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弘前市民会館 by 前川國男

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弘前市庁舎(1958)
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弘前市緑の相談所(1980)
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弘前市立病院(1971)
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木村産業研究所(1932)

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青森弘前編。
弘前には前川國男の建築が8つもあります。
彼自身は新潟生まれの東京育ちですが、母親の故郷だったとかで。
別にそこまで好きな建築課ではない、っていうかぶっちゃけこの辺りの日本人モダニスト建築家ってごっちゃになっちゃう。。。特に吉阪隆正と板倉準三の3人は皆コルビュジエの元で働いてたので混同するんですが僕だけ?
とにかく以前前川國男邸を観に行ったぐらいで、そこまで熱心に追ってる建築家ではないですが、せっかくなので8つのうち5つ見てきました。
(今回調べてて初めて知りましたが、新宿の紀伊国屋って彼の建築だったんですね!)

まずは弘前公園に行きましょう。この周辺に5つあります。
そのうちタイトルになってる弘前市民会館はめっちゃよかった。
1964年の作で、当時59歳。脂がのってますね。
コンクリートの壁面もかっこいいし、中の吹き抜けも素晴らしい。
塔みたいなのがありますが、中からはよくわからなかった。
あと、向かって右側の建物は一般人入れないんだけど何なんだろうか。
で、隣接してる弘前市立博物館も前川建築なんだけど完全にノーマークだったw
広重展がやってるなぐらいで素通りしてしまいましたw

あとは市庁舎。ここも吹き抜け玄関。
市民会館より少し前の作品ですが、これを市民会館はこれをさらに洗練した感があります。
そして緑の相談所。晩年の作品ですがよくわからなかった。。。
そもそも緑の相談所って何??
勾配屋根だし言われないとわからない。。。
市立病院はこの春に廃院してて中は見れず。
コンクリに型枠の木の表面が反映されてます。
外からだと半世紀も経ってるとは思えないぐらい綺麗だったんだけどな。壊されませんように。
で、最後は前川の処女作の木村産業研究所。
今は津軽伝統のこぎん刺しの研究所になってます。こちら
一応コンタクトからアポ取って行きましたが特に確認もされなかったので取らなくてもいいかも。土日祝日はお休み。
なんとなくサヴォア邸を思わせる感じで、めちゃくちゃ師匠の影響が出てますね。
これ、冬絶対寒いだろうな。。。環境と建築がちぐはぐな感じです。
中には雑に前川の展示がありますw

とまあこんな感じ。
あと高校の講堂と斎場があるんだけど、見学が憚られたのでパス。
前川好きはぜひ8軒制覇してみてください。詳しくはこちら


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ところで弘前は戦火を免れた街らしくて、街の至る所に大正時代の建物が残ってます。
大正ロマンとリンゴで売ってる感じで、アップルパイガイドマップなんてのもありますw
名喫茶も多くて、八戸が夜の街なら弘前は昼の街って印象。
てことで、僕が行った喫茶店を紹介します。

万茶ン
昭和4年創業で太宰も訪れたという喫茶店。
かなり改装されてるので往時の雰囲気はほとんどないですが、サイフォンでいれてくれる太宰ブレンドなんてのもあります。
若い4代目マスターがかなりフレンドリーでした。
もちろんアップルパイもあります🍎
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スターバックス コーヒー 弘前公園前店
弘前まで来てスタバ?って思われるかもしれませんが、ここのスタバは一味違います。
なんと1917年に陸軍師団長の官舎として建設された登録有形文化財が使われてます。
外観も和洋折衷で素敵だし中も可愛い!!!
上述の市庁舎に隣接してるのでセットでどうぞ。
メニューは普通のスタバ。ここ限定のリンゴフラペチーノとかやればいいのに。
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大正浪漫喫茶室
実業家、藤田謙一が作らせた藤田庭園の入口にある洋館がそのまま喫茶室になってます。
弘前出身の友人に薦められて行きましたが最高過ぎました。。。
テーブルとテーブルの間の飛沫防止衝立も素敵すぎる。特注かな?
コーヒーとアップルパイを注文したら、アップルパイ9種類もあって吹いたw
私はないすらいふのアップルパイを頼みましたが美しくて美味でした。
旅中結局アップルパイこの1個しか食べられなかった。。。
ここは絶対行ったほうがいいです。
先のスタバと近いので、2店ハシゴ頑張りましょう。
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浪漫須貯古齢糖
最後は我らがBAR専用チョコレートを作ってくださってる須藤さんのお店!!
もうずっと行きたくて行きてくて念願叶いました。
弘前着いて即行で参りました。
ここでしか食べられないアイスとアフォガードを実食。
勇み過ぎてアイスだらけになっちゃったw
アフォガードのアイスにかけるホットチョコレートが苦味があるので余裕で食べられました。
アイスも濃厚で特にマダガスカルの濃厚チョコアイスやばかった。。。
全メニュー制覇したかったけど叶わず。。。次回また来ます!!
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以上。最後食べログみたいになっちゃったw

もりやまていあいとう

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森山邸。
建築好きでこの家のことを知らない人はいないでしょう。
言わずと知れた2005年に竣工した西沢立衛の代表作。
もう17年も経つのか。。。
未だにこの家の登場は鮮烈過ぎます。
集合住宅という依頼に対してまさかの分棟形式。
敷地の中に10個の建物があって、それらを5世帯が分有するという仕組み。
その中にI棟というのがあって、この棟だけ時間貸しされてるんです。
元々ご夫婦で住まわれたそうなのですが、お子さんが出来て引越されて空きになったところを「ひととき住人」を募集して自由に使ってもらうという仕組み。こちら
具体的にはこんな感じ。

長めのひととき住人
利用可能時間:max20時間/月
時間賃借り:1,000円/h 
会費 5,000円/月 ※半年契約

時々のひととき住人
利用可能時間:max6時間/月
時間賃借り:1,500円/h
会費 20,000円/年 ※1年契約


うちのお客様のKさんがこの「ひととき住人」になってて、たまに借りてらっしゃって、以前お誘い頂いたんですが見事に寝坊をかまして行けず、またチャンスをいただけたので今度こそは!ということで行ってきました!!!
もう15年前に来て以来の森山邸。
まさかそのうちの1棟に実際に入ることができるなんて。。。
てことで以下I棟の内部でございます!

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決して広くはないものの、開口がやたらあるのと天井が高いので狭さは特に感じません。かと言って二人はきついかな。。。
思い切り外から視線入りますが、中にいるとそこまで感じないのが不思議。
そして中からは全然わからなかったけど、地下があってそこにトイレとお風呂があります。
狭いけどベランダもあって、地上から光が降り注いでます。
んー、一人なら住んでみたいかも!!
と思わせてくれる貴重な体験でした。。。
Kさん、本当にありがとうございました!!!

と、話はここで終わりません。

なんと、森山さん本人がご登場し、森山さんが住まわれてる棟も見せていただけることに!!!!!
実は森山さん、以前某古道具屋で偶然お会いしたことがあって、その時のこと覚えてくださっててただただ光栄。
ということで、以下森山さんのお家見学の様子です。
あくまで個人邸なので写真は小さめで。。。

まずは1階のリビング。
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キッチンとその上にある小さな個室。そして地下室には本とDVDとレコードがたくさん!!
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小部屋からの景色。西沢さんのドキュメンタリーで飲んでた屋上に猫が日向ぼっこしてた。
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地下には50脚しかないというファー付きのラビットチェアが!
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2階には可動式本棚に本がぎっしり!!
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3階。最高すぎる空間だった。。。
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3階から屋上へ。やや怖め。
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再び地上。風呂が外にあって過酷過ぎた。。。
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離れ。ほぼ倉庫にしてる模様。
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とまあ贅沢なツアーでございました。
15年前の自分に教えあげたい。。。
これは外からでは全くわからない体験。
こうして中から体験すると、窓の開き方が本当に計算されてるな、というのが実感できました。
絶妙に視線が気にならない。

今回森山さんにお会いして改めてこの施主にしてこの家あり、と思いました。
そもそもまだそこまで有名でなかった西沢さんに白羽の矢を立てた森山さんが凄い。
アポも取らず直接事務所に押しかけたのだそう笑
しかもその時は留守で、改めて西沢さんが訪ねてきて、まさかの分棟スタイルを提示された時は頭が真っ白になって一日街を彷徨ったんだとか。。。笑
他にも有名建築に住む苦労なんかも聞かせて頂いたけれど、何と言っても森山さんが17年もここに住まい続けてるのが本当にすごい。
安藤さんの住吉の長屋然り、こうしたお施主さんがいてこその名建築なんだと思います。
普通だったらこんなプランアウトですよ笑
そして森山さん自身が物凄くチャーミングな人で大好きになりました。
最初こんなとんがった家に住んでる人だからエッジの効いた人かと勝手に想像しちゃってたけど、全く逆で、物腰が柔らかくて、こんな何処の馬の骨かわからない人間にもメチャクチャ親切。
なんと、駅まで中華テイクアウト買ってきてくれて、ビールまでご馳走になるという。。。
念の為お酒持って行っといてよかった。。。
ちなみに元々地元の酒屋さんだったらしいんだけど、家の中のものが物凄くセンス良くて素晴らしかった。。。
何時間でもお話ししたかったぐらい素敵な時間になりました。
森山さん、お誘い頂いたKさん、本当にありがとうございました!!!!

