃイリーガルなわけだから消されることだってあるので中々彼の作品を拝もうと思うと大変です。こないだも新聞で病院の壁に彼の「作品」が出現して消すべきか残すべきかという議論が起こってました
で、今回たまたま通りかかったところに発見!ラッキーでした。
ところでさっき「グラフィティに関していえば」美術館で観れないといいましたが、一部の作品は美術館でも観れます。
「ゲリラ・アーティスト」と呼ばれるもう1つの所以は、実際美術館に自分の作品を持っていってこっそり飾ったり、なんてこともするのです(笑)
昨年NYのMOMA、メトロポリタン、自然史博物館にて展示されたそれらは、美術館側が何日も気づかなかったという話。結構ニュースとかでもやってたので知ってる方もいるのでは?
ちなみにイギリスでももちろんやってて1番すごいのは大英博物館に飾られたそれは、なんと美術館の常設コレクションになってしまったのです(笑) なんかヨーロッパってそういうとこ素敵やわ。
これからもっと注意深く歩いてれば彼の作品に出会えるかも。

Banksy Official Website
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