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前川國男邸 by 前川國男

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去年の暮れに訪れた小金井公園内にある江戸東京たてもの園(現在休園中)にて前川國男邸が保存されてるの観に行ったの書くの忘れてたのでここに。
前川國男の自邸にして木造モダニズムの傑作がまさか残されてたなんて。
前川國男邸は大きな窓からの光が素晴らしかった。
前川國男の表札強過ぎたw
キッチンも素敵でした。
遠かったけど行ってみたら園自体がメチャクチャ広くて疲労困憊になったけど物凄く楽しかったので行ったことない人は再開したら是非行くべき!
お隣のデ・ラランダ邸がカフェになってて疲労が癒された。。。

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もういっちょ自邸といえば菊竹清順のスカイハウスも見てきました。
往年の時から比べると全く面影がない。。。
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それよかすぐ近くにある鳩山会館が凄すぎた。。。
元首相の鳩山家の邸宅。。。何なんだよ一体。。。
至る所に鳩モチーフがあってかわいい。
おやつはもちろん鳩サブレかな?
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このエリアはも少し歩けば椿山荘ホテルもあるし、何と言っても丹下さんの東京カテドラルがある!
久々に来たけどやっぱりすごい建築だなぁ。。。

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紀尾井清堂 by 内藤廣

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建築界で話題の「紀尾井清堂」に行ってきました。
何が話題って、この建物、用途未定のまま自由に作ってという依頼から出来上がった建築なのです。
依頼主は一般社団法人倫理研究所という怪しい団体(コラ
依頼された建築家は内藤廣。
正直内藤さんの建築自体ピンと来ないのと、自由ってのが相当引っかかってそこまで興味惹かれなかったんですが、先週の3月11日、震災から11年の日に「奇跡の一本松の根」展が始まって、予約制とは言え観られるということで行ってきました。こちら

「奇跡の一本松」。
実は僕、この松を観に陸前高田まで行ったことがあるんです。こちら
当時のブログを読むと、「根」のことをちょうど考えていました。
今回その「根」が展示されてるんですが、正直相当不気味でした。。。
継ぎ接ぎだらけでまるでフランケンシュタイン状態。
2階でドキュメンタリー映像が流れていて、そちらは樹の保存についてで、僕はその樹も見てるんですが、やっぱりどちらも生命が明らかにない状態なので不気味としか言いようがないです。
震災の希望の象徴として地元の人が残すのはもちろんわかるんだけど、やっぱりエゴかなぁとも思います。

で、建築なんですが、一本松同様にやっぱり「根」がないよなぁと感じてしまいました。
建築やデザインというのはアートと違って機能や用途がかなり重要だと思います。
それらをどう解くかがデザインのダイナミズムの一つなので、この建物にはやっぱりそれがありません。
「かっこいい」を寄せ集めたコラージュ感が凄くて僕は受け付けませんでした。。。
というわけで写真いっぱい載せましたが、感想はそんなもん。
詳しくは「紀尾井清堂」で調べればいっぱい出てくるのでそれ読んでください(投げやり)
この建築と今回の展示を教えてくれたKさんのnoteがわかりやすいのでよかったら。こちら

美の標準 —柳宗悦の眼による創作 @ 日本民藝館

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松本民芸館行って泣くほど感動したり、東近美の民藝展が不満だったこともあり、民藝館に行きたい熱が沸騰したので行ってきました。
この日は前から入ってみたかった柳宗悦の元自邸(現・西館)にも入れる日なのです。(第2・3水曜日、第2・3土曜日)
想像してたより遥かにミニマルでびっくりしました。
スタッフの人がさらりと「バーナード・リーチさんがお泊まりになった部屋です」とか「息子の柳宗理さんの部屋です」とか案内してくれるのにいちいち伝説過ぎて凄い。。。
そして本館では現在「美の標準」が開催中。
棟方志功や河井寛次郎らの作品がたくさん見られますが、やっぱり僕は市井の人々が作った「生活の美」に魅せられます。
ここに来るたびに毎回ハッとさせれらる物たちに出遭えるんですよね。
今回柳宗悦自身がデザインしたものが展示されててびっくり。そんなことまでしてたんだ。。。
今年度は観たい展示づくしなので民藝館たくさん通います。
ここから駒場公園に行って、そのまま近代文学館にあるカフェBUNDANでお茶するのが定番のコース。
東京で一番好きな場所。


そこから代々木上原方面に向かい東京ジャーミイへ。
家から歩いて行けるのに中々足を運んでなかったんだけど、行ったら案の定良かった。
いつかトルコやイラン行って美しいモスク巡りしたい。。。
偶像崇拝を禁じたお陰でここまで美しいアラベスクを発明したイスラム本当に素晴らしい。

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オルタナティブ! 小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動 @ アーツ千代田3331
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書くとこないからここに。
小池一子の業績を見せる展示がやってるのは知りつつ、ほとんど興味ないのでスルーしてたんだけど、なんと今回内藤礼の「地上にひとつの場所を」が展示されると知り急いで予約。
雪の中向かいました。
佐賀町エキジビットスペースで発表し伝説と化した作品。
今回どう展示されるのかドキドキでした。
展示室は地下一階。
受付を済ませて時間になって入室。
もちろん1人でのみの鑑賞。
当時よりかなり削ぎ落とされてるけれど、最近の内藤礼には見られない造形で当時の作品の気配を存分に感じられました。
作品と向き合い内省しながら過ごす10分間。至福でした。観られて良かった。。。
現在も2月はほぼ埋まってるけど3月は予約まだ空きあるので興味ある方は是非。

肝心の小池展は前半のパルコや無印の仕事はへぇって感じだったんだけど、やはり佐賀町エキジビットスペースの展示はすごかった。
ってか群馬近美で観た展示よりいいのでは。。。
展示は3月21日まで。

松本民芸館

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こんな時代じゃあ そりゃあ新しかろう
良かろうだろうが 古い物は尊い

椎名林檎「人生は夢だらけ」より

松本何回か行ってるんだけど毎回行きそびれてた松本民芸館。
1962年に丸山太郎によって創設され、1983年に松本市に寄贈されました。
丸山は自らが工芸作家であり、民芸の蒐集家でもありました。
館の冒頭にも掲げられている「美しいものが美しい」という文章でも分かる通り、場所も時代もバラバラだけど、美しさという共通点によって集められたものたちが展示されています。
東京にある柳宗悦の創設した民藝館ももちろん素晴らしいんだけど、こっちの方が自由な感じがしました。
江戸時代の日本のものがあるかと思えば南洋や南米のものまで古今東西ありとあらゆるものが並置されてます。
しかし全く雑多な感じがしなくて本当に驚きました。
櫛や煙管、鞠など世界は一つなんだなぁと感じられる展示。
美しすぎて涙が溢れました。。。
本当に素晴らしい場所。来られてよかった。

街の中心部には丸山のお店「ちきりや工芸店」があります。
僕が初めて松本に来たときに真っ先に向かったお店。
生憎この日は閉まってましたが、また爆買いするところだったので良かったのかも。。。

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ところで今回は前から憧れてた美ヶ原温泉の旅館すぎもとに泊まりました。
平日おひとりさまプランという神プランを見つけてしまって。。。
とにかく飯が美味すぎてたらふく食ってしまった。。。最後の打ちたての蕎麦まじで最高だった。
もちろん温泉も最高。旅館自体広くてほぼ迷宮。やや雑多だけど泊まれて良かった。
松本民芸館から徒歩12分ほど。おすすめ!

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奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム @ 東京都庭園美術館

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久々の庭園美術館。
本館は写真撮影不可だったので写真は別館だけ。
結構期待してた展覧会だったけどまあまあぐらいでした。
とはいえシュールレアリスムという観点からモードを通覧するというのは新鮮でした。
見所は、まずダリの立体作品がいくつか展示されてて、ダリの絵画じゃなくて立体を観る機会って案外ないので貴重だと思います。
あとはエルザ・スキャバレッリの作品がたくさん観られるのも素晴らしかった。
そして「ヴォーグ」や「ハーパース・バザー」がダリやキリコ、カッサンドルの作品を表紙に飾ってたのは興味深かったです。
個人的には6−3の平井輝七やアジェ、ベルメールの写真が展示されてるのは熱かった。
帯留の虫のやつとかもキモくて素敵でした。大正時代ってやっぱり素晴らしい。
別館ではガガも纏った舘鼻則孝の靴はやっぱり面白い。彼の作る彫刻は最悪だけど。
串野真也も最高に狂ってて写真撮りまくってしまった。。。
最後のANOTHER FARMは串野真也とスプツニ子!のユニットで、光るシルクを使ったドレスが展示されてて、入り口で渡される黄色いメガネをかけると柄が浮かび上がるというもの。特に感想はないです。
こんなところかなぁ。
ザハの靴が一点だけ展示されてたけどもう何点か欲しかったなぁ。
この展覧会は4月10日まで。こちら

最後は前から気になってた公園入口にあるカフェで優雅にお茶でキメました。

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白井晟一 入門 第2部 @ 松濤美術館

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開館40周年記念で松濤美術館を設計した白井晟一の展覧会第2弾。
今回はなんと展示物を極力減らし、建物そのものを見せるというもの。
一昨年世田谷美術館も展示物のない展示室を見せてましたね。こちら
普段入れない地下2階と茶室や渡り廊下も入れたし、白井自ら選んだ調度品の数々も展示されてました。
あんまり好きじゃないなぁと思ってた建物だったけど、建物単体で観るとかなり美しい。
でもやっぱりこれはあくまで美術館なので、作品をよく見せるのが美術館の仕事。
美術館だけが美しくてもそれは美術館としては失敗だと思います。
なのでやっぱりこういうオブジェのように美しい建物は美術館向きではないなぁと改めて。
その点ズントーや谷口吉生なんかは美術館としての機能も果たしつつ建築としても美しいんですよね。
この美術館を改めて知ることのできた好企画ではありました。
1月30日まで。こちら

白井晟一 入門 第1部 @ 松濤美術館

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正直あまり期待してなかったけどよかった展覧会。
松濤美術館40周年記念ということで気合の入れ方が明らかに違う。。。
2部制になってるのもそうだけど、圧倒的な情報量でした。
そもそも白井晟一って個人的にはあまり好きじゃない建築家なんですよね。
松濤美術館もやたらドラマチックに過ぎるし、精神性よりバブリーな感じが。。。
この展覧会で2年前に行った芹沢銈介美術館も白井の作品だったと知って納得。やたらゴージャスでした。。。
と、そんな僕でも満足できる内容の展覧会ってすごい。
冒頭で、白井が京都工芸学校図案科にいた時に、京都学派の戸坂潤に師事してたのにまずびっくり。
京都学派については先日京都で観たホー・ツーニェンの展示で知ったばかりだったので。
それはともかく、特に後期の過剰なまでに精神的な空間づくりはこの時代に哲学に接していたことに下地があったのかと妙に納得。
この精神性は、親和銀行や、サンタ・ギアラ館、そして何と言っても実現はしなかった原爆堂で頂点に達します。
原爆堂、実は依頼もされてなかったんですね。。。
安藤忠雄が初期の仕事ない時に勝手に家や中央公会堂を設計してたのを思い出しました。
実現されてないのに白井の代表作とも言える内容で、この展覧会でも最も重要なプロジェクトとして取り上げられてました。
あと印象的だったのは、早くに父親が亡くなって、姉夫婦に引き取られていて、その義兄が画家だったことで、その後文化人との繋がりができて多くのアトリエを手がけていること。
そしてそれにしては美術館建築は前述の芹沢銈介美術館と松濤美術館だけだったこと。
構想は色々あったようですが流れたプロジェクトも多かったようで、それらの未完のプロジェクトも最後に紹介されてました。
あと、中央公論社の鳥のロゴのデザインが白井というのも初めて知りました。
本の装丁の仕事もいくつかしていて、その辺の展示も面白かった。
とにかく白井晟一を余り知らない、好きじゃない人も楽しめる展示だと思います。
1部は12月12日までで、来年1月4日からは松濤美術館建築にフォーカスを当てた2部が始まります。こちら

妹島和世+西沢立衛/SANAA展 @ TOTOギャラリー・間
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白川展とは逆に期待してたけど期待外れだった展覧会。
昨年のコロナによる延期から楽しみにしてたSANAA展だったんだけど、全然ワクワクできなかった。。。
最近のSANNA作品ちょっとエッジなくないですか?
外の展示はパビリオン・トウキョウぽくてよかったけど。
来年の3月20日まで。日時指定。こちら


柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年 @ 東京国立近代美術館
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こちらも結構期待してたんだけどかなり期待ハズレだった。
やっぱり民藝は美術館で展示すべきではないな、と思った。
民藝館で見た時と印象が全然違って、展示品がみんな居心地悪そうだった。
柳宗悦は近美が出来た時に批判するような文章を残してるけど、やっぱり相性悪いみたい。
2階の戦後の民藝は面白かった。来年2月13日まで。
それよかここはコレクション。
特にハイライトの部屋はあんま変わらない印象があっていつも素通りしちゃうんだけど、改めて見たら新収蔵の現代美術が結構あってびっくりした。
照屋勇賢や冨井大裕に、リヒターやセザンヌ。
他の常設も相変わらず素敵でした。
帰りにリヒター展の予告チラシを見つけてバイブスがアガる。

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最後に四谷に出来た隈研吾先生のデザイナーズマンションが凄まじかったのでアップ。
村上春樹ライブラリーも行ったけど特に感想はなし。

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水庭 by 石上純也

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まだ那須です。
これもいつかは、と思っていた石上純也の水庭。
11時と14時からのツアー参加でのみ見学できます。参加費2970円。高。こちら
那須塩原駅からシャトルバスが出てますが、ツアーと全然関係ない時間に着きます笑
できればこちらも泊まりたかったけど予算が。。。泣
近くに星野屋リゾートもありますがこちらも予算が。。。泣

それはさておき水庭。
既にあるホテルにさらにヴィラとレストランが増設されるということで、その敷地に生えていた318本の木を移植するという作業を繰り返すことでできてます。
1本1本の模型を作って何度もスタディし、人工池も作って出来上がった人口の森。
なんと4年もの歳月をかけて完成させたという変態的プロジェクト。。。
全てが落葉樹で、落葉樹って水の側に生えないらしいんだけど、池を完全防水にすることで落葉樹と池の共生を実現させてるらしい。
色んなメディアで取り上げられてたけど、写真見ても全く伝わらない笑
実際行ってもよくわからないんじゃない?と思ってましたがまたしてもやられました。
そこに立つと明らかに「不自然」な風景が広がってて本当に異常です。
こんな空間感を自然物で作ってしまうなんて、やっぱり石上純也凄い。。。
てな訳で、絶対伝わらないけど写真載せまくりますw

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伝んねぇ!
けど行けて本当に良かった。
メディアによく載ってる写真は葉が生い茂ってる春から夏にかけてが多いけど、冬枯れの景色も素敵です。
できれば雪の風景もみたいけど雪道運転する自信ないので無理。
ちなみにこれらの木が元々あった敷地には坂茂によるヴィラとレストランが建ってます。
こっそり見に行ったけどふーんって感じでした。

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LOG by STUDIO MUMBAI

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日本で多分唯一のスタジオムンバイの建築。
昭和38年に千光寺山の中腹に建てられた「新道アパート」をカフェやギャラリー、宿泊施設として生まれ変わらせたのが「LOG」です。
尾道に行ったら前記事の「水尾之路」かこちらに泊まりたかったんだけど、こちらは素泊まりでも4万近くするので諦めました。。。
印象的だったのは、余白の多さです。
1階に関してはほとんど何もありません。
2階がカフェとギャラリーで、3階が宿泊。
壁の色も中間色で塗られていて、独特の静けさが漂っていました。
風が所々に抜けて、当時はどんなだったんだろうと想像しました。

LOG website: https://l-og.jp


この千光寺の頂上には安藤忠雄による尾道市立美術館もあります。
行った時は画家のパレットをテーマにした展覧会がやっててまあまあ面白かった。
鴨居玲のパレットがキモすぎて笑いましたw
他にも椅子のコレクションも素晴らしかった。
ちなみにここは警備員さんとニャンコによる攻防でも有名な場所です。むしろそれが一番見たかったw
そのニャンコは隣のレストランの子だと聞いて、ランチしに行ったんだけどお会いできず。
しかし瀬戸内を見ながら食べたカレーとビールは格別でした。。。

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帰りは「奥の細道」を通って下山。
尾道って、犬も歩けば棒に当たるレベルで猫がいると思ったら全然いなくて、ようやく逢えた猫はほぼ神様でしたw

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La Méca by BIG | Matmut ATLANTIQUE by Herzog & & de Meuron

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ボルドーに行って来ました。
メインは友達に会うためですが、ついでに建築も。
一つは駅からすぐの昨年完成したBIGによるLa Mécaという文化施設。
上の階ではアフリカ美術の展覧会がやってました。
テラスに出られるというので行ってみたらめっちゃショボかったw
そして壁で何かのショーがやってて、地上ではバンドが音楽鳴らしてたんだけど、観客ほとんどいなくてめちゃくちゃシュールでした笑 後で聞いたら週末のイベントの練習だったらしい。

そしてもう一つはヘルツォーク&ド・ムーロンによるサッカースタジアム。2015年竣工。
スタジアムやらせたらヘルドム最強ですね。
すり鉢状の観客席が外からでもわかる明快な構造でそれを無数の柱で支えてる。

どちらの建築も明快!って感じでとても気持ちいい。
おもちゃがそのまま大きくなったみたいなスケール感で面白かったです。
このスケール感ってレム・コールハースのスケール感に近い。
彼の建築も、実物より大きなスケールを感じるんですよね。
自分がめっちゃ小さくなったような感覚。

ところでそのレムの代表作「ボルドーの家」めっちゃ行きたかったんだけど、やはり関係者がいないと無理っぽい。。。以前何度か展覧会もしてるのでその時ぐらいしか見られない。。。
実はグーグルマップで「rem koolhaas bordeaux」で検索すると出ますw
いつか行きたい!!

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Bourse de Commerce Pinault Collection ブルス・ドゥ・コメルス/ピノー・コレクション

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今年のフランスアート界・建築界の話題を攫ってるのがピノー財団による「ブルス・ドゥ・コメルス」
改修を手がけたのは安藤忠雄。
長年の計画を経て今年5月25日にようやくオープンしました。
というのは、パリの南西のセーヌ川に浮かぶ島・セガン島のルノー工場跡地に安藤忠雄の建築でピノー財団現代美術館を建てる計画がありました。それが1999年の話。
しかし、その場所はサルトルが演説したとかいわくつきの場所で、市民の反対に遭い、2005年にその計画はピノー本人により取り下げられました。
その後ピノーと安藤は再びタッグを組み、ヴェネツィアに元邸宅だったパラッツォ・グラッシ(2006)と元税関だったプンタ・デッラ・ドガナ(2009)を立て続けに現代美術館へと仕立て上げたのでした。
ちなみに後者は行ってないんですが、前者は行ったので、過去自分の感想読んだらめちゃくちゃ手厳しくて笑ったw こちら

続き。
その後もピノーのお膝元パリに自身の美術館を建てるという夢は捨てきれません。
ライバルのアルノーに先を越された時は相当悔しかったでしょうね。。。こちら
しかし2015年、ようやくチャンスが舞い込みます。
それが、パリ市長アンヌ・イダルゴ氏から商品取引所の建物に興味はないか、との提案でした。
この建物は18世紀に小麦市場として建てられ、その後1802年の火災による消失に遭うも、このドーム型の特徴的な建物は再建を果たし、1889年のパリ万博時には天井にガラスのドームが付け加えられ、商品取引所として再スタート。
21世紀になり、デジタル化で役目を終えていたこの建物がついにピノーコレクションとなることになったのです。
本来は去年オープンするはずが、コロナで延びに延びてようやくオープン!
よかったねピノーさん!

ってことでいざ中へ。
入口。
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プラン。
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トイレ。
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ショップ。
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ショップ脇エレベーター前のライアン・ガンダー作品。喋ってます笑
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1階のギャラリーではデイヴィッド・ハモンズの展示。
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回廊。周囲のキャビネットにはベルトラン・ラヴィエの作品群。
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そしてこの建物のクライマックス、吹き抜け空間へ。
天井のガラスドームからの光美しすぎ。。。
この空間に安藤は、直径は29メートル、高さ9メートルのコンクリートの円筒を創りました。
ここにはウルス・フィッシャーの作品が。素晴らしい。。。
この作品は蝋でできてて、実はよく見ると火が灯ってて日に日に溶けてるのです。。。
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2階と3階では展覧会会場。
開館記念の「OUVERTURE」展が開催されてます。
シャーマンやプリンスらの写真展やタイマンスやデュマスらの絵画群など。
開館記念展にしては地味すぎでは、なラインナップで消化不良気味。。。
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階段で最上階へ。
吹き抜け空間が上からどどーーんと見渡せます。
カテランの鳩たち流石ですw
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地下には劇場とピエール・ユイグの作品。ユイグの大御所感すごい。
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以上こんな感じ!
正直一回行ったらいいかな。。。ぐらいですが、今後の企画展に期待ですね。
あの吹き抜けでタレルとかカプーアとかオラファーとかやったらやばそう。。。


それにしてもケリングのピノーx安藤忠雄にLVMHのアルノーxSANAAと日本建築家すごすぎ。
ピノーx安藤は3件とも歴史的建物との共演ですね。
そして何と言ってもパリのポテンシャル半端ねぇ!!!
こんな建物がまだ空いてたなんて。。。
場所的にはルーヴルとポンピドゥーの中間ぐらい。
これはヴィトン美術館より遥かに素晴らしい立地。
アプローチがビルバオ・グッゲンハイムの時のように街路の間から覗く様子が素敵。
ちなみに僕はパレ・ロワイヤルを経由して来ました。
ここにはビュレンの有名なパブリックアートがあります。
そしてその後はポンピドゥーへ。今やってるオキーフ展には全然興味ないけど、パリ来たら来ちゃうよね。ここの本屋が大好きなんです。クリストのDVDを購入しました。
2023年から改修工事で2026年末まで閉まっちゃうそうです。
ただでも工事現場みたいなのにどうなっちゃうんだろうw

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ところで、冒頭で書いた、ピノーコレクションが建つ予定だったセガン島。
実はここに2017年、これまた日本人坂茂による「La Seine Musicale」が建ってます。。。
あの反対運動は何だったの。。。
そして全然坂さんらしくない建物。。。なんか複雑。。。

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Apartments on Ave. Maréchal Fayolle by SANAA

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パリ市内にできたSANAA建築2件。

まずは今年6月リニューアルオープンした老舗百貨店サマリテーヌ。
こちらなんと改修に16年もの歳月をかけたとか。何しとったんや。。。
1870年創業という老舗中の老舗ですが、2001年に泣く子も黙るLVMHが買収。2005年に改修のために閉鎖。そこから2014年にようやく改修計画の全貌が明らかとなり、そこで起用されたのがSANAAでした。
リヴォリ通に新しくできたガラスファサードは、あっと声が出るぐらい美しかった。。。
周りが重厚な建物ばかりなので、かなり目立ちます。
周囲の建物をうねったガラスが映し出すのも素敵。
道ゆく人も見上げたり、うねったガラスを撫でたり、やっぱりみんな気になるみたい。
この建物自体は、デパート機能とオフィス機能があって、上層階はオフィス。
1階にはペロタンのショップが入ってて、グザヴィエ・ ヴェイヤンの妹島さんの彫刻があったりw

そしてお次は2019年に完成した集合住宅。
観光客が行かないとこばっかり行ってしまうw
あくまで私有地なので中には入れず外から。怪しすぎてごめんなさい。
まあ、SANAAって感じですね。(雑)
google mapで見るとめっちゃSANAAですw

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この1年でノルウェイの建築家グループスノヘッタの建築が2つもパリ市内に登場しました。
一つは昨年12月に竣工した、大手新聞社グループ「ル・モンド」の本社ビル。
もう一つは4年の歳月をかけて今年6月にリニューアルオープンを果たしたカルナヴァレ博物館。
日本でスノヘッタの建築を見るのは中々ないので貴重でした。

写真で見て、ル・モンド微妙かもと思ってたけど、実際見てみると面白かったです。
ダイナミックなねじれによる真ん中のヴォイド。
そこはすっかり地元のスケートボーダーたちの練習場になってました。
また、カルナヴァレの方は改修前を知らないので、どこがどう変わったのかよくわからなかったけど、明らかにわかるのが階段。
一つのオブジェですね。
そういやこっちも捻れてます。
階段をしつこく撮ってる日本人は相当怪しかったと思います。。。
それはともかくカルナヴァレ博物館自体がめちゃくちゃ面白かったのでパリ行かれる方にはお勧めします。
フランス5日目の日記にも書いてるのでよかったら。こちら

石上純也「木陰雲」@ 九段ハウス

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会期始まっても完成せず、一週間過ぎてからやっと完成したとか。。。さすが。
そんな石上純也のパビリオン。
正直ドローイングからも、完成してから行った人の写真からも凄さがあまり伝わってきませんでした。
んー、今回はそこまででもないのかな?
と思いつつ出かけたら最高でした。すいませんでした。
写真、撮っても撮っても撮りきれないし、全然魅力が伝わりません。
これぞ空間体験!是非行って見るべし。8月は基本月曜休みなのでお気をつけて。
元々ある木を避けて建つ屋根。
これは那須のアートビオトープもやっぱり行った方がよさそう。。。

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この場所を石上純也に当てがった東京パビリオンもすごい。
そもそも九段ハウスというのは、1927年に建てられた内藤多仲、木子七郎、今井兼次の共同設計により、1927年に建てられたスパニッシュ様式の資産家の山口萬吉の邸宅。
現在は会員制ビジネスサロン(!)らしい... こちら
このパビリオンの期間中は、一部が山口県宇部市にあるレストラン「メゾン・アウル」がポップアップで出店していて、夜は1⽇3組限定でディナーを提供し、コースは1人あたり2万4000円(税込、サービス料別途)とのこと。余裕のある人はどうぞ。。。
ちなみにメゾン・アウルは、宇部に石上純也設計による洞窟のようなレストランをずーーーーっと前から建設中なんだけど、この秋ようやくオープンするらしい。。。こちら
この施主の方のTwitterが赤裸々で面白かったんですが、いつの間にやら消えてる。。。
石上純也の初期の代表作の薄い机もこのレストランに作られたものです。
そんなレストランが、実は昼間カフェ営業もやってます!!
行くまで知らなかったんだけど、看板が出てたので入ってみたら最高でした!
カードしか使えないけど、石上純也の作品を模したスイーツなんかも出てきてめちゃうま!
猛暑の中の楽園でした。。。最高!行ったら絶対入るべき!

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9月5日まで。都内で見られる石上純也は貴重ですよ!こちら


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KAIT工房 by 石上純也
石上純也展ボランティア@豊田市美術館
石上純也展「建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?」@SHISEIDO GALLERY
石上純也「建築のあたらしい大きさ」@豊田市美術館

パビリオン・トウキョウ2021展 @ ワタリウム美術館

オリパラに合わせて(?)都内に現れた9つのパビリオン。
それらを総括する展覧会がワタリウムで開催中です。
展覧会と共に、僕はそのうち5つ現地に行って見てきました。

まずは藤森照信の「五庵」。
こちらはワタリウムで当日予約した場合のみ中に入れます。
国立競技場の斜向かいで、階段を上がった茶室から競技場がよく見えます。
最初の躙り口の形が、入る身体の所作まで規定してて面白かった。(右足から入って左足から出る)
茶室はまさかのテーブルでしたw

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お次は建築家ではないけど会田誠。
外苑のイチョウ並木入り口に狛犬のように建つ「東京城」。
一方はビニールシート、一方はダンボールで出来てます。
よくもまあこんな風刺な作品に東京都お金出したよねw
それにしても、ダンボール、なんで風雨に耐えてるんだ。すごい。
外苑初めて来たけどオリパラで何もかも閉まってたので終わったらまたゆっくり来たい。

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Googleマップでこの位置にピンを落とすと「会田みつお」って表示されるwwww

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見る気なかったけど藤本壮介のCloud Pavilion。
この人の建築、いつもだったらもっと写真映えするんですが、写真の時点で既にひどい。。。
目[mé]を見にいったら近くにあったのです。(目[mé]については後日アップ予定)
夕方になったら萎んでて洗濯物みたいでした。。。

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最後は妹島和世の「水明」。
浜離宮。クソ暑かった。。。
こちらから入園要予約ですが、暑すぎてほぼ誰もいないので当日でも行けばほぼ入れると思います笑
柵であまり近づけず残念だったけど、パビリオンって頼まれてこんな地を這うようなものを発想するなんてやっぱり天才。。。

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といった感じ。
石上純也は凄すぎたので別記事にします。
後の4名のパビリオンは全く興味がないので見てません。。。
興味ある方はこちらで。9月5日まで。

ファッション イン ジャパン1945-2020―流行と社会 @ 国立新美術館

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昨年のコロナ延期からようやく開幕。
戦前から今現在の日本のファッションを紐解く壮大な展覧会です。
僕が感銘を受けたのは特に最初の「プロローグ|1920年代-1945年 和装から洋裁へ」と「1章 | 1945-1950年代 戦後、洋裁ブームの到来」、そして最後の「8章 | 未来へ向けられたファッション」です。

前半ほとんど写真撮れなかったので残念でしたが、特に素晴らしかったのは田中千代。
僕は不勉強でこの人のことを今回初めて知ったのですが、1920年代にヨーロッパに渡り、1930年にはスイスでヨハネス・イッテンからデザインの教育を受けるという、当時先鋭的過ぎる経歴。
故に彼女のデザインはバウハウスの構成主義的な影響を受けたデザインで今見てもめちゃくちゃかっこいい。
戦後には現在の東京田中短期大学というのを設立し教育者として従事してたんだとか。
そんな彼女の作品が同校の同窓会ページで見られます。こちら

あと、この戦前戦後の時代は朝ドラの「カーネーション」だったり「とと姉ちゃん」を思い出して個人的にとてもエモかった。。。
その後の60年代以降は日本の戦後が終わり、好景気からバブルへと突入して、ファッションも浮かれ気味でついていけない。。。
山本寛斎やコシノジュンコ、イッセイミヤケあたりは食傷気味でほぼスルー。
そんな中80年代に登場した川久保玲と山本耀司の存在はやっぱりすごい。
浮かれた時代に冷や水を浴びせかけるようなデザイン笑
ようやく今の時代からも見られるファッションがちらほら。
後、僕個人はロンドン行くまでファッションなんてこれっぽっちも興味なかったので、90年代あたりも全然ピンとこないんですよね。。。エモい人はエモそう。。。
むしろ2000年代以降のsacaiやFINAL HOMEあたりからピンとき始めて、最後のセクションは色々発見もあり楽しかった。

最後のセクションでは、先日長野まで観に行ったMame KurogouchiやANREALAGEなどの試みも紹介されてましたが、その中でも最も素晴らしかったのがiai。
元消防士という異例の職歴を持つ居相大輝が、東日本大震災を機に故郷に近い京都府福知山市大江町の集落に居を移し、妻の愛さんと2014年に始めたブランド。
10代から服が好きだった彼は、消防士になってからも、山縣良和が創立した「ここのがっこう」に通いながら、仕事の傍服作りをしていたそう。
集落では、築100年越えの一軒家を自分たちで改修し、そこで一点一点手作りで服を製作しています。
作っていくうちに、村の人々に一着一着衣服を作り始めて、今回の展覧会でもおばあちゃん達が嬉しそうにi a iの服に身を包んでる姿が映し出されていて、衣服を纏うことの原初的な悦びが改めて伝わりました。
僕は徒らに「スローライフ」だの「サステイナビリティ」だの謳うのは好きではないですが、i a iの活動はとても気になりました。
「生活の花」というプロジェクトではi a iの服を一年間着用してもらえる人を全国から20名募集して、その着古された衣服を、一年後の展示で販売し、また別の人へ引き継ぐというもの。
それは俗に中古と言われるかもしれないけれど、i a iにおいては新たな価値を付与すること。
あくまで生活に根ざした服なので、そのほつれや汚れも価値になるんですよね。
シーズン毎に切り替わるファッションとは真逆のコンセプト。
ウィメンズしかないのかな?一度羽織ってみたいです。

i a i 公式HPはこちら。キナリノの特集記事はこちら。 

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余談なんだけど、途中で1964年のオリンピック東京大会が出てきて、選手団の制服が日本国旗をイメージした赤いスーツで、当時「男子が赤を着るとは何事か」っていうクレームが入ったって書いてて、時代やなぁと思ってたら、先日「ダイバーシティ」をテーマにしたというボクシング代表のユニフォームが発表されてて吹いた。。。時代は逆行してるようです。

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それはともかく展覧会は9月6日まで。こちら


アイヌの装いとハレの日の着物 @ 松濤美術館
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衣服といえばもう一つ、松濤美術館で始まったアイヌの展覧会。
民藝館でいくつか見て以来アイヌの衣装にどっぷりハマってしまいました。
あの独特の模様がかっこよすぎる。
今回改めてじっくり見て、その模様は染めなどではなく、当て布や刺繍によって施されてることをじっくりと見ることができました。
樹皮で作られた衣をアットゥシ、木綿で作られた衣をルウンペということも知りました。
膨大な作業なんだろうけど、本当どれも美しくかっこいい。
興味深かったのが、昔のものだけではなく、現代の作家が作ったものも展示されていること。
こうして「継承」というのもこの展示に組み込まれてるのが面白かったです。
他にもシトキと呼ばれる首飾りなんかもめちゃくちゃかっこいい。
この展覧会は、昨夏北海道は白老町に開館した国立アイヌ民族博物館の開館を記念したもの。
めちゃくちゃ遠いけどいつか行ってみたい。。。
展覧会は8月9日まで。ぜひ!


日本民藝館改修記念 名品展II @ 日本民藝館
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アイヌつながりで民藝館。
4月までの改修を終え、ベストセレクションの名品展の第二回。
第一回は見れなかったけれど、それにしてもやはりここはすごい。
この秋に東近美で開催される民藝展もものすごい楽しみ。
今回の展示に関して、2階の本の装丁とか、器飾ってる漆器とかヨダレ出そうになるぐらい素晴らしかったけれど、白眉は1階にあった舩木研兒のスリップ。
恥ずかしながら存じ上げず、今回初めて知ったのだけれど、本当に素晴らしかった。
絵付けの皿は基本好きじゃないんだけれど、この方の絵はどれも素敵すぎた。。。
作品は買えないので、2017年8月号の民藝の特集号を買ってお勉強。
やはり、リーチに教わっていて、父の舩木道忠も陶芸家でリーチととても仲良かったと。
現在息子さんの伸児さんが舩木窯6代目を継いでおられるとのこと。
島根は出西もあるし、またいつか巡ってみたい。。。
あと、お店で一目惚れして、五十嵐元次さんの小さな蓋物と水滴を買いました。

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さて、このエリア、僕が東京で大好きな場所の一つです。
特に民藝館裏の駒場公園は、緑も美しいし、前田侯爵邸や近代文学館も最高。
そして、僕のお気に入りは近代文学館内にあるカフェBUNDAN。
来るたびにここで文学の名前のついたフードと文学者の名前のついたドリンクを頂くのです。
今回は、最近「細雪」を読んでたこともあって、「谷崎潤一郎のトーストサンドイッチ」と「芥川」を頂きました。
なんだか嫌なことも忘れられる最高の空間です。超おすすめ。こちら

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包む-日本の伝統パッケージ @ 目黒区美術館
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最後にクッソ地味だけど、とてもいい企画展。
日本は過剰包装とも揶揄されるぐらいラッピング文化。
そんな「包む」を集めたのがこの展覧会。
これぞ現代の民藝という感じがする。宗悦が生きてたら絶対好きだったろうな。
目黒区美術館は、1988年に「5つの卵はいかにして包まれたか―日本の伝統パッケージ」展という展覧会を開催していて、その協働企画をしたのが岡秀行。
これまた僕は存じ上げませんでしたが、彼は日本のデザイン事務所の草分け的存在で、1950年代から日本の伝統パッケージに着目して、全国のパッケージを蒐集し、写真集を出版したり、1975年からは10年以上かけて28ヶ国を巡回する「TSUTSUMU」展を開催したそう。
88年の目黒区美術館の展覧会後、その蒐集品を譲り受け、さらにその後のパッケージも足して2011年に第2回、そしてこれが第3回。
色々凄いのがあったんだけど、ダントツで縁起物のコーナーがすごかった。
こんなの初めて見た!っていう豪華すぎる祝儀袋。写真撮れなくて残念。
あと、やっぱり虎屋は強い。所々に登場してました。
9月5日まで。超絶地味ですがオススメです。

アンサンブル・スタジオ展 @ TOTOギャラリー・間

昨年のコロナ延期から1年の時を経てようやく開催に漕ぎ着いた「アンサンブル・スタジオ展」。
それも当初6月8日からだったのが24日からに。
緊急事態宣言を受けてのことかと思いきや「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う世界的なコンテナ不足とスエズ運河座礁による海上輸送の混乱の影響」とのこと。なんかすげえや。。。
とにかく楽しみにしていた展覧会でした。
と、ここで告白しなければならないのが、開催直前までてっきりターナー賞を受賞したグループだと思い込んでたらそっちはアセンブルでしたwwwww
アンサンブル・スタジオとは、アントン・ガルシア=アブリルとデボラ・メサ率いるスペインの建築集団。
一言に「建築」と言っても彼らのそれは一味も二味も違います。
とりあえず会場風景。

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えっと、、、これは、、、一体、、、???

戸惑いを隠せなかったのですが、これが彼らの「建築」。
展覧会の副題に「大地の建築」と付されてるように、彼らの建築は人智と自然が融合したダイナミクスを孕んだオブジェです。
それを「プリミティブ」という言葉で片付けてしまうには余りある作品群。
特に上の階で映像展示されてた、彼らの出世作でもある「トリュフ」と近作の「カン・テラ」は凄すぎる。
前者は一見岩の塊に見えて、ちゃんと家の機能が備わったコンクリートの塊。
その工法が異常で、土で型枠を作り、さらに内部には干し草を敷き詰め、鉄筋を入れずに土と干し草の間にコンクリートを少しずつ流し込み、固まったらまず外の土を除け、中の干し草はなんと子牛のバウリーナが食べることで内部のボイドが出来上がるという仕組み。。。!!!(バウリーナは300kgの立派な成牛になったとかw)
ちょっと何言ってるのかわからない、という方のために映像がありました!



カン・テラは、置き去られたかつての採石場をそのまま住居にするというプロジェクトで、彼らがやったのは光を入れるために穴を開けたり、扉をつけたりと最小限の操作。まるでカタコンベ。
これが物凄い広さなんだけど、誰が住んでるんだろう。。。
こちらも映像がありました。




とまあ、こんな感じで彼らのプロジェクトは大地と切っても切り離せない関係にあります。
そもそも建築は大地の上に建ってるからそれはそうなんだけど。
今回の模型も発泡スチロールに土をまぶしてたりして、本当に独特。
会期は9月12日まで。要予約。こちら
今回の展覧会では紹介されてない、まだわかりやすい建築もあるので公式HPもチェックで笑
https://www.ensamble.info


最近観た建築>>

House NA by 藤本壮介
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羽根木の森 by 坂茂
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どちらも個人邸なのであまりジロジロ見られず。。。
前者はマジで偶然通りかかって見つけた。
後者は木に囲まれすぎてよくわからなかったけど、はなれは坂さんらしいな、と。
あと、まだ開館前だけど早稲田大学内の隈研吾による村上春樹ライブラリーが酷すぎた。。。
ここに載せるのも嫌なのでTwitterみてください。。。こちら
結構注目されてる建物でよくこんなゴミみたいな仕事するよね。。。
これ見てますます東近美で始まる隈研吾は死んでも行かないと固く決意しました。

「10 Mame Kurogouchi」 @ 長野県立美術館

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Mameの展示を観にこの4月に開館したばかりの長野県立美術館へ。
なんで長野やねん、と思ったらデザイナーの黒河内真衣子が長野出身だったんですね。
そしてこの美術館のスタッフユニフォームも手掛けてます。(隠し撮り御免)

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展覧会は規模はそこまで大きくないものの、Mameの10年がたっぷり詰まった内容でした。
コレクションはもちろん、そのソースや創作ノートまで展示されてます。
最近のデザイナーでここまで絵を描く人って珍しいな、と思いながら見てました。
ソースも民藝から現代アートまで幅広くて素敵。
残念ながらMameはウィメンズしかないので僕は着れませんが。。。
東京のお店も行ってみたいけど男一人では入れない。。。
展覧会で堪能しました。美しかった!

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そしてもう一つのお目当の中谷芙二子の霧の作品。
彼女の作品を常設するってどういうこと??と思ってたら外の人工池で一時間に一回霧が発生。
これが想像より凄すぎて笑った。
マジで目の前がホワイトアウトします!!

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そしてお隣の東山魁夷館。谷口吉生建築はやはり美しい。
昔観に来たんだけどまさかの閉館してた。。。
外から悲しく眺めた記憶があります。。。
まあ、中の東山魁夷はどうだっていいんだけど。
どうせなら新館も谷口さんにして欲しかった!!
新館は動線が酷すぎた。。。善光寺を眺める屋上テラスはまあ良かったけど。

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Mame展は8月15日まで。こちら
来年は松澤宥展やるからまた来なくては。。。


あと、余談ですが、この日本当は日帰りする予定だったんだけど、長野行く途中で友達から「今松本にいる」との連絡を受け、急遽松本泊w
前から泊まりたかったホテル花月さんが素晴らしかったのでついでにシェア。
松本民藝やステンドグラス等、たまらなく素敵でした。オススメ。こちら

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KARMAN STUDIO

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ロンドン時代からの友人で建築家の中畑昌之君が自身の事務所を改組しました。
それに際して、恐れ多くもウェブサイト制作に携わらせていただきました。
ぜひ覗いてみてください。

http://karmanstudio.net


そして、去る3月には、浜松へ彼が手がけた渾身の自邸にお邪魔してきました。

浜松駅から車で10分ほど走っていると、国道沿いに明らかに異質なコンクリートの塊!
近づいてみると、様々な仕上げがしてあって、ラフな部分とスムーズな部分、そして上のスタッコ仕上げのような部分があります。

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中に入るとびっくり。
外からの閉じられた印象とは真逆の開放感。
この開放感は何と言っても天井のアーチ越しに入ってくる天窓の光。
このアーチは5つあって、どれも高さが微妙に違っています。
中はほぼワンルームですが、その差異によって微妙に空間の領域が分けられています。

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壁に取り付けられた扉の裏側に色が塗られており、その色が外の光で漏れる様も美しい。
これはマティスの教会をイメージしたのだそう。
ロンシャンの教会も彷彿とさせますね。

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思わず教会という言葉が出ましたが、この建物には教会の持つ威圧感は全くありません。
不思議とこの中にいると落ち着くんですよね。
まるで海中にいるような気分になります。
敷地も国道沿いにあって、結構忙しなく車の往来があるのですが、音もほとんど気になりません。
この建物は「空蝉の家」と名付けられています。
この建物の中にいると、「空間」というより「環境」という言葉がしっくり来ます。
それはいい意味で空っぽ(=空蝉)に作られているからなのでしょう。
今後、この建物は、子供が出て行くなどの変化もあるだろうけれど、その変化も柔らかく捉えながら普遍的にこの場所にある気がしてなりません。

中畑君とは出会ってもう15年にもなりますが、一緒にコンペに挑んだりと戦友のような気がしています。
そんな彼が自邸を建て、節目のウェブサイトに関わらせてもらえてなんだか感慨深いです。
彼の作った「KARMAN STUDIO」のKARMANとは、大気と宇宙の間にあるKármán lineという言葉から来ているそうです。
彼の建築は、意匠云々以前に、現象のような感覚を以前から覚えていました。
そんな彼の事務所の名前を初めて聞いた時、とてもらしい名前だな、と感心しました。
今後も期待しています。

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高野台Z邸 by htmn
UBEビエンナーレ'09@ときわ公園等

大分県立美術館(OPAM) by 坂茂

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旅の最大の目的。
現時点で坂茂の国内最大建築(多分)。
先日泊まった山形県鶴岡のスイデンテラスが最高過ぎたのでかなり期待して行ったらそこまでの感動はなかった。。。
何だろう、もう少し暴れて欲しかったな、という印象。
美術館という特質上、あくまで展示がメインなので、一歩引くという姿勢は素晴らしいのだけど、それにしても綺麗に収まり過ぎてはしないか。。。
坂さんお馴染みの紙管のレストランや木組み、折り畳みガラスウォール等も顕在なんだけど何だか物足りなかった。。。

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アートプラザ(旧大分県立大分図書館) by 磯崎新

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まさかこのブログで磯崎新を単独で取り上げる日が来るなんて。。。
正直個人的にほとんど興味のない建築家です。。。
彼の建築の何がいいのか全くわからない。。。
むしろ彼は論客としては非常に優れています。僕が今更言うまでもないですが。
彼の書いた「建築の解体」なんかは非常に重要な書物だし、そこから「アンビルト」と言う言葉を生み出し、ザハを見出し、せんだいメディアテークで伊東豊雄を選んだのも彼。
彼の審美眼や論は素晴らしいのだけれど実作がどれも微妙。
昔おすぎが水野晴郎のことを暗にほのめかしつつ「映画批評家が映画撮っちゃダメ」と言ってたけど、批評できたら創作できるかっていうとそうでもないんですよね。
まあ、冒頭からこき下ろしてますが、ほとんど期待もなく、まあ彼の地元の代表作だしってことで見てきたんだけど案外良かった(上から)
磯崎新初期作に表れる謎の筒やら色々過多ではあるけど、半世紀以上(1966年竣工)経った今見ると遺跡っぽくて神々しさすらありました。
ちょうど、というかずっとやってるのかわからないけど磯崎新展もやってました。

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ついでに市内にあるもう一つの初期作岩田学園(1964)も見てきました。
まだ現役で使われてる学校で、行ったら生徒たちがわんさかいたので怪しまれないようにさっさと撮影w
これも遺跡のような佇まい。

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あと、全然関係ないんだけど、福岡で泊まったホテル・イル・パラッツォが磯崎新と同年のアルド・ロッシが手がけたってことで無理矢理ここに載せときます。
1989年竣工のデザイナーズホテルの先駆けと言われていて、当時は倉俣史朗やエットレ・ソットサスが手がけたバーなんかもあったらしいけど今はありません。
部屋の内装も当時とは違うみたいだけど、もうラブホみがすごいw
全体的にバブリーですが、値段はデザイナーズホテルにしては安いです。
場所も中洲に近いし博多で泊まるならオススメ。こちら

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House N by 藤本壮介

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大分へ。
まずは藤本壮介の代表作。
個人邸なので住所非公開ですが、気合いで探しました。google mapで!
再春館のこともあるので、ほぼ歩みを止めることなくささっと撮ってきました。
まあ、そもそも行くなよって話なんですが。。。
で、さらにあんまりだったっていうね。
伊東さんも行ってたけど、藤本さんの建築って1/1模型なんだよなぁ。
なんか実物みてもそのダイナミクスが伝わらないというか、ふーんって思っちゃう。
結構無茶やってるのに不思議なんだけど。という感想でした。

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窓展:窓をめぐるアートと建築の旅 @ 東京国立近代美術館
武蔵野美術大学 美術館・図書館 by 藤本壮介
東京アパートメント by 藤本壮介

再春館レディース・レジデンス by 妹島和世

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妹島和世の初期の代表作!
この建物で一躍注目を浴びましたね。
西沢さんの最新作と妹島さんの初期作が同時に見られるなんてすごい場所だよ熊本!

もう30年前の建物なので、SANAA建築あるあるの朽ちて汚くなってるのではという心配はありましたが、多少の劣化はあるものの思っていたより綺麗でした。
岐阜のIAMASがあまりにひどかったので。。。
メンテナンスが行き届いてるのかもしれません。
「美」を売ってる会社の寮が汚かったら説得力ないですもんねw

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異素材の組み合わせが面白かったです。
あとびっくりなのが、「くまもとアートポリス」の一環ということもあってキャプションが付いてた!
建築にキャプションが付いてるのすごい。
これ全有名建築につけてほしい笑

ところで、興奮して写真撮りまくってたら、コンビニから出てきた人に話しかけられました。。。

「あのぉ、ここの住民なんですが何かありましたか?」

ただの建築フリークなんですごめんなさいと謝り倒しました。。。
中が見たいとこんなことしてたらそりゃ警戒しますよね。。。
女子寮だということをすっかり忘れておりました。。。ごめんなさい。。。
ちなみに話しかけてきた方はどえらいお美しい方でした。。。!

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熊本駅東口駅前広場 by 西沢立衛

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九州へ行ってまいりました。百合子様に怒られちゃいますね。。。
福岡、熊本、大分と回ってきたのですが、福岡は3年ぶり、熊本は16年ぶり、大分に至っては小学生の家族旅行以来となりました。
まずは熊本。
16年前、このブログを始めた頃に行ったのですね。こちら。若い!

最初の目的は熊本駅東口を出てすぐにある西沢立衛による屋根!
ちょっと前までは「しゃもじ」と呼ばれていた屋根があったのですが何故か撤去され、つい先日新しい屋根が完成したそうです。こちら
撤去理由は、「2017年の熊本地震の教訓から広場のレイアウトを見直す必要性が生じた」とのことですが、新たに駅をデザインした安藤忠雄が撤去させたのではと勝手に妄想してますw
そう、新しい駅は安藤忠雄なんですが、こちらは特にノーコメント。
新屋根は「羽衣」のように宙をたゆたうようで、2009年のサーペンタインを思い出します。こちら
先日訪れた庄銀タクトも屋根が特徴的ですが、すごく重い印象。
対してこちらは本当に屋根だけなので、純粋にデザインできてる感じがします。
上から見ると無骨な感じですが、真価は屋根の下に入ってみるとわかります。

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うーん、いいですねぇ。反射が美しい。
この日は雨だったので普通に助かりましたw

ちなみにこれは伊東豊雄さんがコミッショナーを務める「くまもとアートポリス」の一環だそう。
パートナーの妹島さんはこの後紹介する「再春館製薬女子寮」を1991年に同事業により建ててます。
コミッショナーの伊東さんは1991年に八代市立博物館を建ててます。
本当はそれも観に行きたかったんだけどコロナにより休館してた。。。
そんなとこ誰も来ねえだろうが!!とは口が裂けても言えない。
現代美術館も休館で、現代美術なんて誰も観ねえだろうが!とは(略)


ところで先日うちの店の近くの新宿5丁目にコスメの店ができて、何故か1階が西沢立衛デザインらしい。
コスメなので中は入れなかったけれど、外から。詳しくはこちら

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OGATAYAMA

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一昨年ぐらいにお客さんから聞いてずっと気になってた建築がありました。

「OGATAYAMA」

個人邸らしいのだけど、見学ができて、なんだったらご飯も頼めて、一日過ごせるらしい。。。
そのお客さんは実際一日そこで過ごしたらしい。
仙台の郊外、というか山奥にあるらしいと聞いていて、いつか!と思ってました。
そしてそのいつかが来ました!

僕が行く日はポップアップショップがやってて、普段の建築ツアーがなかったのだけど、まあそっちの方が気楽かな、とも思い申し込みました。
仙台駅から南北線の終点「泉中央」まで行き、そこから「泉岳自然ふれあい行」のバスに乗り、フリー乗降システム(言ったところで降ろしてくれる!)で「カフェモンタナ前で」と運転手さんに告げ、半信半疑のままバスに揺られること40分。本当にカフェモンタナの前で降ろしてくれました。
そこから車で迎えに来てくれるということなんだけど、これがその風景。不安しかない。

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やーーー、この感覚!!
ズントー巡りとかしてる時のホンマかいなっていう感覚久々に味わいました。
日本でこれが味わえるとは!刺激的!
とりあえず待ち合わせの時間まで待ってみるも車は来ず。。。
そこから10分して歩こうかと思い立ったところに来てくださいました!
車でこんな道!?ってとこ通り抜けながら10分弱。
ようやくたどり着きました!!!
ご覧ください!!
これが「OGATAYAMA」です!!!

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お分りいただけるでしょうか、このすごさ。。。
遺跡!?のような感覚というか。
ポップアップの方にこの建築の主である尾形さんがいらっしゃったのでお話を聞くと、建ったのは3年ほど前で、最初はミースのファンズワース邸のようなガラスの矩形で考えてたけど、段々この自然に合わせるように洞窟のようなものになっていったのだとか。
この尾形さんというのは家具や内装を中心にデザインされてる方で、実際この家の奥には工房もあったります。
その尾形さんが自らデザインされたのがこの「OGATAYAMA」だそう。
最近になって新建築でも取り上げられたけど、それは誤情報だそう。
新建築には「House O 設計:アトリエ海」となってるんだけど、実際の設計は尾形さん自身らしい。

それにしてもこのセルフビルド感すごい。。。
このコンクリの表面が異常なんですよね。
なんでも、工法的には盛り土でドームを形成してそこにコンクリを流すのがシンプルなんだけど、これだけの土を運び込むのが場所的に大変なので、足場を組んで、その上に土を持って、さらにその上に布やらアルミ板やら土囊袋を被せてコンクリートを流し込んだためにこんなテクスチャーになったらしい。
最終的にその布とか剥がすの超大変だったらしい笑
土囊袋の印刷まで転写されててその大変さはなんとなく分ります笑
ちなみにこの工法、石上純也や西沢立衛にも伝授したそうです。。。

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やー、本当にすごかった。。。行けてよかった。。。
普段は建築ツアーもやってくれるみたいです。
現在コロナで1日1組の予約のみです。こちら
仙台からかなり遠いけれど建築好きはぜひ行くべし!
ちなみにバスが相当ないので車があればベター。
帰りは歩いてモンタナまで行って時間を潰して帰りました。。。
それにしてもモンタナもシュールだったなぁ。。。

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ところで仙台では聖地せんだいメディアテークへ。
残念ながらまん防により閉まってましたがファサードだけ拝ませていただきました。
今年でちょうど20年なんですね。感慨深い。。。

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東北旅は以上!
来年は青森行かねば!

土門拳記念館 by 谷口吉生

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以前から行きたかった酒田にある土門拳記念館。
写真の講義をやってたこともあり、行くタイミングとしてはバッチリでした。
しかもちょうど亀倉雄策との二人展が始まってて最高でした!
二人は戦前日本工房で一緒だったんですよね。
その辺の詳しいことは僕の講義聞いてください笑 こちら
亀倉の代表作であるオリンピックや広島のポスターも観られて、土門の「筑豊のこどもたち」などの代表作も観られてラッキーすぎた。

そして、この建築。
1983年開館で、僕と同い年なんですよね。
谷口建築のすごいところは、年月を経ても全然汚くならないんですよ。
しかもこんな雪国なのに。。。アラフォーでこの美しさは異常。どうなってるんだ???
SANAAの90年代の建物とか見れたもんじゃないんだけど。。。
直線のみの神殿のような造りですが、嫌なモダニズムを感じさせないのもすごい。
そして写真に撮るといちいちきまるんですよね。
谷口吉生。本当に異常な建築家だな、と改めて思いました。。。

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ちなみに酒田は鶴岡から電車で30分ほど。
さらに土門拳記念館は酒田駅からバスで20分ぐらいのところにあります。こちら

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ところで酒田にはケルンというバーがあって、井山さんという90歳を超えるバーテンダーの方が作る「雪国」というカクテルを飲みたかったのです。
映画になる程世界的に有名なスタンダードカクテル。
ご存命のうちにどうしても飲みたかったのですが、行ったら閉まってた号泣
コロナだし、仕方ないですね。。。
あぁ、のみたかったよーーー

スイデンテラス by 坂茂

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鶴岡最大の目的は坂茂設計のホテル、スイデンテラスです!
名前の通り水田の上に建つホテル。
鴨もいます。

とりあえず周囲をぐるっと。
周囲は本当に何もなくて、よくこんなところに建てようと思ったな、と。
実際駅から歩くと30分弱かかります。。。
ドームは温泉。
遠くには雪をかぶった月山が見えます。美しい庄内平野。

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全体の構成はこんな感じ。
メインの共用棟があり、ここにフロントやライブラリー、ショップにレストランがあります。
そこから渡り廊下で宿泊部屋のあるG棟、H棟、Y棟へ。(何でABCじゃないのか謎)
G棟には図書室やバーがあり、温泉に繋がってます。

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中へ。坂茂ワールド全開!!!
受付の鍵ボックスが紙管でかわいい!!!

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一寸の隙もなくデザインされてる。。。
素泊まりだったのでレストランは外から笑

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ショップとライブラリー、からのテラス。

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お宿はH棟。共用棟から渡り廊下で。

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お部屋。入った途端に声が出ました笑 最高!!!
ねえ、これで素泊まりとはいえ7560円って安すぎません????

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この値段で温泉も付いてます。水田越しの夜風に吹かれながらの露天風呂最高でした。
てことで温泉のあるG棟へ。こちらには図書室やバーもあります。
図書室の選書も素敵。
バーはセルフ式なので少し残念でした。。。

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夜。美しすぎる。。。。。

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本当に最高でした!!!
駅から少し遠いのが難点ですが、それを差し引いても最高。
そもそもデザインホテルでこの値段はすごい。。。
また泊まりたいホテルです。オススメ!こちら
建築も素晴らしかった。
スイスにできたSWATCHの本社ビルとか豊田にできる博物館とか最近の坂さんノリにノってますね。
富士宮にある静岡県富士山世界遺産センターも行ってみたい。
今月は大分県立美術館に行くので楽しみです。

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庄銀タクト鶴岡 by SANAA

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突然思い立って先月山形に行って来ました。初山形!
それも山形市はスルーで日本海側の町、鶴岡と酒田です。
鶴岡での最初の目的はSANAAによるこの会館です。
この10年ぐらいSANAAは屋根の造形に力を入れてる感がありますが、その極め付けな感じがします。
ぱっと見ゲーリーに見えなくもない造形です。
でも正直イマイチでした。。。
ゲーリーやOMAのような突き抜け感が足りないんですよね。。。
後、SANAAの時折見せるプレハブ感が好きじゃないです。
屋根の裏側の感じとか、中のように木で連続させられなかったのか。
無理矢理ひねってる感がすごくて、エレガンスに欠けるというか。。。
まあ、見られてよかったですが。
ちょっと最近のSANAAは今ひとつピンと来ないですね。

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